「世界を舞台に活躍する」学び直しの第一歩はサイバー大学から。

「世界を舞台に活躍する」学び直しの第一歩はサイバー大学から。

社会人学生卒業生進学IT・通信男性30代

  • 半導体デバイスメーカー勤務

    岡本 智宏さん

  • IoT  リカレント教育  

学び直しを始めたきっかけを教えてください

私は大学を卒業後、半導体デバイスメーカーに入社し、海外営業としてアメリカ地域を担当していました。アメリカ・シリコンバレーの大手IT企業とビジネスをするなかで、海外では大学卒業後も専門分野の知識を高めるために学び続けるのが当たり前だということを目の当たりにしました。それと比較すると、日本では大学卒業後に学びを続ける人がまだ少ないと感じたのが、学び直しを考え始めたきっかけです。

サイバー大学を選んだ決め手は何ですか?

以前から、世界を舞台に活躍するビジネスパーソンとなることを目標としていましたが、実際に海外の優秀な人材と仕事をしてみると、自分もさらに専門性を高めることが必要だと感じ、学び直しのための大学を探しました。日本と海外を行き来する日々でしたので、時間帯や場所を問わずにフルオンラインで学べる体制が整っていることが条件でした。

ちょうどIoTの企画担当になったタイミングでしたので、IoTやAIに関する教育を重視しているサイバー大学は私にピッタリでした。自分が第一人者になって、学んだIoTの知見を社内に広めていきたいという思いも重なり、入学することを決意しました。

入学してイメージと違ったところはありましたか?

入学するまでは、大学に通わないで本当の学びができるのか?という一抹の不安が拭えませんでした。オンラインでのコミュニケーションだけだと教員と心理的な壁ができたり、学生同士の学び合いに支障があったりするのではないかと思っていました。しかし、実際に学び始めると自分のペースで学習を進めていけるだけでなく、教員や職員の方にいつでも問い合わせができたので、私にとっては期待以上に充実した環境でした。

また、学習管理システムのCloud Campusの使いやすさが印象的でした。学生の皆さんがITに特化しているわけではないですし、さまざまな年齢・職業の方もいるので、誰でも直感的に使えるUI(ユーザーインターフェース)に優しさを感じましたね。

サイバー大学の学びは現在の仕事や活動に役立っていますか?

プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど幅広い知識が求められるIoTの世界に挑戦していることもあり、サイバー大学の学びは大きく役立っています。例えば、Arduinoというマイコンボードを活用してIoTデバイスを構築する際に、配線の仕方、電源部品、C言語の知識が必要です。入学前の私であれば、C言語という言葉が出た瞬間にお手上げ状態でしたが、現在では構築したいIoTデバイスのアイデアが浮かべば、ある程度ネットで調べれば構築できるようになりました。それだけに留まらず、社内でもArduinoを活用したIoTデバイスの構築方法の勉強会を営業スタッフ向けに開催するなど、第一人者としての役割を果たせるようになりました。

サイバー大学卒業後の進路を教えてください

大学での学びを通し、IoTの技術を理解するための基礎を築くことができました。さらにビジネスに応用・展開していく実践的な技術を学ぶために、卒業後は早稲田大学スマートエスイープログラムに進学しました。

そこでは、IoT/AIの技術を活用して介護者の負担を軽減することを目的に、介護施設で利用者の排泄物をAIで分類・検知する研究に取り組みました。研究するなかで、臭いを検知するセンサーを自作し、息子の使用済みおむつを利用して臭いのデータを収集し、AIによる解析を試みたこともありました。デバイスを一から作るのは簡単ではありませんでしたが、サイバー大学のIoTに関するゼミで学んだ知識があったので、完成させることができたと思います。この研究で得た知見を活かし、現在はIoT/AIを活用した新規事業企画に携わっています。

現在入学を検討されている方に一言お願いします

サイバー大学で学んだことのメリットは文系理系を問わず、IoT/AIなどの情報工学を学べる点にあると思います。高等教育機関で理工学を学ぶ場合、通常ですとある程度の素養が必要になりますが、サイバー大学は学ぶ意欲さえあれば門戸が開かれています。文系の社会人が理系の大学に入学するために数学などを一から学び直し、入学試験を受けるというのは効率的ではありません。社会人は学びながら足りないと感じた点を補い、次の学びに活かすことが重要で、そういったリカレント教育の場としてサイバー大学は適していると思います。

※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。