教員概要

小野 邦彦
教授 専門科目教養科目

小野 邦彦

ONO Kunihiko

学位

博士(工学)、修士(キャリアデザイン学)

専門分野

建築史・意匠、文化財・文化遺産

2002年から早稲田大学に4年間、教員として在職後、開学年度の2007年4月にサイバー大学へ転任し、教育研究をおこなってきた。以後、他大学との連携・交流を進める渉外担当や、大学運営を担う学務担当などを経て、現在は教養教務主任およびキャリア支援担当として職務に従事している。

学生へのメッセージ

大学とは、専門能力だけでなく教養能力も身に付ける場であるとよくいわれます。グローバルな知識基盤社会においては、学問の基本的な知識を獲得するだけでなく、 その活用能力や創造性を培うことが大切です。即効性のある技術や知識を身に付けることは勿論重要です。しかし、同時に教養を学ぶことを通じ、学習がより一層充実するのであれば、 それはそれで意義のあることです。宗教などの他文化を学び、その成り立ちに接することにより、わが身を、また日本を振り返る機会を持っていただければ幸いです。

担当科目

教員データ

教育能力に関する事項

1.教育方法の実践例

  • 「東南アジアの都市と建築」に関する対面型授業
    2004年4月~2007年3月 東京外国語大学
  • 「日本建築」に関する授業補助
    1994年7月、1995年7月 早稲田大学
  • 「東南アジアのイスラム」に関する対面型授業
    2006年4月~2010年3月 早稲田大学
  • 「インドネシアの宗教と建築」に関する高度メディア利用授業
    2007年4月~現在に至る サイバー大学
  • 「東南アジアの文化遺産保存」に関する対面型授業
    2009年5月、2009年6月 拓殖大学、日本工業大学
  • 「宗教学」に関する高度メディア利用授業
    2014年10月~現在に至る サイバー大学

2.作成した教科書,教材

  • サイバー大学コンテンツ制作センター副センター長として全授業科目の教材(eラーニングコンテンツ)制作に従事
    2007年4月~2009年3月
  • サイバー大学コンテンツ制作センター長として、全授業科目の教材(eラーニングコンテンツ)制作に従事
    2009年4月~2011年3月

3.教育方法・教育実践に関する発表

  • 「サイバー大学のeラーニングに関する質保証の取組」
    「サイバー大学の授業コンテンツ制作に係る『授業設計書』フォームの活用状況」を発表
    2009年9月 第25回日本教育工学会(東京大学)

4.研修指導の実績

  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)主催、王立プノンペン芸術大学建築学部学生を対象とする、アンコール遺跡保存修復のためのカンボジア人保存修復専門家養成研修に講師として派遣(第33次ミッション)
    2002年8月4日~8月26日
  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)主催、王立プノンペン芸術大学建築学部学生を対象とする、アンコール遺跡保存修復のためのカンボジア人保存修復専門家養成研修に講師として派遣(第37次ミッション)
    2003年8月11日~8月29日
  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)主催、王立プノンペン芸術大学建築学部学生を対象とする、アンコール遺跡保存修復のためのカンボジア人保存修復専門家養成研修に講師として派遣(第41次ミッション)
    2004年8月2日~8月21日
職務実績に関する事項

1.日本国政府アンコール遺跡救済チームに係る職務上の実績に関する事項(JSA、団長:中川武〔早稲田大学名誉教授〕)

  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)記録・広報・編集・連絡調整部門長として以下の業務等に従事
    2003年4月~2006年3月
  • 第8回アンコール遺跡保存国際シンポジウム(後援:外務省、文化庁他、於国際交流基金フォーラム・赤坂ツインタワー1F)の企画・実施
    2002年4月~10月
  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)の活動紹介冊子、広報誌等の企画・編集
    2002年4月~2005年6月
  • 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)ホームページ(和・英)の企画・編集(URL:http://www.angkor-jsa.org/)
    2003年4月~2006年3月
  • 日本アセアン交流年 2003 記念事業 ビジュアル アート フェスティバル イン ヨコハマ(平成15年7月21日~27日、於横浜赤レンガ倉庫1号館2階)、日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)ブースの企画・実施
    2003年4月~7月
  • 第9回アンコール遺跡保存国際シンポジウム(後援:外務省、文化庁他、於国際交流基金フォーラム・赤坂ツインタワー1F)の企画・実施
    2003年4月~10月

2.学会、研究会等での発表(発表内容の梗概が刊行されているものは研究業績欄に記載)

