教員概要
准教授
専門科目
神戸大学大学院理学研究科数学専攻博士課程後期課程修了。立教大学特別研究員、同大学兼任講師を経て、2018年6月より現職。専門は、代数学の問題を解決するためのアルゴリズムについて研究する計算機代数。
学生へのメッセージ
欲しい情報の多くが手に入る現代社会で「大学で学ぶべきこと」とはなんでしょうか。私は「最先端の知識・技術を身に付けること」「基礎を知ること」そして「基礎から最先端を体系的につなぐ屋台骨を手に入れること」だと思っています。業界の最先端を知ると目標が明確になります。経験則で分かっていることに基礎を与えると自信が生まれます。そして、すべてが体系的につながり合うことで知識・技術は「未知の問題を探し出し、解決する能力」に生まれ変わります。大学での学びのゴールは自分で設定するものであり、私たち教職員はそれをサポートする者です。なりたい自分を目指し、ともに学んでいきましょう。
担当科目
教員データ
研究テーマ |
(1) eラーニングに関する諸問題を代数的問題に置き換え、解決する方法
(2) 準素分解計算へのモジュラーアルゴリズムの応用
|
研究活動または実務経験 |
- 2015年4月~2019年3月
立教大学 特別研究員 - 2016年4月~2017年3月
立教大学 兼任講師
|
研究業績【論文】 |
- An Algorithm for Computing Minimal Associated Primes of Binomial Ideals without Producing Redundant Components
単著 査読有 2017年7月 Proceedings of the ACM on International Symposium on Symbolic and Algebraic Computation (2017) pp.21-27 - Modular Algorithms for Computing Minimal Associated Primes and Radicals of Polynomial Ideals
共著 査読有 2018年7月 Proceedings of the ACM on International Symposium on Symbolic and Algebraic Computation (2018) pp.31-38
|
研究業績【その他】 |
- 2項式イデアルの分解アルゴリズムについて
単著 査読無 2012年3月 Risa/Asir Conference 2012+第4回六甲博多計算代数会議 - An Algorithm for Computing Minimal Associated Primes of Binomial Ideals without Producing Redundant Components
単著 査読有 2017年7月 2017 ACM on International Symposium on Symbolic and Algebraic Computation - 冗長成分を生じない2項式イデアルの最小付属素イデアル計算アルゴリズム
単著 査読無 2017年9月 RIMS共同研究(グループ型)数式処理の新たな発展―その最新研究と他分野との連携― - Modular Algorithms for Computing Minimal Associated Primes and Radicals of Polynomial Ideals
共著 査読有 2018年7月 2018 ACM on International Symposium on Symbolic and Algebraic Computation
|