2019.09.20

IT総合学部

専門応用科目

科目名・教員名

科目概要

ネットワーク実践論

小島 一憲

ネットワークの概念や基礎知識に始まり、IPAネットワークスペシャリストやネットワーク機器の操作方法など、Cisco社CCNAの資格試験にも対応できる専門性の高い知識を習得する。また、ネットワークセキュリティを含む広範囲なインターネットの要素技術や具体的な実装方法について学習し、大企業における導入・活用事例から、設計・運用・管理面での応用技術を習得する。さらに最新ネットワーク技術がもたらす運用上の効果について学習することで、通信技術の将来についても理解を深める。

教養科目

科目名・教員名

科目概要

脳科学入門

新谷 隆史

生命科学の領域では21世紀は脳科学の世紀と言われており、さまざまな研究が進められている。また、人工知能が脳科学の知見を利用することで急速に進歩してきている。本科目では脳の重要な仕組みである、五感が生じる仕組み、情動と記憶・学習の仕組み、体内の恒常性を維持する仕組み、ストレスが脳を傷つける仕組み、意思を決定する仕組みを理解するとともに、人工知能との関係について学ぶ。そして、今後起こりうる人工知能と脳科学の進歩について探究する。

防災論入門

石渡 幹夫

経済成長にともなう開発や気候変動によって、近年は災害被害が増加しており、中でも高齢者などの弱者がもっとも被害を受けている。本科目では、国内外での災害の現状や原因、災害弱者・格差について、事例を交えて概要を理解するとともに、事前の準備、緊急対応、復旧復興といった防災サイクルについて知識を修得する。ダムや堤防などのハード対策、防災教育や避難などのソフト対策、災害からの復興のあり方に関する課題を認識した上で、一人一人が災害に備えるために必要な知識を身に着ける一助としたい。

日本の心と異文化理解

中村 知恵

「日本文化」として海外ではサムライ、茶道、アニメ、和食などが紹介される。これらは一見無関係なものに見えるが、成り立ちや特徴に注目すると、そこには共通する「日本の心」が見え隠れする。本科目では、このような視点から、日本文化を形作る生活様式、芸術や道徳観を広く考察する。講義では、西洋文化との違いや海外での「日本」のイメージを解説し、「日本」を客観視できる力を身に付ける。最終的には、受講者がグローバル社会で積極的に日本からの視点を発信しつつ他者と共存する、その思考と実践の端緒となることを期待する。

  • 開講科目・担当教員は変更になる場合があります。