教員概要

松本 幸子
教授 専門科目

松本 幸子

MATSUMOTO Sachiko

学位

修士(理学)

専門分野

プログラミング教育、情報処理基礎教育

慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻修士課程修了。在学中にはコンピュータシミュレーションによる高分子系の統計力学的研究を行う。卒業後は、3次元CADシステム、構造解析ツール等の開発に従事。2008年4月よりサイバー大学IT総合学部において情報処理基礎教育、プログラミング教育に携わる。2023年4月より現職。

学生へのメッセージ

コンピュータはブラックボックスに見えるかもしれませんが、実はスイッチを直列か並列にした回路の組み合わせにすぎません。これでどのようにして複雑なシステムが実現されるのかを学び、ミクロからマクロまでを見通す楽しさを味わいましょう。また、人間が何気なくできることも、コンピュータに実行させるにはプログラムとして手順を示す必要があります。ところが、コンピュータには論理的思考しか通じないので、プログラミングには異文化理解のような面白さがあります。こうした、日常の常識から離れた思考体験を満喫しながら、自ら考え課題を解決していく力を身につけていってほしいと思います。

担当科目

教員データ

教育能力に関する事項
  • 2008年4月~2011年3月
    サイバー大学 IT総合学部 メンター
    「コンピュータ史」「コンピュータ進化論」「業務アプリケーションの進化」「楽しい数学演習」「3次元モデル入門」等の授業補助。
  • 2011年4月~2014年3月
    サイバー大学 IT総合学部 ティーチングアシスタント
    「コンピュータ入門」「ITのための基礎知識」「ビジネス事例から学ぶ統計入門」「コンピュータによる統計解析」「地理情報サイエンスの原理と応用」「リモートセンシングの原理と応用」「コンピュータグラフィックス入門」「ソフトウエア開発論」「アルゴリズム論演習」等の授業補助。
  • 2014年4月~2016年3月
    サイバー大学 IT総合学部 講師
    「(旧)情報処理のための基礎知識」 「アルゴリズム論」 「アルゴリズム論演習」を担当。
  • 2016年4月~2023年3月
    サイバー大学 IT総合学部 准教授
    「アルゴリズム論演習」(2016年4月~2017年3月) 、「アルゴリズム論」(2016年4月~2018年9月)、 「情報処理のための基礎知識」(2016年4月~)、 「Cプログラミング演習」(2017年4月~現在 )、「アルゴリズムとデータ構造」(2018年10月~現在)、「ゼミナール」(2020年4月~現在)を担当。
  • 2023年4月~現在
    サイバー大学 IT総合学部 教授
    「情報処理のための基礎知識」、「Cプログラミング演習」、「アルゴリズムとデータ構造」、「ゼミナール」を担当。
研究活動または実務経験
  • 1994年4月~1996年3月
    慶應義塾大学大学院 理工学研究科 物理学専攻 修士課程にて、モンテカルロ・シミュレーションによる高分子についての統計物理学的研究を行う。
  • 1996年4月~2008年3月
    2次元および3次元CADシステムの開発に参加。力学構造解析、3次元モデリングツールの設計開発に携わる。
研究業績【論文】
  1. Monte Carlo Study of Relaxation Modes of a Single Polymer Chain
    共著 査読有 Jounal of the Physical Society of Japan 1997年1月 Vol.66 No.6 p1631-1637
  2. Molecular Dynamics Study of Relaxation Modes of a Single Polymer Chain
    共著 査読有Jounal of the Physical Society of Japan 1997年6月 Vol.66 No.11 p3339-3405
  3. プログラミング教育における 「写経型演習先行-文法学習後行方式」の実践報告
    単著 査読無 サイバー大学『eラーニング研究』第11号、2022年12月 pp.23-37
研究業績【その他】

<学会発表>

  1. 高分子系の緩和モードⅠ
    共著 1995年9月 日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1995.3 巻 29a-S-7
  2. 高分子系の緩和モードⅡ
    共著 1995年9月 日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1995.3 巻 29a-S-8
  3. 高分子系の緩和モード ー拘束の効果ー
    共著 1996年3月 日本物理学会講演概要集. 年会 1996年 51.3 巻 1p-H-5
  4. 高分子系の緩和モード ー流体力学的相互作用の効果ー
    共著 1996年3月 日本物理学会講演概要集. 年会 1996年 51.3 巻 1p-H-6
関連リンク

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