学びの支えとなった図書館のサービス。進化するAI技術を仕事に取り入れ価値を生み出していきたい

学びの支えとなった図書館のサービス。進化するAI技術を仕事に取り入れ価値を生み出していきたい

卸売業
柄崎 千恵さん
  • 個人インタビュー
  • 在学生
  • その他
  • 女性
  • 30代
  • 大卒

入学したきっかけを教えてください

高校卒業後は通学制の大学に通い、インテリアコーディネートや建築材料学、高分子化学など、生活環境に関連する分野を学んでいました。卒業研究では、乾燥剤などに使われているシリカゲルの生成プロセスを研究し、条件による蛍光強度の違いを分析していました。研究を通じて探究的な学びの面白さに気づき、社会人になってからもさまざまな分野の学びにチャレンジしました。危険物取扱者などの資格取得や英語の勉強を始めた傍ら、仕事で必要なITの知識を付けるために、独学で学ぶようになりました。しかし、効率よく知識を吸収できているとは言い難く、それならば今のうちに基礎から体系的に学んでおこうと思い、もう一度大学で学ぶことを決意しました。

サイバー大学を選んだ理由はなんですか?

私は現在卸売業で物流関係の仕事をしていて、物流改善のためのデータ分析やマテリアル・ハンドリング(マテハン)の導入、新センターの立ち上げなどの業務に携わっています。業務の効率化を図るために、独学で学んだAccessを活用して帳票フォームや進捗見える化ツールを作成したこともあります。その結果、さまざまなデータを一元管理できるようになり、作業工数を減らせただけでなく、分析も容易となり、同僚から感謝されたことがとても嬉しかったです。そのことがきっかけで、一方的に利用する側ではなく何かを創造できるようになりたい、技術を持てるようになりたいと思うようになったのと同時に、仕事に直接結びつく知識やスキルを身に付けたいと思うようになりました。

「仕事と子育てをしながら学べる環境」を調べているうちに、サイバー大学の広告が目に留まりました。「通学不要のオンライン大学」というキーワードを見て、「どのような大学なのか?」と興味が湧きました。調べていくうちに発展著しい人工知能(AI)やITのことを幅広く学べることがわかりました。学士号という形で、自分が学んだ証を残せるところも大事だと考えていたため、ここしかないなと思い入学することにしました。

入学して感じたことはありますか?

電子書籍配信や記事検索サービスなど、調べ物をする環境が整っていて、想像以上に図書館が充実していると感じました。主に授業の教科書や参考図書を調べる際に利用していて、電子版を閲覧して授業の復習をしたり、知識の幅を広げるのに役立っています。図書館から届くメールマガジンも参考にしながら、興味のある書籍を探したり、先生方がおすすめする書籍を借りることもあります。

また、サイバー大学は自宅がキャンパスのようなものなので、PCやネット環境が肝心です。入学当初、我が家の環境は十分なのかと不安にもなりましたが、不具合があった際もメールでしっかりとサポートしていただけるため、とても安心しました。英語科目が上手く受講できなかったときも、システムサポートセンターに相談したらすぐに解決できたため、オンライン大学も通学制の大学も、環境こそ違えど本質はあまり変わらないんだなと思いました。

学ぶ中で大変だと感じることは何ですか?

やはり、仕事や家事をしながら学習時間を確保することです。平日は1日1時間程度の学習時間を確保する前提で計画を立てていますが、残業で遅くなったり、子どもを寝かしつけたりと、学習時間を後回しにせざるを得ないときが多々あります。なるべくタブレットやスマートフォンで授業コンテンツをダウンロードし、スキマ時間を利用して少しでも受講を進めるようにしていますが、根を詰めすぎると苦しくなってきます。そういったときは、あまり無理をせず、休日にまとめて時間を取って遅れをカバーしています。「予定通りにいかないものだ」と割り切って、臨機応変に対処する心がけも、長い社会人学生生活を安定して続けていくうえで大切です。