  • 発表「経済危機と改革の中のジョクジャ:2年間の留学生活から」(APEX〔アジア民間交流ぐるーぷ〕)
    1998年10月30日
  • 報告「古代ジャワの寺院伽藍に見る象徴性-ヒンドゥー教寺院の非対称の伽藍構成について-」(東南アジア考古学会〔若手研究者による東南アジア考古学研究〕)
    2002年6付15日
  • 発表「古代ジャワの寺院建造物配置が示す象徴性:ヒンドゥー教寺院の<非対称の伽藍構成>について」(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)地域進化論講座 「東南アジア島嶼部における<インド化>の意味:文字・建築・思想」、21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」 )
    2003年3月19日
  • 青山亨氏報告に対するコメンテーターとして参加「ヒンドゥー・ジャワ時代の仏教とヒンドゥー教:差異化と同一化」(東南アジア史学会関東支部例会)
    2004年9月11日
  • 発表「方位と神格配置-古代ジャワの寺院伽藍に見る象徴性-」(東南アジア史学会第296回関西例会)
    2003年5月17日
  • ワークショップ:"Report on a Literary Survey in the Netherlands (Jan. 16-22)", Japan-Indonesia International Exchange and Capacity-Building Project for the Conservation of Stone-built Cultural Heritage, Program3: Indonesia Workshop
    2010年3月8日
  • 招待講演:「カンボジア、インドネシアに対する日本の遺跡修復協力 ~『アナスティローシス』をめぐって~」(韓国国立文化財研究所主催「弥勒寺址石塔シンポジウム」)
    2011年10月19日
  • ワークショップ:"Value as a cultural property of Kotagede district", Workshop II Pengelolaan Kawasan Cagar Budaya Kotagede, Yogyakarta
    2012年9月6日
  • ワークショップ:"Cultural Value in Yogyakarta Historic Town", Workshop on Culture Based of Kotagede, Yogyakarta
    2013年9月26日
  • ワークショップ:"Cultural Value in Yogyakarta Historic Town", Japan-Indonesia International Exchange and Capacity-building Project for Preservation of Historic District and its Adaptive Improvement in 2014, Workshop on Conservation Management and Adaptive Improvement in the Kotagede Historic District in Yogyakarta, Indonesia
    2014年8月25日
  • ゲストレクチャー:"Cultural Value in Historic Town of Yogyakarta:Usage of Traditional Shared Space 'Pendopo' in Historical Area of Kotagede", Tourism Study Center, Gadjah Mada University, Yogyakarta
    2017年2月28日
  • ワークショップ:「祠堂の平面に図像化された神観念の始原と展開 ~古代ジャワのヒンドゥー寺院のコスモロジー~」(「東南アジア古代寺院建築の配置構成と世界観」、科研「東南アジア『古代史』の下限としての14・15世紀に関する地域・分野横断的研究」と東南アジア考古学学会との共催)
    2019年5月11日

3.資格

  • 国家資格キャリアコンサルタント

4.その他

  • (文部科学省)大学通信教育等における情報通信技術の活用に関する調査研究協力者会議(第5回)「特区832を活用して設置された大学からのヒアリング」で質疑応答を担当
    2012年12月19日
  • 2012年度大学機関別認証評価の受審(サイバー大学)にあたり自己点検・評価室長として自己点検評価書他を監修・執筆
研究テーマ

東南アジアの宗教建築とその世界観に関する研究で博士学位を取得しました。ここ数年は、インドネシアの古都の歴史的町並みや伝統的集落の保存プロジェクトに参加していました。そして現在、複数の大学が共同して取組む新たな教養教育や、オンライン大学におけるキャリア教育の実践方法の開発に関心を持っています。

所属学会

日本建築学会、建築史学会、日本教育工学会、日本キャリア教育学会、日本キャリアデザイン学会

学会・社会活動
  • 2003年4月~2006年3月 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)記録・広報・編集・連絡調整部門長
  • 2007年4月~2008年3月 日本建築学会関東支部歴史・意匠専門研究委員会委員
  • 2008年4月~現在に至る 日本建築学会東洋建築史小委員会委員
研究活動または実務経験

海外留学・調査(長期)

  1. 1996年7月~平成10年9月(2年2か月)
    財団法人インドネシア石油教育交流財団(現インペックス教育交流財団)より奨学金を得て、国立ガジャ・マダ大学を研究スポンサーとして、インドネシア学術局(LIPI)の調査許可を得て行ったインドネシア、ジャワ島のヒンドゥー教、仏教遺跡調査

海外調査(短期)

