鈴木 秀男

SUZUKI Hideo
  • 教授
  • 専門科目
学 位
博士(理学)
専門分野
情報数理
数学理論と情報科学を融合した新しい理論体系に基づき、連立代数方程式の根の振る舞いを研究するとともに、代数系の証明支援システムの構築に関する研究にも携わってきた。また、新しいアイデアに基づく、高速マッチング法に関する特許を取得している。近年では、文部科学省の大学COC事業に関連して、小学生から高齢者までの幅広い層が安心・安全に利用することができ、「目で見て分かる、触って操作して楽しめる」教育用教材を多数開発している。

学生へのメッセージ

突然ですが、2次方程式 x^2-3x+2=0 は解けますか?高校の数Iで学習したとおり、x=1, x=2となります。みなさんは、どのような過程を経て答にたどり着きましたか?因数分解を使った人、解の公式を使った人、グラフを描いてx軸との交点を求めた人など、色々な考え方があるかと思います。それでは、x^2+1=0 は解けますか?もちろん、問題なく解けた人もいるかと思いますが、中には、「あれっ」と思った人もいるのではないでしょうか?その「あれっ」と思う好奇心や興味を大事にしてください。好奇心や興味を持った人は、自分で調べてください。きっと、新しい発見が待っていることでしょう。
解けないのではなく、知らないだけのことも多いのではないでしょうか。情報技術は日進月歩の技術分野です。色々なことに、興味を持ち好奇心を示すことで、多くの知識や技術を身に付けてください。

教員データ

教育能力に関する事項

1.教育方法の実践例

  • 企業団体における人材育成及びセミナーの企画立案から実践
  • 就職対策のための意識改革カリキュラムの作成
  • 地域での課題解決学習/体験学習の企画立案から実践
  • 工学分野とデザイン分野を融合した教育カリキュラムの作成から実践
  • 高等学校での数学分野における特別講義
  • 高校生への体験授業
  • ものづくり体験教室
  • 小学校への出張講義
  • Web解答システムの構築

 

2.作成した教科書、教材

  • 電子計算機システム利用の手引き
  • UNIXシェルプログラミング-例題による基本編-
  • 文書処理システムLaTeX入門
  • 情報システム利用の手引き
  • C言語の実践的利用法
  • C言語の基礎
  • 情報システム回路入門
  • 組込み演習
  • 基礎学力講座・数学
  • 微分積分1
  • 微分積分2
  • 線形代数1
  • 線形代数2
  • プログラミング言語
  • ICT応用
職務実績に関する事項
  • 高等学校教諭2級普通免許状(数学)
  • 高等学校教諭1級普通免許状(数学)
研究テーマ
  • 連立代数方程式の根の振る舞いに関する研究
    「挟み込み計算」「近接根の分離と擬局所化」「高精度計算」「超高分解能計算」「一次分数変換」等の理論的な解析と実用に関する解析
  • 証明支援システムの構築に関する研究
    インターフェース、知識データベース、検証アルゴリズム、分散証明の開発
  • 教育用教材の開発
    プログラミングを意識した教育用教材の開発、地域と連携したものづくり教材の開発
所属学会

