「在学中の起業を実現」活きたAntler起業支援プログラムの経験

「在学中の起業を実現」活きたAntler起業支援プログラムの経験

専業学生在学生キャリアアップ起業・経営男性20代

  • 専業学生

    金子 裕貴さん

  • 学生起業家  42Tokyo  

サイバー大学に入学するまでの経緯を教えてください

高校卒業後、将来の進路を深く理解し、検討するために1年間のギャップイヤー(次の進路へ進むまで、自己研鑽を積むための猶予期間)をとりました。この期間中、読書に多くの時間を費やすことでさまざまな知識を吸収し、語学、IT、ビジネスの分野に興味を抱くようになりました。同時に、将来的には起業を志す気持ちも芽生えました。まずは語学とビジネスを2年間学び、その後にITを2年間学ぶという計画を立て、ビジネスも併せて学ぶことができる語学専門学校を経て、サイバー大学に編入しました。

サイバー大学を選んで良かったと思うところを教えてください

サイバー大学では、ITスキルとビジネススキルを習得できるバランスの良いカリキュラム設計になっています。テクノロジー系科目とビジネス系科目の両方を学ぶことで、「ビジネスのわかるITエンジニア」および「ITのわかるビジネスパーソン」をめざすことができます。また、サイバー大学はオンデマンド型のオンライン学習なので、自分の生活リズムに合わせて授業を受けられます。そのため、課外活動との両立が実現できました。さらに、各種サポートについても、非常に手厚いと感じています。履修や授業に関する質問や学生生活でサポートが必要な際には、専門スタッフとコミュニケーションが取れるため、これはサイバー大学を選んで良かったポイントのひとつです。

大学のサポートをどのように活用していますか?

キャリア形成において、キャリアサポートセンターを積極的に利用しました。面談を通じて、具体的な起業活動プランについてアドバイスを受けることができました。また、私が興味を持つ分野の専門家との交流の機会や、多くのイベント情報を提供していただきました。これにより、多様なバックグラウンドを持つ方々と関わることができ、自身のスキル向上や起業に向けたビジネスプランの策定につながったと感じています。サポートいただいたことで、時代に即したニーズに応えるためのスキルの向上や新しいビジネスの創出を実現できたと考えています。

課外活動について教えてください

フランス発のエンジニア養成機関である「42Tokyo」への入学、ハッカソンへの参加、そしてイスラエルの企業からの業務委託を通じて、技術的な知識と国際的なビジネススキルを身に付けることができました。さらに、業界の最新動向を把握するために定期的に開催される勉強会やセミナーにも参加しており、知識をアップデートし続けています。また、「Antler起業支援プログラム」にも積極的に参加し、平日の朝9時から深夜までチームメンバーと協力して作業する等、ハードなスケジュールをこなしました。革新的なアイデアを持つ仲間たちとの協同作業から得た経験や学びは、今後のキャリア形成やビジネス活動において大いに役立つと感じています。

本学の学びをどのように課外活動に活かしましたか?

大学で学んだ知識を課外活動で即座に実践することを心がけています。例えば、新しいマーケティング戦略やビジネスモデルを学んだ場合、それを実際のビジネスシーンでどう活かせるかを試しています。授業内容と実際の結果を比較し、そのギャップを埋める方法を考えることで、事業運営において効果的な戦略を生み出すことができていると考えています。スタートアップの世界では、迅速に学び、迅速に適用し、迅速に修正する能力が求められるため、学んだことをすぐにアウトプットできる環境は、私にとって理想的なものだったと感じています。

将来の夢や目標がありましたら教えてください

ギャップイヤーから現在までに、得た知識や経験、構築したネットワーク(人脈)を活かし、さまざまなアクションを起こしていくことで、まずは念願だった「在学中の起業」を食品とテクノロジーを組み合わせた「フードテック」の分野で実現できました。今後は、異業種との協力、新技術の開発によって持続可能なエネルギーソリューションやエコフレンドリーなプロダクト、公平な社会システムの構築と新たな価値の創造をめざします。最終的には、社会と地球への積極的な貢献を実現し、世界中の人々が持続可能で豊かな未来を築く手助けをすることに尽力していきたいです。

入学検討者にアドバイスをお願いします

「とりあえずやってみる」ことが重要だと考えています。新しい道へ進むことは勇気を必要としますが、その一歩によって自分の可能性を広げることができるかもしれません。予期せぬ幸運は、予想外の瞬間や場所から訪れることがあると信じています。

私自身、サイバー大学での学びのなかから数々の予期せぬ幸運を経験しました。未知の領域に挑戦することで新しい友人や協力者に出会い、また予想外のアイデアやチャンスに触れることができました。大学での学びや経験から未来の可能性が開けるかもしれません。自分が「やってみたい」と思う気持ちがあれば、その感覚を信じて、新しい一歩を踏み出してみることをお勧めします。
※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。