  1. 1992年8月17日~10月1日
    エジプト、アブ・シール南遺跡丘陵頂部の第2次発掘調査(科学研究費補助金国際学術研究、研究代表者:吉村作治〔早稲田大学〕)
  2. 1993年2月~3月
    中国雲南省南部ダイ・ルー族の民家・集落調査(住宅総合研究財団、研究代表者:高野恵子〔早稲田大学〕)
  3. 1994年8月4日~9月17日
    インドネシアのヒンドゥー教、仏教遺跡調査(科学研究費補助金国際学術研究、研究代表者:中川武〔早稲田大学〕)
  4. 2003年3月14日~30日
    オランダ領東インド考古局作成の写真史料(ガラス乾板)に関する調査(早稲田大学理工学総合研究センター「特定課題研究」、研究代表者:小野邦彦〔早稲田大学〕)
  5. 2005年3月3日~20日
    インドネシアの考古学関連データベースの作成に関わる調査(早稲田大学理工学総合研究センター「奨励研究」、研究代表者:小野邦彦〔早稲田大学〕)
  6. 2006年3月15日~30日
    ジャワ島におけるチャンディ建築の設計方法・技術に関する調査(科学研究費補助金若手研究(B)、研究代表者:小野邦彦〔早稲田大学〕)
  7. 2007年2月4日~18日
    西部ジャワのヒンドゥー教、仏教遺跡調査(早稲田大学理工学総合研究センター「奨励研究」、研究代表者:小野邦彦〔早稲田大学〕)
  8. 2006年7月20日~27日
    文化遺産国際協力コンソーシアムによる中部ジャワ地震で被災した世界遺産プランバナン寺院の第1次調査
  9. 2007年2月20日~3月10日
    文化遺産国際協力コンソーシアムによる中部ジャワ地震で被災した世界遺産プランバナン寺院の第2次調査
  10. 2007年8月6日~27日
    カンボジアのプノム・ダー遺跡等調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  11. 2007年10月21日~11月4日
    文化遺産国際協力コンソーシアムによる中部ジャワ地震で被災した世界遺産プランバナン寺院の第3次調査
  12. 2008年8月9日~2008年8月25日
    インドネシアのヒンドゥー教、仏教遺跡調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  13. 2009年8月16日~2009年8月23日
    インドネシアのヒンドゥー教、仏教遺跡調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  14. 2009年12月25日~2010年1月4日
    南インドのパッラヴァ朝、チョーラ朝期ヒンドゥー教寺院調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  15. 2010年1月16日~22日
    オランダにおけるプランバナン寺院シヴァ祠堂の既往修復関連記録に関する文献的調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  16. 2010年9月11日~19日
    スリランカの仏教遺跡調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  17. 2010年12月25日~31日
    カンボジアのバンテアイ・チュマー遺跡等調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪大学〕)
  18. 2011年8月1日~10日
    インドネシア、ニアス島の木造建造物保存に関する国際共同調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  19. 2011年9月10日~18日
    東北タイのクメール遺跡、ヴァーラヴァティ関連仏教遺跡調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪大学〕)
  20. 2011年12月23日~30日
    ミャンマーの仏教建築および美術の調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪大学〕)
  21. 2012年3月26日~30日
    インドネシア、ジョクジャカルタの歴史的地区(コタグデ)の伝統的木造家屋の調査およびワークショップへの参加(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  22. 2012年8月25日~9月1日
    オランダの博物館所蔵のヒンドゥー・ジャワ美術遺物の調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:肥塚隆〔大阪大学〕)
  23. 2012年9月3日~9月9日
    コタグデを中心とするジョクジャカルタ歴史的地区の調査およびワークショップへの参加(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  24. 2012年12月30日~2013年1月4日
    ジョクジャカルタ市の伝統的木造家屋および集落に関する文献的調査および視察調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  25. 2013年9月23日~2013年9月26日
    ジョクジャカルタ市の伝統的木造家屋および集落における実測調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  26. 2014年8月25日~30日
    コタグデを中心とするジョクジャカルタ歴史的地区の調査およびワークショップへの参加(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  27. 2015年8月18日~26日
    インドネシア、ニアス島の木造建造物保存に関する国際共同調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  28. 2016年2月27日~3月6日
    タイおよびラオスの木造集落の保存に関する調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  29. 2016年7月27日~8月3日
    インドネシア、スンバ島の木造集落の保存に関する調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  30. 2017年9月16日~9月24日
    インドネシア、フローレス島の木造集落の儀礼的慣習による建築規範、慣習法等の調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  31. 2018年2月28日~2018年3月4日
    インドネシア、ロンボク島の木造集落の保存環境や地方自治体の制度、観光開発等の調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  32. 2018年9月15日~2018年9月22日
