2026.04.08

研究・教育

本学では、大学での組織的なFD活動の一環として、教員同士が教育実践や課題について発表し、意見交換を行うFD研究会を学内で定期的に開催しています。9月5日には今年度第2回となるFD研究会が開催されました。

今回のテーマは「本学のアクティブ・ラーニング実践と今後」で、安間学部長から主旨説明と今後の展望が述べられた後、インストラクショナル・デザイン課の笹川課長から本学におけるアクティブ・ラーニングの多様な実践事例が紹介されました。専任教員29名を含む教職員33名が参加し、活発な議論が行われました。

発表では、教員による一方向的な講義形式ではなく、学生が主体的に取り組むアクティブ・ラーニングの重要性が改めて確認されました。具体的には、ディスカッション(掲示板)を活用したディスカッションやピアレビュー、Zoomを使った模擬面接、さらには生成AIを活用した事業計画書作成等、各教員が工夫を凝らした様々な科目での実践事例とその効果が共有されました。同時に、学生の参加意識の低さや、教員の準備および採点にかかる負荷の大きさといった共通の課題も提示されました。

こうした発表を受け、会場の参加者も交えた議論となり、グループワークにおいて特定のメンバーに負担が偏る課題への対策や、グループ内ピアレビューの仕組みといった適切な評価方法について活発な意見交換がなされました。また、GoogleフォームやWordファイル等を活用した効率的な採点手法の提案や、大規模なレポート課題に固執せず、リアクションペーパーのような小さな活動を各授業回で取り入れていく柔軟なアプローチについても議論が深まりました。

将来的には、本学におけるアクティブ・ラーニングの定義をより明確にし、その実践度を全授業の集計データやシラバス上で可視化していく方針も共有されました。

今後も本学では、FD研究会を通じて教育の質向上に取り組んでまいります。

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