2023.04.03
プレスリリース
サイバー大学
サイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区、以下「本学」)は新しい時代の「高度IT人材」の育成をめざして、2024年4月からマイクロクレデンシャルのオープンバッジを発行し、複数のマイクロクレデンシャルを体系的に積み重ねることで学士号のバッジ取得につなげる新カリキュラムを国内で初めて導入します。新カリキュラムを通じて、修得した知識や技術、態度等を学位よりも小さな単位で学習証明するコンピテンシーモデルであるマイクロクレデンシャルのオープンバッジを取得することで、本学の学生は、従来の学士号基準では表現できなかった、より細分化された知識やスキルのデジタル証明が可能となります。
背景
本学IT総合学部では、ITとビジネス双方の知識やスキルをもつ高度IT人材を育成することをめざしたカリキュラムを用意し、卒業した学生にはIT総合学の学士号を授与してきました。一方で、企業等では学士号や修士号等の学位よりも、専門分野別の知識やスキルが重視される傾向があり、近年では学士号や修士号等の学位プログラム(マクロクレデンシャル)よりも短期間で特定の専門分野を学び、その学習歴を証明するマイクロクレデンシャルが世界で注目されています。こうした背景から、本学では、既存の学士(IT総合学)を取得するための学位プログラムを分割し、少量かつ専門テーマごとにクラスター化した複数科目を修了した証として、マイクロクレデンシャルの提供を2024年度から開始します。
カリキュラム改定の趣旨
1.「コース・プログラム制」から「マイクロクレデンシャル制」へ
これまでの「コース・プログラム制」から、「マイクロクレデンシャル制」へと移行します。マイクロクレデンシャルとは、修得した知識や技術、態度等を小さな単位で学習証明するコンピテンシーモデルのことです。本学が提供するマイクロクレデンシャルの分野には、「AI」「データサイエンス」「セキュリティ」「ネットワーク」「ソフトウェア」「起業」「経営」「マーケティング」「マネジメント」等があり、学生は希望に応じた分野を集中的に学ぶことができます。
2.学習歴だけでなく学位までを証明するオープンバッジの導入
オープンバッジとは、国際的な技術標準規格に沿って発行される生涯を通じて有効なデジタル証明です。デジタル履歴書やSNS上に公開でき、就職活動や転職活動での活用も可能です。また、個人の学習歴を可視化できるため、今後の学習計画やキャリア設計にも役立ちます。
本学では指定科目の単位を修得することにより、オープンバッジを取得できるだけでなく、学位取得に至る学習歴もオープンバッジで証明できます。
3.多様な学生の主体的な学習を促す階層的カリキュラムへ改革
フルオンライン大学の本学には、高校新卒の10代から生涯学習を志す70代以上まで、また未就業の若年層から現役社会人、主婦/主夫、シニア層まで、最終学歴も異なる幅広いバックグラウンドの学生が在籍しています。ITおよびビジネス、語学、教養について、より幅広く学びたい人や、専門知識や技術に特化してより深く学びたい人に向けて、分野ごとに修得範囲を選択できる学修者本位のカリキュラムを構築します。
本学は引き続き、最先端で質の高い学習環境を整備し、社会の形成者として有能な人材育成をめざします。
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