    インドネシア、ミナンカバウ地方のルマ・ガダンと呼ばれる高床式家屋の集落の儀礼的慣習による建築規範、相互扶助の状況等の調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  33. 2019年2月9日~2019年2月13日
    教育文化省「唯一神への信仰と伝統局」の「慣習村再活性化政府補助」に関する調査(科学研究費補助金基盤研究(A)、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
研究業績【著書】
  1. アジアの歴史的建造物の設計方法に関する実測調査研究(「インドネシア、ジャワ島のチャンディ」)
    共著 1999年2月 早稲田大学アジア建築研究室, pp.27-55.
  2. 世界美術大全集 東洋編12 東南アジア
    (「インドネシアの建築」)
    単著 2001年1月 小学館, pp.237-242.
  3. 世界美術大全集 東洋編12 東南アジア
    (作品解説:「グドン・ソンゴ・グループIII」「アルジュノ・グループ」「チャンディ・ボロブドゥール」「チャンディ・ムンドゥット」「チャンディ・プランバナン」「チャンディ・プラオサン・ロル南堂」「チャンディ・セウ主祠堂」「チャンディ・ジャウィ」「チャンディ・シンガサリ」「チャンディ・バジャン・ラトゥ」「チャンディ・ブラフ」「チャンディ・スロウォノ」「チャンディ・パナタラン」「チャンディ・ナーガ」「ガルダに乗るヴィシュヌ」「般若波羅蜜多菩薩坐像」「四臂神像」「水牛の悪魔を退治するドゥルガー」「女神立像」)
    単著 2001年1月 小学館, p.402, 404, 406, pp.407-409, 411-415.
  4. 世界宗教建築事典
    (建築解説:「ディエン高原の遺跡群」「チャンディ・プランバナン(別称チャンディ・ロロ・ジョングラン)」「プラ・ブサキ」)
    単著 2001年9月 東京堂出版, pp.248-252.
  5. 保存工学の課題と展望-アジアの文化遺産保存協力
    (「インドネシアにおける保存修復」)
    単著 2001年10月 早稲田大学建築史研究室, pp.143-176.
  6. ジャワ島中部地震による世界遺産プランバナン等の被害状況調査報告
    (「遺跡の修復履歴について」)
    共著 2006年9月 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター, pp.17-27.
  7. Investigation for the Assessment of Damage to Cultural Heritage Resulting from the Central Java Earthquake
    (“Historical Review on Restoration”)
    共著 2007年2月 Japan Center fot International Cooperation in Conservation National Research Institute for Cultural Properties, pp.19-32.
  8. ジャワ島中部地震被災文化遺産の保存修復に係る協力調査-世界遺産プランバナン遺跡復興支援報告-
    (「修復履歴調査」)
    共著 2007年3月 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター, pp.13-36.
  9. Assessment Report on Damaged Prambanan World Heritage Compounds, Central Java
    (“Survey on Restoration”)
    共著 2007年6月 Japan Center fot International Cooperation in Conservation National Research Institute for Cultural Properties, pp.16-40.
  10. 世界遺産プランバナン遺跡修復協力事業報告
    (「第2章 過去の修理との関連について」)
    共著 2008年3月 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター, pp.7-26.
  11. Historical Review on Restoration in the Past
    (“Historical Review on Restoration in the Past”)
    共著 2008年3月 Japan Center fot International Cooperation in Conservation National Research Institute for Cultural Properties, Survey Report and Restoration Plan on Prambanan World Heritage Temples, pp.9-37.
  12. (訳書)Historical Documents of Prambanan Temple
    共著 2008年3月 Japan Center fot International Cooperation in Conservation National Research Institute for Cultural Properties.
  13. 〔新版〕東南アジアを知る事典
    (「建築」「ディエン高原」「プランバナン」「ボロブドゥル」)
    単著 2008年6月 平凡社, pp.145-146, p.285, pp.392-393, pp.418-42.
  14. 世界の中の日本29 世界を視る そして今 日本を考える
    (「文化遺産保存に係る日本の国際協力 ~東南アジアの事例」)
    単著 2010年3月 拓殖大学, pp.71-95.
  15. 山岳信仰から探るジャワ島のヒンドゥー教文化(「吉村作治先生古稀記念論文集 永遠に生きる ~Eternal Life~」)
    単著 2013年1月 中央公論美術出版 pp.91-104.
  16. 「基壇」と「基台」について -ジャワ島のチャンディ建築の立面構成とその視覚的効果
    (「環タイ湾地域におけるインド系文化の変容に関する基礎的研究」)
    単著 2012年11月 平成18~20年度科学研究費補助金基盤研究(A)研究成果報告書 大阪人間科学大学 pp.71-82.
  17. 門と本尊との位置関係から見る聖・俗の世界認識 ~インドネシアとカンボジアの事例の比較を通して~
    (「南アジアおよび東南アジアにおけるデーヴァラージャ信仰とその造形に関する基礎的研究」)
    単著 2013年3月 平成21~24年度科学研究費補助金基盤研究(A)研究成果報告書, 大阪大学大学院文学研究科, pp.119-123.
  18. シヴァ祠堂の見えない内部構造を探る:ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン寺院の修復史調査
    (「中川武先生退任記念論文集 世界建築史論集」)
    単著 2015年3月 中川武先生退任記念論文集刊行委員会 編 中央公論美術出版, pp.91-104.