情報処理学会、日本応用数理学会

研究活動または実務経験
  • 1993年4月~2015年3月
    「連立代数方程式の根の振る舞い」及び「証明支援システムの構築」に関する共同研究
    日本大学、東京理科大学、電気通信大学、計算論理研究所などと連携しながら共同研究を行う。同時に、大学院生(博士課程・修士課程)の研究指導とゼミの指導を担当。
  • 1996年4月~1999年3月
    「遺伝的アルゴリズムの工学的応用に関する研究」
    都立産業技術専門校の教員と連携しながら共同研究を行う。
  • 2004年4月~2011年3月
    「グリッドコンピューティングの構築」、「クラスタコンピューティングの構築」
    民間企業と共同で学内PCを用いたハイパフォーマンスコンピューティング環境を構築し、性能の評価を行う。
  • 2003年4月~2009年3月
    「メニュー管理システムの作成」、「会員情報閲覧システム」、「サーバー構築と初期メンテナンス」、「書籍管理システムの作成」
    地元商店街との連携で、個別のシステム開発を行う。
  • 2009年4月~2011年3月
    「ARMアーキテクチャの性能評価」
    企業からの依頼でデータ処理における性能評価試験を行う。
  • 2015年4月~2020年3月
    「地域連携における地域活性化活動」
    地元自治体と連携して、地域が抱える問題を工学的手法に基づき、解決するための手法を研究。
研究業績【論文】
  • The Multiplicity of a solution of System of Algebraic Equations
    共著 査読有 1992年7月 Proc. of the 1992 International Workshop on Mathematics Mechanization, Mathematics Mechanization Research Center, International Academic Publishers, pp.53-64
  • 分数変換による近接根の分離について
    共著 1993年10月 日本数式処理学会 学会誌 Vol.2,No.2 pp.2-7
  • The multiplicity of a solution to a system of algebraic equations II
    共著 査読有 1994年1月 Proc. of the 1994 Winter Workshop on Computer Algebra, Japan Society for Symbolic and Algebraic Computation pp.11-15
  • Separation of close roots by linear fractional transformation
    共著 査読有 1995年8月 Proc. of the 1995 ASIAN symposium on Computer mathematics, Scientists Incorporated pp.1-10
  • 一次分数変換を利用した近接根の分離方法とその誤差について
    共著 査読有1997年2月 情報処理学会 論文誌 Vol.38,No.2 pp.180-191
  • Numerical calculation of the multiplicity of a solution to algebraic equations
    共著 査読有 1998年1月 Mathematics of Computation, Vol.67,No.221 American Mathematical Society pp.257-270
  • 一次分数変換を利用した連立代数方程式の近接根の分離と擬局所化における誤差について
    共著 査読有 1999年12月 情報処理学会 論文誌 Vol.40,No.12 pp.4178-4192
  • Notes on formalizing induction on the number of sets
    共著 査読有 2002年7月 Second Workshop on the Role of Automated Deduction in Mathematics:RADM In Conjunction with CADE-18 pp.11-23
  • Rings and Modules in Isabelle/HOL
    共著 査読有 2003年9月 Proc. of Calculemus 2003, 11th Symposium on the Integration of Symbolic Computation and Mechanized Reasoning pp.124-129
  • ホモトピー法のパラメータに一次分数変換を適用した近接根問題の解法について
    共著 査読有 2003年12月 情報処理学会 論文誌 Vol.44,No.12 pp.3112-3122
  • 一次分数変換を利用した連立代数方程式の数値解法に関する研究
    単著 2004年9月 日本大学理工学研究所 所報 Vol.105 pp.64-66
  • Formalization of Hensel’s Lemma
    共著 査読有 2005年2月 Theorem Proving In Higher Order Logics Oxford University Computing Laboratory PRG-RR-05-02,pp.114-127
  • A Web Search System for Theorems
    共著 査読有 2006年4月 Proc. of the Thirteenth Workshop on Automated Reasoning, pp.15-16
  • An Implementation of a Database System for Theorem Search
    共著 査読有 2006年7月 Proc. of the First International Conference on Computer Science & Education pp.287-288
