2025.05.20
大学からのお知らせ
2025年5月12日、佐賀県立伊万里実業高等学校にて、本学職員が「IT業界で働くということ〜女性SEのリアル〜」と題した講話を行いました。
同校は、文部科学省が主導する「新時代に対応した高等学校改革推進事業(創造的教育方法実践プログラム)」の研究指定校であり、「文理融合型教育による『いまりん6次化』実践プログラム」に取り組んでいます。このプログラムでは、地域資源を活用した6次産業化※を担う人材の育成をめざし、同校の学科・教育分野を横断した持続的な専門教育を推進する新しい教育モデルの確立・普及活動が展開されています。
今回の講話はその一環として実施されたもので、本学所属の女性システムエンジニア(SE)が登壇しました。IT業界における仕事内容や求められるスキル、業界の将来性、さらに話題の生成AIを活用した仕事の具体事例等、現場でのリアルな経験を紹介しました。また、仕事と家庭の両立やライフイベントとキャリア形成の関係等、女性の働き方に関する話題にも触れ、生徒の皆さんが将来を多角的に考えるきっかけを提供しました。

本学は今後も、地域の高等学校等と連携しながら生徒のキャリア形成を支援するとともに、社会の変化に即した実践的な教育の機会を提供してまいります。
- 6次産業化とは、農林漁業者自らが生産(1次産業)にくわえ、加工(2次産業)や販売(3次産業)にも関わることで、新たな地域ビジネスを創出し、雇用や所得を地域に還元する取り組みです。