  19. 古代ジャワ建築の編年論 -プランバナン寺院の建築年代を中心にー
    (「アジア仏教美術論集 東南アジア」)
    単著 2019年2月 肥塚隆 責任編集 中央公論美術出版, pp.435-459.
  20. インドネシアの建築
    (「世界建築史ノート 『人類の夢』を巡歴する」)
    単著 2022年6月 中川武 編 東京大学出版会, pp.65-80.
  21. ボロブドゥール 古代ジャワにおける方位と尊格
    (「世界 宗教 建築史シリーズ アジアの仏教建築 仏陀の歩いた道には蓮の花が咲く」)
    単著 2023年8月 中川武 編著 丸善出版, pp.19-27.
研究業績【論文】
  1. インドネシアにおける建築遺産保護の軌跡と展望
    単著 1999年3月 「月刊 文化財 426号」文化庁文化財保護部監修, pp.20-26.
  2. 古代ジャワの寺院伽藍に見る象徴性-ヒンドゥー教寺院の非対称の伽藍構成について
    単著 2001年3月 「建築史学 第36号」建築史学会, pp.2-35.
  3. 非対称の伽藍構成を有するシヴァ教チャンディの成立過程について
    単著 2001年7月 「日本建築学会計画系論文集 第545号」日本建築学会, pp.287-294.
  4. ジャワおよびバリのヒンドゥー教建築に見る「方位神」の観念の変遷過程について
    単著 2002年1月 「日本建築学会計画系論文集 第551号」日本建築学会, pp.297-304.
  5. 古代ジャワの寺院伽藍に見る非対称的構成の研究
    単著 2002年3月 「早稲田大学理工学総合研究センター年次報告(ASTE)2002 Vol.A10」早稲田大学理工学総合研究センター, 3p.
  6. ヒンドゥー教寺院の非対称伽藍と仏教寺院の対称伽藍-古代ジャワのチャンディの伽藍構成に関する研究-
    単著 2002年3月 「日本建築学会計画系論文集」 第562号 日本建築学会, pp.269-276.
  7. 東南アジアの寺院建築に見る非対称的構成に関する研究-一祠堂三基並列型の意味を探る-
    単著 2003年3月 「早稲田大学理工学総合研究センター年次報告(ASTE)2004 Vol.A12」早稲田大学理工学総合研究センター, 8p.
  8. インドネシアの考古学的データベースの作成
    単著 2004年3月 「早稲田大学理工学総合研究センター年次報告(ASTE)2004 Vol.A13」早稲田大学理工学総合研究センター, 17p.
  9. 古代ジャワのチャンディの伽藍構成に関する研究-ヒンドゥー教寺院の非対称伽藍について-
    単著 2004年3月 博士学位論文 早稲田大学大学院理工学研究科.
  10. 古代ジャワに於ける方位と神格-ヒンドゥー教寺院の伽藍配置分析への新視点-
    単著 2005年3月 「東南アジアにおける<インド化>の再検討」科研費基盤A・1報告書(論文篇), pp.33-55.
  11. インドネシア・ジョグジャカルタ遺跡の被災と復興
    単著 2008年5月 「イスラム科学研究 (4)」早稲田大学イスラム科学研究所, pp.173-178.
  12. 第2章 学習管理システムの機能とその構成
    単著 2010年11月 「eラーニング研究 -サイバー大学のeラーニング教育システム-」サイバー大学, pp.15-27.
  13. 第3章 「メディアを利用する授業」の質保証の取組み
    単著 2010年11月 「eラーニング研究 -サイバー大学のeラーニング教育システム-」サイバー大学, pp.29-35.
  14. 第5章 ラーニングサポート
    単著 2010年11月 「eラーニング研究 -サイバー大学のeラーニング教育システム-」サイバー大学, pp.55-63.
  15. カンボジア、インドネシアに対する日本の遺跡修復協力 ~「アナスティローシス」をめぐって~
    単著 2011年10月 「미륵사지 석탑 보수정비(International Forum on Restoration of Stone pagoda on Mireuksa Temple site)」국립문화재연구소(韓国国立文化財研究所), pp.44-67, 韓国語訳:pp.68-89.
  16. インターネットのみを利用して授業を行う大学における実技・実習の試み-文化財の保存修復などの能力を身に付けさせる技術教育を事例として-
    単著 2012年6月 「eラーニング研究 -サイバー大学のeラーニング教育システム- 第2号」サイバー大学, pp.79-88.
  17. Architectural Structural Survey of Groups of Traditional Timber Houses in South Nias, Indonesia
    共著(Nanae Sadaka, Sachiho Hanazato, Toshikazu Hanazato, Yasufumi Uekita, Kazuhiko Nitto, Koji Sato, Kunihiko Ono, Subroto Yoyok, Pramitasari Diananta, Eugenius Pradipt) 2013年9月「Advanced Materials Research, Structural Health Assessment of Timber Structures Volume 778」Trans Tech Publications, Switzerland, pp. 74-81.
  18. 建築構造の保存修復に向けた調査 インドネシア・ニアス島伝統的木造建造物群の保全に関する研究 その1
    共著(花里沙知穂、花里利一、上北恭史、小野邦彦、日塔和彦、大平茂男) 2014年4月 「日本建築学会計画系論文集」日本建築学会, 第79巻、第698号, pp.1055-1062.
  19. 【評論】スカルノ大統領によって説明された建築 ニューヨーク国際博覧会 (1964) におけるインドネシア館 その 1(ハリークルニアワン著)
    単著 2018年10月 「日本建築学会技術報告集 24(58) 」日本建築学会, pp.1344-1344.
  20. Spatial Analysis of Sade Traditional Hamlet in Lombok Island, Indonesia: The Alteration of Sasak Tribe’s Traditional Living Space
    共著(Dini Aiko Subiyantoro, Yasufumi Uekita, Shigeo Oodaira, Kunihiko Ono, Koji Sato) 2019年2月 Asian Culture and History 11 (2), The Canadian Center of Science and Education, pp. 11-19.
  21. フルオンライン大学における単位互換の取組み
    単著 2020年12月 「eラーニング研究」 第9号, サイバー大学, pp.37-46.
  22. 若年未就業者向けキャリア支援への構成的グループ・エンカウンターの試行的実践
    単著 2021年12月 「eラーニング研究」 第10号, サイバー大学, pp.39-46.
研究業績【その他】

