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会社員 坂田博丈編 第3話 入学前の力試し

入学前の力試し 入学前の力試し
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自分の基礎知識を確かめる力試し

サイバー大学に無事合格できた僕は、気持ち新たに部屋の模様替えをして、授業開始に向けての準備を始めました。
まずは入学オリエンテーションに参加するはずでしたが、都合がつかなかったため自宅でWebオリエンテーションを視聴することにしました。すると、基礎力診断というものを受講する必要があることが判明。これはサイバー大学で学んでいくために必要な基礎知識について確認をする力試しのようなものです。科目は「国語」「数学」「英語(任意)」と、パソコンの基本操作や用語に関する「情報」の合わせて4科目あります。

高校を卒業してから早10年、業務に関わるところは仕事を通じて勉強してきたと自負していましたが、こういったテストのようなものは随分と久しぶりで、どこまでできるか不安でした。
受験した結果、「情報」は特に問題ありませんでしたが、他の科目は所々忘れてしまっているところがありました。さすがにこのままじゃマズイと危機感を抱き、現実を受け入れて「リメディアル科目」という基礎知識を補うための補習科目を受講することにしました。
「補習」と聞くとあまりいい思い出がないという方もいるかもしれませんが、卒業してからのブランクが長いほど知識が抜け落ちていても不思議ではありません。ですので、学習の基盤となる数学や国語、英語の基礎知識を無料で補完できるのは、社会人にとってありがたいことだと思います。

コースとプログラムを決めよう

続いて受講したい科目を選んで申請・登録する履修登録を行います。履修登録をするにあたって、コースとプログラムを決めておく必要があります。コースとプログラムは自分のめざす将来像に合わせて選択します。
サイバー大学には、「テクノロジー」「ビジネス」「ITコミュニケーション」の3つのコースがあります。僕はITをしっかり学びたかったので、テクノロジーコースを選択しました。

さらに、テクノロジーコースには「AIテクノロジー」「ネットワーク」「セキュリティ」「ソフトウェア」の4つのプログラムがあるので、その中から希望のプログラムを選択するという流れになります。
僕はAI技術を活用する方法を学ぶAIテクノロジープログラムを選びました。最近よくニュースでも取り上げられ、話題になることも多いAI(人工知能)。近い将来、多くのビジネスシーンで欠かせないものになるでしょうし、この機会に学んでおいて損はないと思ったんです。

科目選びに悩んだときは、大学推奨の履修モデルがオススメ!

次に、卒業までの目標年数を決めます。
1年次入学の場合は4年から最大8年まで在籍が可能で、在籍年数が短いほど1学期あたりに履修する科目数は当然増えることになりますが、その分早く卒業することができます。
一方、在籍年数が長いほど1学期あたりに履修する科目数は減りますが、卒業するまでに時間がかかります。ですので、自分の生活スタイルを一度振り返ってみて、どのくらい学習時間を確保できそうか、あらかじめ目途を立てたうえで、現実的な範囲で目標を設定することが通信制大学で学ぶ秘訣です。

それから、履修科目を登録していきます。
でも、いざ選ぼうと思ったら、科目がたくさんあってどれを受講するか決められない…。
そういう場合は、大学が推奨している履修モデルがあるので、初学期はその通りに選ぶのがいいかもしれません。
社会人の場合、働きながら大学生になるわけですから、まずは履修モデルどおりに進めて、仕事との両立に慣れることが肝心だと思います。今後の方向性を考えることもできるので、迷っている方にはオススメです。

最後に授業料納付の手続きをしたら、あとは授業の開講を待つだけ。
いよいよ、仕事をしながら大学生として授業を受ける生活がスタートします。がんばるぞ!

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