「データサイエンスを海外大学院で学ぶ」背中を押してくれた恩師との出会い

「データサイエンスを海外大学院で学ぶ」背中を押してくれた恩師との出会い

社会人学生卒業生進学IT・通信女性30代

  • 外資系化粧品メーカー デジタル部門

    中里 江里香 さん

  • データサイエンス  リカレント教育  

入学したきっかけを教えてください

デジタル系のセールス・マーケティング分野で長く働くなかで、データサイエンスの重要性を痛感し、大学院で深く学びたいと考えるようになりました。外資系企業に勤務していることもあり、データサイエンスと英語を学べる海外の大学院を検討しています。大学院進学を叶えるために、働きながら受講できる高等教育機関(大学)を探す中で、数学やSQLといったプログラミング言語の基礎が固められるという点から、必然的にサイバー大学を選びました。他の大学に通っていたこともあるのですが、仕事をしながらだと平日のスクーリングの時間を捻出することが難しくて…。サイバー大学の通学不要で学べるシステムは大変ありがたいですね。

また、実務を経験されている先生が多いことも魅力的でした。現場経験のある先生に、学んだことを実際どう使うのか、発展させるとどう活用できるのか、具体的に教えていただけるというのは他の大学にはない魅力だと感じました。先生方の経歴などを拝見し、実践的な学びを得たいのであればここしかないと決意を固め、入学しました。

入学して感じたことは何ですか?

サポートの手厚さに驚きました。通信制大学のサポートに対しては少なからず先入観があり、正直あまり期待していませんでした。ですが実際に利用してみて、サイバー大学は非常にスタッフのホスピタリティが高いと感じています。授業の内容についてTAの方に質問したところ、「ここがこうなってたのでプログラムが動かなかったんですね。もう一回ここを見直してみてください」という感じで、具体的に原因と解決策を示してくださったことがありました。サイバー大学は学生の属性やレベルが多様なので、一人ひとりの学生に合わせ、適切にアドバイスするというのは、当たり前のようでなかなか難しいこと。学生サポートセンターに問い合わせた時も、同じように私の状況を確認しながら的確な回答を受けられて、とても安心しました。何か困ったことがあっても、必ず一緒に解決してもらえるという安心感がありますね。

学内でコミュニケーションの機会はありましたか?

入学前に想像していたよりも、孤独を感じることはありませんでした。ゼミや勉強会でZoom等を使ってミーティングしたり、成果物に対するフィードバックをいただいたりする機会がありましたが、先生方のお人柄が素晴らしくて感激しました。学生への配慮が行き届いており、バックグラウンドや学ぶ目的が異なる受講生がそれぞれの目標を達成できるよう、心を砕いてくださっているのが伝わるような接し方で、進路の相談にも親身に乗っていただきました。一生このご恩を忘れないと思いますし、こういった先生方に出会えたことも、サイバー大学を選んでよかったと思うことの一つです。

また、学内には公式コミュニティが設置されており、他の学生や教職員の方とも交流ができます。夜中にプログラミングの課題をやっていて、突然のエラーに途方に暮れることもあったのですが、そんな時にコミュニティを覗くと「皆頑張っているな。よし、自分も頑張ろう」と気持ちを取り戻すことができました。「この科目のこれが難しい…」といった投稿にも、決して否定せず、応援のコメントが仲間から寄せられるので、見ていて励まされます。

学習はどのように進めていましたか

普段の講義では、各科目の学習資料がまとめてダウンロードできるようになっているので、先にそれを用意しておいて、講義を視聴しながらデジタルでメモを書き込んでいます。理解できていないところは講義を繰り返し視聴して、何がつまずきの原因だったのかを手書きで整理しています。

ゼミは輪講形式でした。プロジェクトマネジメントに関する課題図書を読み、受講生でパート分けして自分のパートについてプレゼンをしました。内容は概要の説明と、その内容が何に使えそうかということ、また他の章とどういう風にリンクしているか、などを5分以内にまとめてプレゼンするというものです。

プレゼン後はお互いにフィードバックを行うのですが、「プラスアルファこれもあるともっといい」といったお互いを高め合うような議論がスムーズにできたのは、サイバー大学の学生の皆さんに、相手を尊重する姿勢をお持ちの方が多いからだと思います。お互いの優れた点や改善点を安心して伝え合える環境で、とても充実したゼミになりました。

入学を検討している方へメッセージをお願いします

入学してみて、非常に費用対効果の高い大学だと感じています。実践的な講義が受けられ、大学の学位が取得できることはもちろんですが、私は学生生活を通して「学ぶことを楽しみ、学びをプロセスとして成果につなげていく」という力が身に付いたと感じています。

ITの世界は日進月歩で技術が進歩し、常に学び続けなければならない分野です。また、仕事をしているとその時々によって求められるスキルが変わるのはよくあることで、大学での学びが必ずしも仕事に直結するかといわれると、そうではないかもしれません。ですが、インプットし続ける習慣を持ち、積み重ねた学びを、仕事なり成果物なり自分の理想の形につなげる力のある人は、どんなビジネスの現場でも強いですよね。もしそういった力を身に付けたいという方には、サイバー大学はとても適した大学だと思います。

※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。