通信制大学の大きな特長のひとつは、学生のやる気、目的意識の高さだと言っても過言ではありません。一度社会に出て、本当に勉強することの意味が分かり、必要な知識や資格が何かを考えて学び直しのために入ってくる学生が多いのが通信制大学ですから、やる気に満ちた学生が多いのは当然のことといえます。

通信制大学で学ぶ人に話を聞くと、「社会人ということもあり、自分で学費を払いながら学んでいるので、効率的に質の高い学びをしたい、できるだけ多くのことを学びたいと思っている」「遠くの通学制大学に行かなければ学べないと諦めていたことを通信制大学で学べるようになり、日々が充実している」と、学びへの熱意が感じられます。

学生の熱意は例えばスクーリングのときやインターネット上の書き込み等にはっきりと表れます。自宅学習が基本の通信制大学ですが、そうしたやる気のある仲間と一緒に学んでいるということを思うと負けていられないという気持ちになるものです。

授業も意識の高い学生のニーズに合わせて練り上げられていますから、密度の濃い授業を受けることができます。

カリキュラム自体が、必要とされる内容を体系立てて構成されているので、「何でこの授業を受ける必要があるのだろう?」という疑問を持つようなことはあまりないのではないのでしょうか。

また、自律的に学習を進めやすいようにカリキュラムが設計されているから、無理なく専門的な内容に進んでいくことができます。これまでまったく門外漢だった人がIT関係の専門的なノウハウを得たり、経営分析の深い知識を学ぶことができているのは、こうした無駄と無理のないカリキュラムのおかげです。

ほかの学生や先生の熱気を感じたいということが、4年制大学を出た人が再び通信制大学にチャレンジしようと考える動機のひとつにもなっているのです。


通信制大学についてゲーム形式で学ぼう!

選択した内容に応じて分岐する「インタラクティブ動画」です。通信制大学研究所の上原教授と本村研究員が通信制大学の気になるポイントを詳しく解説します。