サイバー大学での学修の集大成として、卒業研究科目の「ゼミナール」を4年次で履修します。卒研指導教員の指導の下で、専門性のある内容について調査や研究を行います。
ゼミナール
全学生が履修する必修科目で、教員ごとにテーマが決められています。各教員につき5~20名程度のグループ単位で開講され、輪講形式あるいは演習形式で実施しています。輪講は、通学制の大学でも卒業研究の中で行われることが多い形式で、各学生が論文や書籍を読み、理解した内容をそれぞれ順番に講義します。サイバー大学のゼミナールは学生、教員らが一堂に会するわけではなく、オンデマンド型(非同期型)で行います。
- 輪講形式あるいは
演習形式で実施
- オンデマンド型で
時間・場所の制約がない
- 学生によるプレゼンテーションも
学生自身で収録しオンデマンド配信
プレゼンテーションの収録には「Cloud Campus」のコンテンツ制作ツールを使います。パソコンとWebカメラ(内蔵カメラ含む)以外の専門機材やスキルは必要ありません。収録したプレゼンテーションの動画は同じゼミの学生に公開します。それを基に学生同士でディスカッションを重ねることで、理解の向上をはじめ、論理的思考力、コミュニケーション能力の向上につなげることができます。成果物として最終レポートを提出します。
ゼミナールのテーマ例
ゼミナールに取り組んだ卒業生の声
「私のIoTプロトタイプ構築法」ゼミナールでIoTシステムの基本系を再現
鵜池 久弥さん
ゼミナールでは、IoTのプロトタイプ(試作機)を製作しました。私はIoT初学者で電子工学の知識もなかったので、IoTシステムの基本系の再現をめざし「私のIoTプロトタイプ構築法」に取り組むことにしました。
「子どもがより良い将来選択をできるように」キャリア教育をテーマに研究
野口 千里さん
「キャリア教育」をテーマにしました。サイバー大学に入学する前にキャリアカウンセラーの資格を取っていたので、その経験を活かすことにしたのです。実際に親子で学ぶキャリア教育のワークショップを開き、参加者にアンケートを実施、子どものキャリア教育を行うことが、母親自身のキャリア観にいかに影響するかをまとめました。
卒業研究紹介
本学学生による卒業研究科目(特別研究)の研究タイトルをご紹介します。 ※2023年度秋学期入学者までを対象に開講