修学支援の特長・取り組み

サイバー大学で学ぶということ

本学は、独自のeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」によって受講する時間や場所を問わない自由な学修環境を提供しています。そのため、精神的・身体的疾患等で不安を抱えている方でも、心理的安全性が確保しやすい状態で受講することができます。それでも、受講に支障をきたす可能性がある場合は学修支援として「授業考慮」を行っているほか、学生相談窓口やキャリアサポートセンターとの連携等、さまざまな側面から学生の支援を行っています。

本学の特長を活かして実現した多様な学び方

身体に負担のない学修環境での学びを実現
身体に負担のない学修環境での学びを実現
学生の声:齋藤 弥生さん
通学困難の課題を克服
通学困難の課題を克服
学生の声:永井 杏実さん
体調に合わせた学びとアルバイトの両立
体調に合わせた学びとアルバイトの両立
学生の声:普輪崎 冴子さん
自分のペースで学修スタイルを確立
自分のペースで学修スタイルを確立
学生の声:服部 日香さん

授業考慮について

サイバー大学では、日々の受講、レポート提出、期末試験、成績の確認まで、すべてをCloud Campusで行います。
いつでも、どこからでも受講できるという特長によって学び方の自由度も高く、受講を進めやすい環境が整っていますが、精神的・身体的疾患により受講に支障をきたす恐れがある学生に対しては、それぞれの課題形式、期末試験形式別に以下の授業考慮を実施しています。(原則として診断書等の提出が必要となります)
症状および困りごとの程度は個人で異なるため、不安のある方は随時相談を受け付けています。

Point
サイバー大学の授業について

・1回の授業は、授業の視聴と課題の提出(遅刻可)によって「出席(扱い)」となります。
・1回の授業の出席認定期間は約2週間です。出席認定期間終了後の受講も認められますが、「遅刻出席」となり、得点から10%減点されます。

授業課題の種類と考慮の内容例

課題の種類

課題の内容

授業考慮の有無

考慮の内容例

小テスト

各回の理解を問う設問に回答していく課題
(主に選択式)

×

開講期間中に十分な受講期間を設けているため対象外です。

レポート

パソコンで作成したレポートをCloud Campus上から提出する課題
(レポート作成にかかる時間は問わない)

提出期間を2週間から期末試験終了日まで延長します。

ディベート

Cloud Campus上で掲示板に自分の意見等を投稿し、受講生同士もしくは教員、TAと議論を行う課題

グループレッスン(英語科目)     

リーディング・リスニング・スピーキング習得のためにオンライン上で対面で行う課題

申請状況に応じて、別途課題等をご連絡します。

プレゼンテーション(一部の演習科目)

学生が発表者となり、Cloud Campusの機能を利用して動画コンテンツを制作する課題(動画撮影では顔出し、声出しが求められる)

申請状況に応じて、発声なしのスライド作成や顔出しなしでの発表方法をご連絡します。

  • 申請内容に基づき、合理的な範囲において考慮内容を決定いたします。
  • 「小テスト」の出席認定期間は概ね2週間ですが、期末試験終了日までの実施(遅刻減点あり)が認められており、最大5回まで受験可能です。

期末試験の種類と考慮の内容例

期末試験の種類

期末試験の内容

授業考慮の有無

考慮の内容例

Webテスト形式        

回答に制限時間(90分~120分)が設けられており、期末試験受験期間に1回だけ受験ができる試験

制限時間なしのWebテストを実施します。締め切り日の延長はありません。

レポート形式

期末試験期間内に完成したレポートをCloud Campus上から提出する試験
(レポート作成にかかる時間は問わない)

提出期間を追試験終了日まで延長します。(追試験期間に準ずる)

  • 申請内容に基づき、合理的な範囲において考慮内容を決定いたします。

授業考慮の詳細は以下のPDFをご覧ください。

授業考慮の申請方法

  1. 学期ごと(学期が始まる前)に申請が必要です。Cloud Campusのお知らせや大学メールアドレスで周知しますので、考慮が必要な方は、手順に沿ってWeb上の専用申請フォームから申請してください。
  2. 専用申請フォーム上で、以下のいずれかの書類をアップロードしてください。
    ・医師の診断書
    ・各種障がい者手帳
    ※郵送でのご提出も可能です。
  3. 開講後、1か月以内に大学メールアドレス宛に当該学期の考慮内容を通知します。

心理支援・キャリア支援との連携について

在学中のさまざまな心身に関する悩みや不安に関する相談は学生相談窓口がサポートを行い、卒業後の進路に関するサポートはキャリアサポートセンターがサポートを行います。各窓口は連携して学生をサポートしており、入学から卒業までの支援体制を整備しています。

メンタルヘルス不調による受講困難からの回復支援事例

01 心理支援の開始(学生相談窓口)

身近な人との関係に悩み、メンタルヘルス不調により受講困難
→ 心を落ち着かせるセルフケアの方法を一緒に模索

02 認知や不安の整理(学生相談窓口)

「できていないこと」に着目してしまい受講や課題が進まない
→ その時の認知や不安について整理し、どうすれば行動できるかを一緒に模索

03 キャリア支援の開始(キャリアサポートセンター)

メンタルヘルスの回復が認められたため、卒業後の進路について考えたい
→ 障がい者雇用に関する情報提供

問い合わせ先

お問い合わせは、以下のサイバー大学 教務課までご連絡ください。

サイバー大学 教務課

kyoumu@cyber-u.ac.jp