科目概要

講談の世界

人文科学

科目コード:GEHM121

話芸としての講談は、慶長年間徳川家康公の前で語った赤松法印が始まりであり、「太平記」を語ったことから「太平記読み」と言われた。その調子は、修羅場読み、世話物、怪談などに分かれている。本科目では、メリ、ハリ、ツッコミ、謡い調子の講談調の基礎を学び、それを実践することで、日本語の持つリズムを体得するとともに、物語の背景にある歴史や文化を学ぶ。特に江戸時代は日本の伝統文化が円熟味を増した時代であり、数々の講談を語る事によって、日本文化の奥深さを知り、日本語の美しさを体感する。

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