  • Design of a Proof Information System Based on Isabelle
    共著 査読有 2006年12月 Computer and Information technology, Computer Society of Anhui Province of China pp.21-23
  • Construction of a Database System based on SuperSQL-The First Report on Algebraic Description and Retrieval System-
    共著 査読有2011年8月 The 3rd International Workshop with Mentors on Databases iDB Workshop 2011 Ritsumeikan University pp22-28
  • 近接根問題におけるホモトピーパスの曲率について
    単著 査読有 2017年3月 日本文理大学紀要 45巻第1号 pp.1-9
研究業績【その他】
  • Zeuthen's Ruleについて
    共著 1991年5月 京都大学数理解析研究所 講究録753 数式処理と数学研究への応用 pp.22-27
  • 連立代数方程式の解の重複度
    共著 1992年6月 京都大学数理解析研究所 講究録787 非線形問題の数値解析 pp.2-7
  • 連立代数方程式の解の重複度
    共著 1993年6月 京都大学数理解析研究所 講究録831 精度保証付き数値計算法とその応用 pp.1-20
  • 分数変換による近接根の分離
    共著 1995年8月 数理科学講究録刊行会 数理科学講究録920 数式処理における理論とその応用の研究 pp.202-215
  • 一次分数変換を利用した1変数代数方程式の近接根の分離
    共著 1995年9月 情報処理学会 第51回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.3-4
  • 一次分数変換を利用した連立代数方程式の高精度計算法
    共著 1996年9月 情報処理学会 第53回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.63-64
  • Ring Story
    共著 1997年4月 京都大学数理解析研究所 講究録986 数式処理における理論と応用の研究 pp.73-76
  • 連立代数方程式の近接根の分離と擬局所化の可能性について
    共著 1997年4月 京都大学数理解析研究所 講究録986 数式処理における理論と応用の研究 pp.136-146
  • 連立代数方程式の数値解法における初期値探索に関する一考察
    共著 1997年9月 情報処理学会 第55回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.74-75
  • 連立代数方程式の擬局所化の過程で生じる誤差について
    共著 1997年9月 情報処理学会 第55回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.72-73
  • 連立代数方程式の擬局所化の過程で生じる誤差についての報告
    共著 1997年10月 日本数式処理学会 学会誌 Vol.6,No.1 pp.39-40
  • 連立代数方程式の減次の可能性について
    共著 1998年4月 京都大学数理解析研究所 講究録1038 数式処理における理論と応用の研究 pp.8-16
  • 連立代数方程式の数値解法における初期値探索の効率化について
    共著 1998年10月 情報処理学会 第57回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.8-9
  • 連立代数方程式の数値解法における一次分数変換の新たな適用について
    共著 1998年10月 情報処理学会 第57回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.6-7
  • ホモトピー法への一次分数変換の適用法について
    共著 1999年9月 情報処理学会 第59回全国大会 講演論文集 第1巻 pp.95-96
  • A Machine Proof of the Proposition "Ideal ⊆∪iPrimeIdeali ⇒ Ideal ⊆PrimeIdeali "
    共著 2002年11月 京都大学数理解析研究所 講究録1295 Computer Algebra - Algorithms, Implementations and Applications pp.42-50
  • A Relation between a Group and a Ring
    共著 2003年7月 京都大学数理解析研究所 講究録1335 Computer Algebra - Algorithms, Implementations and Applications pp.13-19
  • 代数の自動証明を目的とした分散システム
    共著 2003年9月 情報処理学会 情報科学フォーラム FIT2003 講演論文集 第2分冊 pp.307-308
  • 証明データベースの実装について
    共著 2003年10月 日本数式処理学会 学会誌 Vol.10, No.2 pp.4-5
  • グリッドコンピューティングを用いた連立代数方程式の解法-根の振る舞いの解析に向けて-
    共著 2004年9月 情報処理学会 情報科学技術フォーラム FIT2004 講演論文集 第1分冊 pp.33-34
  • Formalization of the valuation theory
    共著 2005年6月 京都大学数理解析研究所 講究録1437 pp.21-28
  • The Implementation of a Proof Search System for Isabelle
    共著 2005年9月 情報処理学会 情報科学技術フォーラム FIT2005 講演論文集 第2分冊 pp.251-252