<報告書>

  1. 玉川神社本殿調査報告書
    共著(監修:中川武) 1994年10月 羽村市教育委員会より早稲田大学建築学科建築史研究室が受託した調査報告書
  2. 吉野家住宅調査報告書
    共著(監修:中川武) 1995年10月 墨田区教育委員会より早稲田大学建築学科建築史研究室が受託した調査報告書
  3. トマノン遺跡(アンコール・ワット期)の造営尺度および寸法計画法について
    単著 2002年9月 文化財保護・芸術研究助成財団助成事業報告書(保存修復学コース)
  4. アンコール・ワットの造営尺度および寸法計画法の分析研究-十字回廊を対象として-、アンコール、シェムリアップの歴史都市の保全計画、プラサート・スープラ塔の石積みパターンおよび損傷箇所の構造学的分析研究
    単著 2003年9月 文化財保護・芸術研究助成財団助成事業報告書(保存修復学コース)
  5. アンコール・ワットの造営尺度および寸法計画法の分析研究-階段廻り、基壇、連子窓-
    単著 2004年9月 文化財保護・芸術研究助成財団助成事業報告書(保存修復学コース)

<研究会発表>

  1. スリランカの仏教寺院建築について
    単独 2010年11月 東南アジア彫刻史研究会 第50回
  2. Phnom Bokの伽藍構成について
    単独 2011年3月 東南アジア彫刻史研究会 第51回
  3. 東北タイのクメール寺院建築調査報告
    単独 2011年11月 東南アジア彫刻史研究会 第57回
  4. ビルマの仏教建築~その空間と意味
    単独 2012年3月 東南アジア彫刻史研究会 第60回例会
  5. 祠堂の平面に図像化された神観念の始原と展開 -古代ジャワのヒンドゥー寺院のコスモロジー
    単独 2019年5月 東南アジア考古学会/東南アジア古代史科研 共催ワークショップ 「東南アジア古代寺院建築の配置構成と世界観」

