2020.02.14

IT総合学部

オートメーション・エニウェア社とサイバー大学の共催で「単純作業から解放される RPAの第一歩」と題したハンズオンセッションを2020年2月13日に開催しました。

申し込みを数多くいただいたため、当日は抽選で選ばれた8名が参加しました。
開催の先立ってIT総合学部長の安間教授よりご挨拶いただきました。

今回の講師はオートメーション・エニウェア社(以下AA社)の田中 美穂様。AA社の会社案内からはじまり、製品紹介やRPAを活用して実現できることをご紹介いただきました。

AAのRPAは、金融業や製造業など幅広い業界で導入されていること、人が単純作業をしているところはRPAの導入を検討する余地があるとご提案いただきました。

ここからはハンズオンのパートです。
実際に用意されたPCでAA社のAutomation Anywhere Enterprise(以下AA Enterprise)を体験。今回は最新バージョンであるA2019を使用。クラウドのA2019は、高いITスキルがなくとも誰でも簡単に Bot 開発ができます。まずは簡単な演習からで、実行すると「こんばんは!」とメッセージがポップアップするBotを作りました。

次に実際の業務を想定した演習です。
CSVファイルから受注データを自社システムへ自動入力するという演習です。CSVに書かれた項目をAA Enterpriseで記録し、自社システムを模したシステムへ入力するBotを生成。出来上がったBotを実行すると参加者から「処理が速い!」「簡単!」などの声があがりました。

応用編の演習も行いました。
Webページ上に表示された株価情報をHTMLから読み取って、CSVへ自動的に書き出すBot作成を体験しました。いずれもAA Enterpriseにプリセットされているコマンドを使用することで、参加者は簡単にBot作成することができました。

最後の質疑応答では多くの質問や意見が上がりました。
「VBA・マクロより広範囲に使えるもの、という認識だったが予想以上に幅広く活用できるものだと思った」といった声も聞かれ、会が終わってからも意見交換が続いていました。