2025.10.01

大学からのお知らせ

サイバー大学では、社会で活躍するために必要な「問題解決力」を測定し、自身の強みや特徴を把握して大学生活に活かしてもらうために、株式会社ベネッセ i-キャリアが提供する能力測定テスト「GPS-Academic」を導入しています。2025年度春学期の結果、本学の学生は全受検者平均を上回る思考力を備え、学年が上がるにつれて着実な成長を遂げていることが明らかになりました。

全国を上回る高い思考力

受検結果では、新入生・在学生ともに、「批判的思考力」、「協働的思考力」、「創造的思考力」が全受検者集計の平均を上回る結果になりました。特に在学生は、これらの項目で新入生を超えるスコアを示しており、「レジリエンス(ストレス耐性・回復力)」「リーダーシップ」「コラボレーション(共感性・外向性・親和性)」「経験総合」についても新入生より高い平均スコアとなっています。

個別のデータを比較すると、姿勢態度の各要素(レジリエンス・リーダーシップ・コラボレーション)と経験総合のスコアは、1年次時点では全国の同学年より低いスコアであるものの、4年次には、それを上回るスコアとなっています。
全国では、上級年次に上がっても全体のスコアはほとんど変化が見られないなか、本学では学修を継続することによる成長が数値として示されています。

高い満足度と成長実感

大学の魅力や教育への満足度を問うアンケートの結果、学生からは高い評価が寄せられています。新入生・在学生の95%以上が、自分の将来に必要な学びをこの大学で得られると回答しました。また、在学生を対象としたアンケートでは、85%を超える学生が、カリキュラムや授業、教員に満足していると答え、大学生活を通じて自身の成長を実感していることが明らかになりました。これらの結果は、学びの内容だけでなく、学生生活全体においても高い満足度と成長実感が得られていることを示しています。

  • カリキュラムや授業、教員の満足度、成長実感については、在学生向けのアンケート

また、「入学後に専攻やコースをじっくり選べる点」を大学の魅力として挙げる学生が平均より高く、マイクロクレデンシャル制による柔軟な学びや手厚い学修サポートの効果が表れています。

サイバー大学は今後も、学生一人ひとりが目的に沿って学びを深め、社会で活躍する力を育む教育とサポートを続けてまいります。


GPS-Academicについて

年間で全国210大学、約28万人が受検している株式会社ベネッセ i-キャリアの能力測定テストです。社会で活躍するために必要な問題解決のための力を「思考力」「姿勢・態度」「経験」の3つの観点から多角的に測定しています。

  • 全受検者集計データは2025年5月末時点の暫定値です。
  • 本学の「GPS-Academic」の結果の一部を抜粋して紹介しています。
  • 2025年度春学期は正科生298人(新入生120人・在学生178人)が受検しました。
  • 本お知らせで紹介している学年別スコアは、他大学との比較のため25歳未満を対象としています。