
「卒業しても学びは終わらない」オープンバッジの取得をめざして再入学
キャリアアップ社会人学生卒業生その他女性50代以上
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宿泊・サービス業
赤池 絵理さん
卒業生向け科目等履修生受け入れ制度 大学院進学
サイバー大学に入学したきっかけを教えてください
私は製造業で31年間、生産管理職として働いてきました。日々の業務のなかでシステムやITに関わる場面も多く、マネジメントの立場から業務の効率化に取り組んできましたが、新たな分野に挑戦したいと考え、ホテル業界に転職しました。地方のホテル業界ではDX化が進んでいない現場も多く、「この環境を自分の力で変えていきたい」と考えるようになりました。また、経営者と直接仕事を進める機会が増えたことにくわえ、IT導入部門の責任者が退職したことで、「現場に即したITとビジネスの知識」が求められていると強く実感し、それらを体系的に学べるサイバー大学への入学を決意しました。
サイバー大学を選んで良かったと思うところを教えてください

通学の必要がないフルオンラインの学びは、働きながら学びたい私にとって最適でした。あらゆる隙間時間を活用し、生活と学びを無理なく両立させることができました。学習スタイルとしては、自分なりに「耳だけで理解できる科目」と「視覚的な情報が必要な科目」を分けていました。例えば、音声だけでも内容が頭に入りやすい科目は、通勤中の車内、家事をしているキッチン、庭仕事の合間にスマホやタブレットを使用し、何度も聞き流し受講をしました。一方で、図表等を見ながらでないと理解が難しい科目は、集中できる時間にパソコンでしっかり受講するようにしていました。
サイバー大学の学びは仕事にどのように役立っているでしょうか?
ゼミナールでのレポートや課題の作成を通して、図表化や可視化、要点をまとめて相手に伝える技術が身に付きました。これは、ホテルでの業務提案やチームメンバーとの情報共有等、さまざまな実務の場面で活かされています。さらに、副業として関わっているWeb制作の仕事でも、「Webデザイン入門」や「ITプロジェクトマネジメント演習」、「プレゼンテーション入門」等の科目で得た知識が非常に実践的で役立っています。
また、卒業後もさらに理解を深めたい分野については授業内容を振り返る等、学びの習慣を継続していました。そうしたなかで、あらためて体系的に知識を補完したいと感じたことが、科目等履修生としての再入学につながっています。
また、卒業後もさらに理解を深めたい分野については授業内容を振り返る等、学びの習慣を継続していました。そうしたなかで、あらためて体系的に知識を補完したいと感じたことが、科目等履修生としての再入学につながっています。
科目等履修生として再入学されたきっかけやエピソードを教えてください
卒業後に大学から届いた案内でマイクロクレデンシャルを取り入れたカリキュラムとオープンバッジについて知り、自分のスキルや知識を“形”として証明できる仕組みに魅力を感じました。履修していなかった「データサイエンス入門」を追加で学ぶことで、最大10個のオープンバッジを取得できると分かり、すぐに「卒業生向け科目等履修生受け入れ制度」を利用した再入学を決めました。
副業等でもスキルの証明は重要ですし、自分が何をどこまで学んできたかを客観的に示せるのは、大きな強みになると感じています。大学在学時に学びきれなかった部分を補うと同時に、社会人としてのキャリアアップにもつながる制度として非常に有効だと思います。
副業等でもスキルの証明は重要ですし、自分が何をどこまで学んできたかを客観的に示せるのは、大きな強みになると感じています。大学在学時に学びきれなかった部分を補うと同時に、社会人としてのキャリアアップにもつながる制度として非常に有効だと思います。

今後の目標を教えてください
サイバー大学のSBI大学院大学 経営管理修士(MBA)優待制度を利用し、SBI大学院大学に進学します。これは、サイバー大学での学びが「点ではなく、線としてつながっている」実感を得られたからこそです。これまでの経験に、より実践的な経営知識を重ね、地域の再開発や観光業のDX推進といった分野でも貢献できるよう、経営管理修士(MBA)の取得をめざしながら、自分自身の可能性を広げていきたいと考えています。
入学検討者にメッセージをお願いします

入学を検討中の社会人の方には、生涯学習の観点を含めた長期的な視野で、入学することをお勧めします。日々、進歩する技術や情報を効率的に手に入れ続ける方法として検討してみてはいかがでしょうか。情報があふれるなかで、役立つ知識を得られる確かな手段ですし、オープンバッジという形で、スキルや知識の証明も手に入ります。将来のキャリアに向けて再スタートを切りたい方には、サイバー大学はとても有効な学びの場になると思います。
※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。