また、最近ポモドーロ・テクニックという手法を取り入れてみました。ポモドーロ・テクニックは「25分の集中」と「5分の休憩」のリズムで行う時間管理術で、細かく刻むことでメリハリをつけて学習することができます。私にとっては集中しやすい手法で、仕事にも取り入れています。

印象に残っている科目を教えてください。

「スタディスキル実践」では、プレゼン動画を自分で収録して、他の学生に批評してもらうという貴重な体験をすることができました。プレゼン内容は自分の教養学習体験に関することで、私は福祉・環境先進国としてのデンマークについてまとめました。デンマーク協会の講演会で学んだことや、自分で調べたことを資料に落とし込んで、「人がいちばんの資産」という資源が少ない国ならではの理念などについて、プレゼンしました。他の学生のコンテンツを見て批評することもよい学びでした。コンテンツの組み立て方、論理的・批判的に思考することや、議論の仕方などのスキルは仕事でも大いに役立っています。

また、「AIプログラミング」のPythonの課題において、自分が記述したコードは正しいのかを確認するために、ティーチング・アシスタント(TA)に相談することもありました。自分で調べても理解できないところなど、その都度親切にアドバイスをいただけたため、途中で躓くことなく学び続けられています。各講義のQ&Aにも目を通すようにしていて、自分と同じような質問や、それに対する回答が確認できるため、そのあたりも学びにつながっています。

学費はどのようにして工面していますか?

翌学期に履修する科目と単位数をあらかじめ決めて、授業料の目安を立てるようにしています。毎月の給与から積立てながら、ボーナスの無駄遣いを抑止してコツコツと貯めています。物入りの時期は授業料の工面が難しく、そのときはオリコの学資ローンを利用したこともあります。履修単位数を少なくしていたため少額ではありましたが、いざというときに頼れる制度があって助かりました。周りからはそんなに無理しなくてもいいのにと言われることもありますが、自分と娘のより良い未来のためという意思を強く持つようにしています。

在学中やっておきたいことや、今後の目標を教えてください

大学の方や在学生・卒業生との交流を深めていきたいと思います。さまざまな年代・職業の方がいるコミュニティはとても貴重なため、積極的に関わるようにしています。その中でも、サイバー大学公式コミュニティ(Google Currents)にある「おすすめの本、論文」というコミュニティに最近参加するようになりました。コンピュータ関係やAIテクノロジーなど、さまざまな本の紹介がされていて、活発に交流が図られています。いずれ私のおすすめを紹介できるようになりたいです。

また、これまでに習得した知識・スキルは仕事や私生活でどんどん活用していきたいです。例えば、ワンボードコンピュータの「ラズベリーパイ」とAIを組み合わせた画像処理技術を利用し、職場内で誰がどれくらい作業しているかなどのデータを収集することで、生産性の分析や見える化、新しいサービスの創造などにつなげられればと考えています。最近はIoT農業にも興味があるため、家庭菜園レベルではありますが何かチャレンジしてみようと本を参照しています。そういった経験を積み重ねながら、将来的には未来を担う子どもたちにIT教育等のボランティア活動や起業も視野に入れていきたいです。

現在 入学を検討されている方に一言お願いします

自分で選択して行動する者に、未来は必ず拓かれると思います。学費のことや、学習を続けていけるか心配な方もいらっしゃると思いますが、入学したいという気持ちをお持ちなのであれば、まずは挑戦してみてほしいと思います。決して安くはない学費を払って学ぶ以上、社会人ならそれを無駄にはできないはず。嫌でも行動が伴って、案外簡単に不安を解消することができるかもしれません。また、人生をより良くするうえで、良質なインプットとアウトプットはとても大切です。サイバー大学はアウトプットの場もあり、丁寧なフィードバックをいただける環境もありますので、とても良い学びができると思います。

※年齢・職業などは取材当時のものです。

コンテンツ

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仕事や家庭、趣味などとの両立を図りながら、日々学び続ける先輩たちのインタビューをご紹介。
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