急速に変化するデジタル社会では、個々のスキルや知識を常にアップデートすることが求められています。サイバー大学は、リカレント教育を推進するため、フルオンラインの学修環境を整え、社会人がそれぞれの仕事やライフスタイルに合わせて学びやすい仕組みを提供しています。また、本学のマイクロクレデンシャル(特定分野の学修歴証明)を取り入れた教育プログラムは、在学中のみならず卒業後も学び直しに取り組みやすいよう設計されています。生涯にわたる学びの場として、サイバー大学は進化し続けています。
社会人の学び直し「リカレント教育」を推進
リカレント教育とは
「リカレント(recurrent)」とは、「繰り返す」「循環する」という意味です。リカレント教育とは、学校教育から一旦離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことを意味します。日本では、仕事を休まず学び直すスタイルもリカレント教育に含まれ、社会人になってからあらためて自分の仕事に関する専門的な知識やスキルを学ぶため、「社会人の学び直し」とも呼ばれます。
学び直しは、個人の働き方を充実させるものであり、現代社会の急速な変化に対応するために必要不可欠なものになりつつあります。特に、ITスキルは専門職に限らず、すべての職業において重要です。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためには、知識や技術を常に更新し、実践的に使いこなせる力が求められています。
リカレント教育に最適なデジタル大学での学修環境
リカレント教育の重要性が高まったことで、政府は社会人が働きながら学び直せる環境整備に乗り出しており、企業も社員が最新の知識や技術を身に付けるための支援を強化しています。しかし、今なお、時間や費用面の負担、柔軟な学習機会の不足といった課題が存在しています。
サイバー大学が推進するリカレント教育は、仕事との両立がしやすいことが特長です。通学を必要としないオンデマンド型の授業が学修の中心となるため、パソコンやスマートフォン等で時間や場所を選ばず学修を進められ、休職や退職をする必要がありません。また、実務家教員による授業が豊富なので、学んだ知識を実務にすぐに仕事に活かせる点もメリットです。
さらに、2007年の開学以降、長年にわたって蓄積されたノウハウをもとに充実したサポート体制が整備されており、これが学生の学びを支えています。この結果、通信制大学のなかでも高い履修継続率や卒業率にサポートの効果が現れています。そして、年代や職業等も異なる多様な学生が集い、互いに刺激しあうことで、豊かな学びの場が形成されています。
このように、サイバー大学ではデジタル社会における個人の市場価値を高めるために必要な、社会人のニーズを満たしたリカレント教育を提供しています。
サイバー大学のサポート体制
サイバー大学では、学生生活や学修、システムに対してそれぞれ専門スタッフを設ける等、充実のサポート体制を整えています。
卒業後も継続学修を支援
サイバー大学では、卒業後も学び続けることができる体制を整えています。特に、マイクロクレデンシャルを取り入れたカリキュラムは、学士号という恒久的な記録とは異なり、必要に応じて上位レベルの科目や最新知識を学び、学士号取得以降の学修歴を証明することができます。これにより、卒業生は日々変化するビジネス環境に応じたスキルを持ち続けることができます。
さらに、卒業生が科目等履修生として再入学する際には、金銭面での負担を軽減する優遇制度が用意されています。卒業後も学び続けることで、キャリア戦略を一層強化することが可能です。
履修証明プログラム
サイバー大学では社会人向けに短期間で専門スキルの修得をめざせる「履修証明プログラム」(特別課程)を開設しています。「ネットワークセキュリティ総合」「情報セキュリティ実践」「地域イノベーター育成」の3つのプログラムを用意しており、修了要件を満たすと、学校教育法に基づいた履修証明書を交付します。証明書は履歴書の学歴欄に公式に記載することが可能で、個人のスキルの証明が容易になり、キャリア形成への活用も期待できます。