専門テーマ「セキュリティ」とは

情報セキュリティ技術の利活用に必要な基本知識をはじめ、暗号、ハッシュ関数、疑似乱数生成等の基本概念や仕組みを学びます。習得した専門知識をもとに、典型的な攻撃者の行動と攻撃法の影響を評価し、それに対する一般的な対策法を提示できる応用力を身に付けます。

取得可能なオープンバッジ

セキュリティ:ゴールドバッジ

バッジ取得者が身に付けられる知識・スキル
「IT総合学基礎」バッジ、「テクノロジー基礎Ⅰ」「テクノロジー基礎Ⅱ」バッジのスキルにくわえ、以下の知識、技能を身に付けている。(ITSSレベル2相当)

・パソコン、スマートフォン、メール等の安全な利用に必要とされる知識や技能を身に付けている
・暗号、ハッシュ関数、擬似乱数生成等の基本概念や仕組みを学び、情報セキュリティ技術の利活用に必要な基本知識を身に付けている
・脅威や脆弱性の概念について学び、情報システムやネットワーク、組織などの安全な運営に必要とされる基本知識を身に付けている

取得条件

  1. テクノロジー基礎Ⅱ(シルバーバッジ)を取得済みであること
  2. 取得要件科目の単位をすべて修得済みであること

セキュリティ(卒業研究):プラチナバッジ

バッジ取得者が身に付けられる知識・スキル
体系的に学んだセキュリティのスキルを基に
・自らの問題意識や社会的課題に基づいたテーマの設定ができる(課題発見力)
・設定されたテーマについて 資料やデータを精査し調査できる (調査力)
・調査や分析、実験等で得られた結果と考察を適切に記述できる(批判的思考力)
・自身でまとめた内容を他のメンバーに説明し、全員でのグループディスカッションを通じて思考を高めることができる(プレゼンテーション力)
・典型的な攻撃者の行動と攻撃法の影響を評価し、それに対する一般的な対策法を提示できる(応用力)
(ITSSレベル2~3相当)

取得要件科目

ゼミナール(セキュリティ) ※2025年度春学期に開講予定

取得条件

  1. セキュリティ(ゴールドバッジ)を取得済みであること
  2. 取得要件科目の単位をすべて修得済みであること

科目PICK UP

情報セキュリティ応用

鈴木 耕二

本科目では、通信の暗号化や匿名通信網を始めとするネットワーク・セキュリティ技術、量子コンピュータによる暗号解読法や量子暗号、ブロックチェーンを用いた暗号通貨など、情報セキュリティに関連する最新の技術動向を学習する。上述のセキュリティ関連技術の学習に加え、近年急速に拡充しつつあるセキュリティ社会制度基盤や、サイバー攻撃/犯罪に関連する社会問題についても学ぶ。これらの学習を通じて、情報セキュリティ技術が私達の社会・経済に及ぼす影響を理解し、状況に応じた適切な情報セキュリティ対策を講ずる上で必要とされる知識を修得する。

情報セキュリティ応用

卒業時にめざせる進路 / 職業

テクノロジー系

セキュリティエンジニア

テクノロジー系

システム管理者

複数分野の掛け合わせによってめざせる人物像の例

人物像

情報セキュリティに強い経営者

人物像

マネジメントができるセキュリティエンジニア