「市場価値を高めたい」ITを体系的に学び直してエンジニアの高みをめざす。

「市場価値を高めたい」ITを体系的に学び直してエンジニアの高みをめざす。

社会人学生在学生キャリアアップIT・通信男性40代

  • アプリ開発エンジニア

    広瀬 俊幸さん

  • AI  リカレント教育  

入学したきっかけを教えてください

現在、アプリケーション開発のエンジニアとしてITの現場で働いていますが、これまで独学で学んでいたこともあって、知らない知識や不足しているスキルがあると感じていました。IT業界は技術革新が目覚ましく、常に新しい技術を追い求めていく必要があるため、このままではいずれついていけなくなるという危機感を持つようになりました。

また、どのような現場においても、最新の知識や経験を有する人材には高い需要があることも踏まえ、専門知識を身に付けて自分の市場価値を高めるべく、大学への進学を決意しました。

サイバー大学を選んだ理由は何ですか?

仕事に直結する知識だけでなく、周辺知識も含めて基礎から体系立てて学ぶことができ、「高度IT人材」の育成に力を入れていることからサイバー大学を選びました。特にAIテクノロジープログラムを開設しているところに魅力を感じました。AIの理論や手法だけでなく、AIを具現化するプログラミングやデータ分析などのスキルを身に付けることができるため、独自で研究している音響音声解析に役立てられると思っています。

働きながら学べることが大前提にあって、なおかつ他の私立大学や国立大学の理系学部と比べて学費がリーズナブルで、金銭的な課題もクリアしていたため、入学するにあたって迷いはありませんでした。

入学して感じたことはありますか?

サイバー大学生活が始まると同時に、コロナ禍によって新しい生活様式への移行を余儀なくされました。在宅勤務が増えるなど、環境の急変によって受講を継続できるか不安にもなりましたが、サイバー大学は元々フルオンラインの大学であるため、コロナ禍であっても制限なくスムーズに学習を進められました。

在宅勤務の前後に受講するという習慣が定着したことで、乱れがちだった生活リズムが安定するようになりました。入学を決めたときはこのような状況になることを想定していなかったため、思わぬ収穫でした。結果的に、仕事も学業も自宅で完結するという、コロナ禍にできる最適な形で日々を過ごせています。

どのように受講を進めていますか?

朝は日課のジョギングから1日が始まります。在宅勤務で運動不足になりがちなので、毎日30分ぐらいかけて3~4kmほど走るようにしています。ジョギングを朝にすることで、すっきりとした頭で集中して受講できていると感じています。1日の業務が終わってからもう1科目受講することで、平日は1日2科目ペースを守りながら進めています。急な仕事や予定が入ったときは、予備日の土日に受講することで遅れを取り戻しています。

会社に出勤する場合や、気分転換にジョギングやウォーキングで外出した際には外で受講することもありますが、基本的には自宅でより集中して受講するようにしています。授業で覚えた内容をすぐに定着させるため、小テストなどの課題にはすぐ取り組むようにしています。

受講するうえで工夫していることはありますか?

自分に必要な知識を洗い出して該当する科目を定め、計画的に履修するよう心がけています。履修できる科目に制限のある大学もあると思いますが、サイバー大学はどのプログラムを選択しても履修できる科目にほとんど変わりはありません。自分の目的に合った形で履修計画を立てることができるため、「大学らしさ」を感じています。

私は業務に活かせるスキルを少しでも早く習得するために、専門科目から積極的に履修しています。その中でも、まずはビジネス系の科目を中心に選択しています。部下がいる立場であるため、マネジメントに関することを学びつつ、将来起業することも視野に入れて、起業経営に関する科目から履修しているところです。専門知識を習得した後、そこから派生して関心のある教養科目を履修する予定です。特に「コミュニケーション論」といったビジネススキルに直結する科目に興味があります。

印象に残っている科目を教えてください

入学してまだ1年を終えたところなので、基礎的な科目が中心となりますが、授業で学んだことを実際の業務に活かすことができるくらい実践力のある内容だと感じました。漠然としていたことが、基礎となる理論も踏まえて正しい知識・技術として身に付いていると実感しています。

たとえば、「コンピュータのための基礎数学※」ではシステム開発など、ITに関するさまざまな応用技術を学ぶために最低限必要な数学的知識を習得することができます。基礎から解説してくれるため、数学が苦手な方でも無理なく理解できる内容だと思います。

また、「Web入門」はWebの概要とその構築に⽤いられるHTMLの基礎、およびその周辺技術を学べる科⽬です。配布されるサンプルコードを基に、プログラミングの楽しさを感じられる内容となっています。私はエンジニアであるため、すでに知っている知識ももちろんありますが、土台となる基礎をあらためて固め直すつもりで日々学んでいます。

※現:ITとビジネスのための基礎数学

現在 入学を検討されている方に一言お願いします

私は学生時代からずっとITを学びたいと思っていましたが、当時は事情があって夢を諦めざるを得ない状況でした。自分の進みたい道に進むことができなくて、ずっと後悔してきましたが、40歳を過ぎて念願の大学進学を実現しました。何事も諦めることは簡単ですが、諦めずに頑張った先で得られるものは、自分の人生においてかけがえのない財産になると私は信じています。挑戦し続けることに年齢は関係ないと思いますので、夢や目標をお持ちの方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。

※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。