<学会発表>

  1. チャンディ・サンビサリの配置計画:インドネシア、チャンディ建築の設計方法の研究(I)
    共著 1995年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.543-544.
  2. チャンディ建築の平面の分類:インドネシア、チャンディ建築の設計方法の研究(II)
    共著 1995年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.545-546.
  3. チャンディ建築の立面計画/モールディングの類型:インドネシア、チャンディ建築の設計方法の研究(III-1)
    共著 1995年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.547-548.
  4. チャンディ建築の立面計画/基壇の構成:インドネシア、チャンディ建築の設計方法の研究(III-2)
    「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.549-550.
  5. 雲南省ダイ族の住居に関する研究 その3
    共著 1995年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.555-556.
  6. 雲南省ダイ族の住居に関する研究 その4-2棟型住居の平面構成について
    共著 1996年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.545-546.
  7. 中部ジャワ期、シヴァ教系チャンディ建築の配置計画:インドネシアのヒンドゥー教系建築の配置(1)
    共著 1996年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.525-526.
  8. ジャワ島のシヴァ教系チャンディにおける非対称の伽藍構成について:インドネシアのヒンドゥー教系建築の配置(2)
    共著 1999年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.203-204.
  9. ジャワ島中部地震による世界遺産プランバナン遺跡群などの被害状況調査報告
    単著 2007年4月 東南アジア彫刻史研究会 第23回例会
  10. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その1 破損状況と修復に向けての課題
    共著 2007年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.373-374.
  11. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 -その2 地震応答解析による被害の解釈-
    共著 2007年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.375-376.
  12. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 - その3 部分解体による内部構造と材料調査 -
    共著 2008年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.759-760.
  13. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 - その4 基礎地盤および建物の地震時挙動の検討 -
    共著 2008年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.761-762.
  14. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その5 シヴァ祠堂修復工事四半期報告書およびオランダ領東インド考古局による古写真資料
    共著 2008年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.763-764.
  15. 『基壇』と『基台』について:ジャワ島のチャンディ建築の立面構成とその視覚的効果
    単著 2008年10月 東南アジア彫刻史研究会 第36回例会
  16. ジャワ島の仏教、ヒンドゥー教遺跡(チャンディ建築)の概要
    単著 2009年7月 東南アジア彫刻史研究会 第40回例会
  17. 海外の地震国における世界遺産組積造建築物の耐震性に関わるモニタリング調査 : その1 ギリシャ・パルテノン神殿とインドネシア・プランバナン寺院の調査概要
    共著 2009年7月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 構造IV, 鉄筋コンクリート構造, プレストレストコンクリート構造, 壁構造・組積構造」日本建築学会, pp. 923-926.
  18. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群-その6 シヴァ祠堂修復工事四半期報告書から見たシヴァ祠堂修復の歴史的意義-
    共著 2009年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.367-368.
  19. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その7 日本の国際協力事業の影響-
    共著 2009年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.369-370.
  20. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その8 遺跡公園事業のマネジメント
    共著 2009年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.371-372.
  21. サイバー大学のeラーニングに関する質保証の取組
    共著 2009年9月 「日本教育工学会 第25回大会講演論文集」日本教育工学会, pp.501-502.
  22. サイバー大学の授業コンテンツ制作に係る「授業設計書」フォームの活用状況
    共著 2009年9月 「日本教育工学会 第25回大会講演論文集」日本教育工学会, pp.499-500.
  23. 南インドのヒンドゥー寺院とジャワ島のチャンディの建築構成の比較
    単著 2010年4月 東南アジア彫刻史研究会 第45回例会
  24. Seismic Structural Monitoring of the World Heritage Stone Monument after the Central Java Earthquake of 2006, Indonesia
    共著 2010年7月 8th International Masonry Conference 2010 in Dresden, pp. 1571-1580.
  25. シヴァ祠堂の修復工事に係る文献的調査報告(於オランダ) ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その9
    共著 2010年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.251-252.
  26. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その10 地震と構造安定性に関するモニタリング調査
    共著 2010年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.253-254.
  27. プランバナン遺跡群の保存管理体制 その11 ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群
    共著 2010年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.255-256.
  28. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その12 地震と構造安定性に関するモニタリング調査
    共著 2011年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.895-896.
  29. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その13 耐震性に関するモニタリング調査と地震応答解析
    共著 2011年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.897-898.
  30. バウォマタルオ村オモ・セブアの劣化・変形調査 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その1
    共著 2012年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.241-242.
  31. バウォマタルオ村伝統木造集落の構造特性に関する調査 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その2
    共著 2012年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.243-244.
  32. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン遺跡群 その14 構造修復計画立案に向けた地震および亀裂変位のモニタリング調査
    共著 2012年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.259-260.
  33. バウォマタルオ村伝統木造家屋の実測調査および小屋組内の温湿度モニタリング インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その3
    共著 2013年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.713-714.
  34. バウォマタルオ村伝統木造家屋に関する木材強度試験と耐震検討 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その4
    共著 2013年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集 建築歴史・意匠編」日本建築学会, pp.715-716.
  35. ジャワ島中部地震により被災した世界遺産プランバナン寺院群 その15 シヴァ祠堂に関する地盤-構造物系の3次元耐震解析
    共著 2013年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, C-2分冊, pp.967-968.
  36. ミュオグラフィ観測による世界遺産組積造建造物の内部構造調査 インドネシア・プランバナン寺院シヴァ祠堂の調査
    共著 2014年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, C-2分冊, pp.893-894.
  37. バウォマタルオ村オモ・セブアの建築的特徴と修理方法 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その7
    共著 2014年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, F-2分冊, pp.729-730.
  38. バウォマタルオ村伝統木造家屋の温湿度モニタリング インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その8
    共著 2014年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, F-2分冊, pp.731-732.
  39. インドネシア共和国ジョグジャカルタ特別州コタグデ歴史地区における伝統的家屋の調査
    共著 2014年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, F-2分冊, pp.735-736.
  40. バウォマタルオ村における修理家屋の検証 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その12
    共著 2016年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.651-652.
  41. ニアス島の木材を用いた微破壊試験および接合部実験 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その13
    共著 2016年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.653-654.
  42. アダット(慣習)の条例化と民家・集落の保存 インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その15
    共著 2016年8月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.655-656.
  43. 国指定文化財となったバウォマタルオ村等の保存をめぐる課題と展望 -インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その17
    共著 2018年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.791-792.
  44. Community Based Preservation System of Sasak Tribe`s Traditional Settlement: Case Study of Sade Hamlet in Lombok Island Indonesia
    共著 2018年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.793-794.
  45. 「慣習村復興」のための政府補助事業による木造建造物の保全活用 -インドネシア・ニアス島伝統的集落に残る木造建造物保存の研究 その18
    共著 2019年9月 「日本建築学会大会学術講演梗概集」日本建築学会, pp.69-70.

