教員概要

吉田 裕季
講師 教養科目

吉田 裕季

YOSHIDA Yuki

学位

博士(文学)

専門分野

西洋史(東欧近現代史)、歴史教育

ハンガリー・ペーチ大学国費留学を経て、立正大学大学院文学研究科において博士(文学)を取得。大学にて非常勤講師として日本語リテラシー、歴史学、社会科教職関連の科目を担当し、2022年10月より現職。ハンガリーを中心とした20世紀初頭の中・東欧の歴史を研究。大学の教養科目における歴史教育の在り方に関心を持つ。

学生へのメッセージ

通信制の大学は、通学制の大学と比べて卒業するのが大変なのではないかと考える方もいらっしゃると思います。たしかに、通信制の大学は自主的に学ぶ態度がより重要となるのでその通りかもしれませんね。
しかし一方で、通信制の大学で学ぶという壁を越えて卒業できたならば、それはストイックに努力した証とも言えるのではないでしょうか。フルオンラインでの学びでも仲間はきっと見つかります。学友と出会い、険しい道も励まし合いながら進みましょう。学びの支えとなる大学のサポートも十分に利用できます。遠くない未来に、充足と達成感と、卒業という実体のある結果があなたのもとにやって来るはずです。

担当科目

教員データ

職務実績に関する事項

研究紀要の編集

  • 2001年1月~2003年9月
    「立正西洋史」 第17号~第19号
  • 2005年10月~2006年3月
    「立正西洋史」 第21号~第22号

研究誌目録編集

  • 2001年1月~5月
    総合歴史教育研究会編 「日本書院版『歴史教育』総目次 ー歴史教育研究資料Ⅱー 」
研究テーマ
  • 第1次世界大戦後のパリ講和会議におけるハンガリーの国境画定
  • 大学教養科目における非専門および高大接続の観点での歴史学の在り方
所属学会

日本西洋史学会、ロシア・東欧学会、ハンガリー学会、高大連携歴史教育研究会など

研究活動又は実務経験
  • 2004年9月~2005年3月
    東京電機大学理工学部 非常勤講師
  • 2008年4月~2022年9月
    サイバー大学 ティーチングアシスタント
  • 2009年4月~2010年3月
    作文学舎「紙とえんぴつ」論作文教育研修センター 小論文・エントリーシート作成指導
  • 2009年4月~2011年3月
    財団法人海外子女教育振興財団 社会科非常勤講師
  • 2013年4月~2014年3月
    株式会社さんぽう 小論文講師
  • 2014年4月~2015年3月
    立正大学人文科学研究所 研究員
  • 2014年4月~2023年3月
    立正大学文学部 非常勤講師
研究業績【論文】
  1. 第一次世界大戦下における英・仏とオーストリア‐ハンガリー ーパドヴァの休戦とその条項成立をめぐってー
    単著 / 査読無 / 2001年 / 立正史学 第90号 pp.47-61
  2. 第一次世界大戦後のヨーロッパとヴェルサイユ体制理解のための一視点 ー 世界史教科書の記述に見る民族自決原則の適用とハプスブルク帝国の解体ー
    単著 / 査読無 / 2003年 / 総合歴史教育 第39号 pp.25-32
  3. 第一次世界大戦休戦期におけるフランスの対中・東欧政策とルーマニア
    単著 / 査読無 / 2005年 / 立正大学史学会編 宗教社会史研究Ⅲ pp.435-454
  4. フランス軍主導によるウクライナ侵攻作戦(1918-1919)のベオグラード軍事境界線修正への影響
    単著 / 査読有 / 2006年 / ロシア・東欧学会年報ロシア・東欧研究 第34号 pp.157-167
  5. ベオグラード軍事境界線の修正とルーマニア
    単著 / 査読無 / 2011年 / 立正史学 第110号 pp.23-38
  6. パリ講和会議におけるハンガリー・ルーマニア間の国境画定(1919)
    単著 / 査読無 / 2013年 / 立正史学 第113号 pp.65-85
  7. パリ講和会議におけるハンガリー・チェコスロヴァキア間の国境画定(1919)
    単著 / 査読無 / 2014年 / 立正史学 第115号 pp.1-20
研究業績【その他】

【学会発表】

  1. ホルティ政権初期における修正主義政策
    単著 / 査読無 / 1995年6月 / 立正大学史学会平成7年度大会
  2. 第一次世界大戦休戦時における連合国とハンガリー
    単著 / 査読無 / 2001年6月 / 立正大学史学会平成13年度大会
  3. 第一次世界大戦後のヨーロッパとヴェルサイユ体制理解のための一視点
    単著 / 査読無 / 2002年8月 / 総合歴史教育研究会第38回大会
  4. フランス軍主導によるウクライナ侵攻(1918-1919)のルーマニア - ハンガリー関係への影響
    単著 / 査読無 / 2005年10月 / ロシア・東欧学会2005年大会
  5. ハンガリーの領土問題をめぐるカーロイ=ミハーイ政権の外交と連合国
    単著 / 査読無 / 2006年5月 / 日本西洋史学会第56回大会
  6. 第一次大戦休戦期におけるルーマニアとハンガリー軍事境界線
    単著 / 査読無 / 2011年6月 / 立正大学史学会平成23年度大会
  7. パリ講和会議(1919)におけるハンガリー・チェコスロヴァキア間の国境画定
    単著 / 査読無 / 2013年6月 / 立正大学史学会平成25年度大会
  8. ハンガリーとパリ講和会議 - ハンガリー・ルーマニア間の国境画定を中心に -
    単著 / 査読無 / 2017年4月 / CHIR-Japan(国際関係史学会)研究会