専門テーマ「数学基礎」とは

IT人材としてデータを扱う基礎となる数学的基礎や、線形代数、微分積分、確率、統計等の計算スキルを学びます。

取得可能なオープンバッジ

数学基礎:シルバーバッジ

バッジ取得者が身に付けられる知識・スキル
「IT総合学基礎」バッジのスキルにくわえ、IT人材としてデータを扱う基礎となる、以下の数学的知識、計算スキルを身に付けている。(ITSSレベル1相当)

・線形代数、微分積分、確率、統計の実社会での応用例を理解し、説明できる
・平面ベクトル、空間ベクトル、行列の概念を理解し、ベクトルの内積や行列式、逆行列等を計算することができる
・極限、微分、積分の概念を理解し、初等的な関数について計算を行うことができる
・確率の考え方と役割を理解し、自然や社会の不確定な事象を考察することができる
・与えられたデータに対し、代表値や散布度等の基本統計量を算出し、データの傾向や特徴を表現することができる
・統計的な推測(推定と検定)の原理と方法を理解し、限られたデータから全体の特性を調査することができる

取得条件

  1. IT総合学基礎(ブロンズバッジ)を取得済みであること
  2. 取得要件科目の単位をすべて修得済みであること

科目PICK UP

ITとビジネスのための基礎数学

青山 暢

数学的思考は高度IT人材にとって必須のスキルであり、AIをはじめとする先端技術のベースに数学が使われているのはもちろんのこと、ビジネスでデータを客観的に分析するためにも数学は使われている。実際に、大量のデータを効率よく扱うためには線形代数の知識が必要であり、与えられた数式の値がどのように変化するかを考察するには微分・積分が有用である。本科目では、ビデオ講義とテキストベースの計算演習を通して、線形代数、微分・積分についての基礎知識および計算スキルを修得することを目指す。

ITとビジネスのための基礎数学