<シンポジウムの概要報告>

  1. 第8回アンコール遺跡保存国際シンポジウム概要報告(和・英文)
    単著 2003年11月 「アンコール遺跡調査報告書 2003」 日本国際協力センター, pp.381-382.
  2. 第9回アンコール遺跡保存国際シンポジウム概要報告(和・英文)
    単著 2004年11月 「アンコール遺跡調査報告書 2003」 日本国際協力センター, pp.277-278.
  3. 建築遺構から見る東南アジアの「インド化」の再検討:山岳信仰から探るジャワ島のヒンドゥー教文化
    単著 2013年5月 東南アジア考古学会第224回例会 プレ・シンポジウム《東南アジアの「インド化」を再考する》
  4. 建築遺構から見る東南アジアの「インド化」の再検討:山岳信仰から探るジャワ島の「インド化」(Exploring Java's ‘Indianization’ through Mountain Cults) (in Japanese)
    単著 2013年6月 第58回国際東方学者会議(58th INTERNATIONAL CONFERENCE OF EASTERN STUDIES) 東南アジアの「インド化」再考

<短報>

  1. 日本国政府アンコール遺跡救済チーム報告25
    単著 2004年5月 「シルクロード」文化財保護芸術研究助成財団, pp.6-7.
プロジェクト研究
  • サイバー大学 e-Learning研究所(研究所 所長)
    2009年~2011年
    e-Learning の質保証の推進および国際的通用性の確保
競争的研究資金の採択歴

研究代表者

  • 2005年度~2007年度 日本学術振興会科学研究費補助金 若手研究(B)
    「ジャワ島におけるチャンディ建築の設計方法・技術に関する研究」(17760519)

研究分担者

  • 2006年度~2008年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「環タイ湾地域におけるインド系文化の変容に関する基礎的研究」(18202005、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学〕)
  • 2007年度~2010年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「アンコール遺跡における出土貿易陶磁器の様相解明」(19251008、研究代表者:山本信夫〔早稲田大学〕)
  • 2007年度~2011年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「クメール帝国地方拠点の都市遺跡と寺院遺構に関する研究」(19254005、研究代表者:溝口明則〔名城大学〕)
  • 2008年度~2010年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「世界遺産プランバナン遺跡群の地震被害と修復に関する保存工学的研究」(20254006、研究代表者: 大和智 〔筑波大学〕→上北恭史 〔筑波大学〕)
  • 2009年度~2012年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「南アジアおよび東南アジアにおけるデーヴァラージャ信仰とその造形に関する基礎的研究」(21242004、研究代表者:肥塚隆〔大阪人間科学大学→大阪大学〕)
  • 2011年度~2013年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「インドネシアの木造建造物保存に関する国際共同研究-日本型修理技術の適応と保存意義」(23254006、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)
  • 2012年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「クメール帝国の空間構造と地方拠点都市遺跡に関する研究」(24254005、研究代表者:溝口明則〔名城大学〕)
  • 2015年度~2018年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「伝統的生産システムによる保存手法の研究-熱帯地域木造建造物保存の国際共同研究」(15H02636、研究代表者:上北恭史〔筑波大学〕)

連携研究者

  • 2011~2014年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(A)
    「クメール都市空間像の探求-アンコール・トム中央寺院バイヨンの発掘調査を中心に-」(23251017、研究代表者: 山本 信夫〔早稲田大学〕)
  • 2013年度~2014年度 日本学術振興会学術研究助成基金助成金 挑戦的萌芽研究
    「素粒子を用いた歴史的組積造建造物の内部構造探査に基づく耐震調査」(25630232、研究代表者:花里 利一〔三重大学〕)
関連リンク

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