  • On the Implementation Of Isabelle Theorem Prover’s Proof Database
    共著 2005年9月 日本応用数理学会 2005年度年会 講演予稿集 pp.374-375
  • グリッドコンピューティングを用いた「挟み込み計算」の解法-根の振る舞いの解析に向けて-
    共著 2006年3月 情報処理学会 第68回全国大会 講演論文集 第1分冊 pp.87-88
  • Constructing and Using a Web Service to Find Theorems
    共著 2006年9月 情報処理学会 情報科学技術フォーラム FIT2006 講演論文集 第2分冊 pp.283-286
  • Retrieving theorems for Isabelle Theorem Prover
    共著 2006年9月 日本応用数理学会 2006年度年会 講演予稿集 pp.214-215
  • A Strict Selection Method for Theorem Search
    共著 2006年11月 50th Scientific Lecture of Science and Technology of Nihon University
  • 半自動証明系Isabelleにおける証明過程の再利用について
    共著 2007年9月 電気情報通信学会 2007年 ソサエティ大会 講演論文集 pp.147
  • ホモトピー法のパラメータに一次分数変換を適用したホモトピーパスの視覚化
    共著 2009年3月 情報処理学会 第71回全国大会 講演論文集 pp.271-272
  • SuperSQLを利用したデータベースシステムの構築と現状の問題点
    共著 2011年9月 情報処理学会 情報科学技術フォーラム FIT2011 講演論文集 第2分冊 pp.187-188
  • 徘徊老人の位置検出システムのための画像処理ソフトの開発
    共著 2016年3月 大学COC事業報告書
  • 積極的アプローチによる,多様な学習者に対応した学習者支援環境の研究-振り返り学習との比較-
    共著 2016年 教育システム情報学会 全国大会 講演論文集
  • 積極的アプローチによる,多様な学習者に対応した学習者支援環境の研究-試行報告-
    共著 2016年10月 電子情報通信学会 技術研究報告 pp.33-38
  • 積極的アプローチによる,多様な学習者に対応した学習者支援環境の研究-複数授業での連携に向けて-
    共著 2017年 教育システム情報学会 全国大会 講演論文集
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2017年3月 大学COC事業報告書
  • 徘徊老人の位置検出システムのための画像処理ソフトの開発
    共著 2017年11月 日本文理大学紀要 45巻第2号・第46巻合併号 pp.17-21
  • 組込み分野とデザイン分野を融合したものづくりに関する教材開発
    共著 2017年11月 日本文理大学紀要 45巻第2号・第46巻合併号 pp.229-238
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2017年11月 日本文理大学紀要 45巻第2号・第46巻合併号 pp.41-45
  • 歩行特徴を用いた個人識別の検討
    共著 2017年11月 日本文理大学紀要 45巻第2号・第46巻合併号 pp.121-127
  • 積極的アプローチによる,多様な学習者に対応した学習者支援環境の研究~これまでの取り組みと,これからの取り組みについて~
    共著 2017年11月 日本文理大学紀要 45巻第2号・第46巻合併号 pp.111-119
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2018年3月 大学COC事業報告書
  • フレームレートを考慮した歩行特徴抽出のための歩行画像の検討
    共著 2018年10月 日本文理大学紀要 46巻第2号 pp.53-58
  • 微分積分と線形代数の教育方法改善
    共著 2018年10月 日本文理大学紀要 46巻第2号 pp.89-93
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2019年3月 大学COC事業報告書
  • 大学COC事業(徘徊老人の位置検出システムのための画像処理ソフトの開発、高齢者向けものづくり教材の開発、新聞掲載等)
    共著 2019年3月 日本文理大学 「地(知)の拠点整備事業」 成果報告書
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2020年1月 大学等による「おおいた創生」推進協議会 実践型地域活動事業 実施報告書
  • 高齢者向けものづくり教材の開発
    共著 2020年2月 大分創成シンポジウム ポスターセッション
その他研究助成財団からの研究助成金採択歴

研究代表者

  • 2015年度
    文部科学省 地(知)の拠点整備事業 「徘徊老人の位置検出システムのための画像処理ソフトの開発」
  • 2016年度
    文部科学省 地(知)の拠点整備事業 「高齢者向けものづくり教材の開発」
  • 2017年度
    文部科学省 地(知)の拠点整備事業 「高齢者向けものづくり教材の開発」
  • 2018年度
    文部科学省 地(知)の拠点整備事業 「高齢者向けものづくり教材の開発」
  • 2019年度
    大分県 地域活性化事業 「高齢者向けものづくり教材の開発」

 

研究分担者

  • 2016年度
    文部科学省 地(知)の拠点整備事業 「徘徊老人の位置検出システムのための画像処理ソフトの開発」
共同研究費採択歴
  • 2015年度
    日本文理大学 教育改革推進事業 「組込み分野とデザイン分野を融合したものづくりに関する教材開発」
特許

高速マッチング法
特許番号:第4565064号
登録日:平成22年8月13日