「私のIoTプロトタイプ構築法」ゼミナールでIoTシステムの基本系を再現

「私のIoTプロトタイプ構築法」ゼミナールでIoTシステムの基本系を再現

社会人学生卒業生卒業研究クリエイティブ男性40代

  • サービス業 / ビジネスプロデューサー

    鵜池 久弥さん

  • IoT  リカレント教育  

入学したきっかけを教えてください

ITのことが学べるテクノロジー系科目をはじめ、ビジネス系科目や教養科目も魅力的で、理論から実践まで全方位的に学習できる点が良いと感じました。また、各分野で活躍する教員の科目を履修することが可能で、体系的に学べる点も良いです。これまでの経験から、応用的で深い部分は理解できていても、基礎が抜け落ちている部分もありました。サイバー大学では、そういった基礎的な部分も補えるようにカリキュラムが整えられているので、非常に有意義な学生生活を過ごすことができました。

サイバー大学で培ったものはありますか?

受講を続ける中で、大学以外の場でも私が発する言葉の質の向上や参照する情報のソースがより学術的になっていることを実感しました。社会人学生として学んでいることで職場や取引先から一目置かれたり、発言力が高まる等、前向きな変化もあり、さらにインプットを増やしたいという意識も芽生えました。ビジネスプロデューサーは多岐にわたる領域を扱うため、データサイエンスやマネジメントの科目で学んだことも業務における幾多のアイデアにつながっています。覚えたことをすぐに実践できる環境があったというのも学びを深めるために非常に大きな要素でした。また、大学での学びをきっかけに、朝に時間をつくって継続的に勉強する習慣が身に付いたことも自分にとって大きな成果です。

ゼミナールはどのように選びましたか?

実際に機器を製作し、「ものづくり」の手触りを実感できるIoTのゼミナールに興味を持ちました。私が携わってきた広告業界のコンテンツ制作では、情報を発信した後のユーザーのアクションまでを含めたコミュニケーションを設計します。質量のないデータを動力や物質に変換するIoTは、情報を送って物理的なアウトプットに変えるという点で広告と共通するものがあり、「デジタルからのアウトプット」の理想形かつ未来形だと感じました。

ゼミナールでの成果について教えてください

ゼミナールでは、IoTのプロトタイプ(試作機)を製作しました。私はIoT初学者で電子工学の知識もなかったので、IoTシステムの基本系の再現をめざし「私のIoTプロトタイプ構築法」に取り組むことにしました。製作した機器は温度と照度のセンサを組み込んだ20cmぐらいのもので、センサが感知したデータがトリガーになり、メールが送信されるといった仕組みのIoTデバイスです。正常に動作しないといった失敗は数知れず、その度に担当の大江先生に質問しました。親身になってご指導くださり、実際にシステムを作りあげていく体験を通して、IoTをより深く理解することができました。

今後の目標はありますか?

大学生活では春休みや夏休みに学びを止めないよう心がけました。当初は期末試験を終えた科目の復習や教育系動画の視聴等を行っていましたが、大学の資格取得奨励金制度をきっかけに、IPAの情報処理技術者試験等の資格試験の勉強を行うようになりました。在学中にITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、 JDLAディープラーニングG検定に、卒業後も情報処理安全確保支援士試験に合格しました。今後も高度情報処理技術者試験への学習を継続して、得意領域の合格をめざしつつ、新たに興味の湧いた分野への学びを積極的に行いたいと思っています。

現在 入学を検討されている方に一言お願いします

生成AIが急速に広まり、社会は誰しもが教養を求められる時代に移ってきています。生成AIが導き出した情報が正しいか判断し、使いこなすためには教養が必要で、学ぶということが今まで以上に重要になると思います。また、仕事の生産性が上がっていけば、働く時間を減らし学ぶ時間を増やすことができます。自分のペースで自由に学べるサイバー大学は、そんな時代と相性の良い学びの場だと思います。

※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。