持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界をめざす国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
株式会社サイバー大学 SDGs宣言
国際連合が2015年に設定した、2030年までに持続可能でよりよい世界をめざす国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」は、全世界が直面している解決すべき17の目標と169のターゲット、232の指標から構成されています。
株式会社サイバー大学は、「情報革命で人々に学習の機会を」を経営理念に掲げ、目標4である「質の高い教育をみんなに」に対し、デジタルテクノロジーを駆使して、「いつでも」「どこでも」、そして「誰でも」授業が受けられる「開かれた大学」としてこれからも運営していきます。
「開かれた大学」とは、すなわち年齢や過去の学歴、現在の職業や生活環境に関わらず、勉学に意欲のある人々に学修の機会を提供する高等教育機関です。これまでジェンダーデバイドが存在していたと思われる教育分野においても、これを積極的に解消するため、生涯に渡って誰でも希望する教育を受けられるよう、目標5である「ジェンダー平等の実現」に向けて努力します。
株式会社サイバー大学は、自ら教育機関として開発・運用しているデジタルテクノロジーを広く企業や他の教育機関とも共有して、目標17の「パートナーシップで目標を達成」していきます。
株式会社サイバー大学は、以上の目標を達成し続ける指針として、SDGsの理念である、「Inclusion(包摂性)」と「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)」を完全に共有します。
学長メッセージ
“Leave No One Behind” (誰一人取り残さない)への取り組み
コロナ感染症が蔓延する前、本学で通常の卒業式を執り行っていたころです。ご存知の通り、本学ではすべての授業がオンラインで行われるので、卒業式で初めて対面でお会いする卒業生も少なくありません。中には付き添いの方と一緒に、車椅子やどう見てもストレッチャーとしか思えない台に乗って参列している卒業生もいました。
式次第が終わり、こうした卒業生やご家族の方々とお話しする機会がありますが、その際に少なからぬ頻度でお聞きするのが、「サイバー大学がなかったら、ウチの子は大学に行けなかった」、あるいは「サイバー大学は(数ある大学に入学を断られた結果の)最後の大学だった」という意味のことです。
オンライン教育、それも本学が行っているようなオンデマンドによるオンライン授業では、時間割で決められている授業時間の規定や登校のための交通機関による移動や授業と授業の間の学内の移動もありません。
フルオンライン大学の意味を私が本当に理解したのは、こうした卒業式での会話からでした。
SDGsの理念である、「Inclusion(包摂性)」と「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)」をサイバー大学は開学時から理念として持ち続けています。
サイバー大学学長 川原 洋
福岡市Well-being&SDGs登録制度
株式会社サイバー大学のSDGsに関する取り組みが認められ、福岡市Well-being&SDGs登録制度における「マスター」に登録されています。
福岡市Well-being&SDGs登録制度とは、福岡市における「暮らしの満足度の向上」と「持続可能な環境・社会・経済」の実現を目的として、働く人のWell-being(※)の向上とSDGsの達成に向けて取り組む事業者等を、福岡市が応援する制度です。
※ Well-being(ウェルビーイング)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、人々の満足度や充実、幸せなどを表すものです。