会社員 坂田博丈編 第2話 ライフスタイルに合わせて学ぶ

ライフスタイルに合わせて学ぶライフスタイルに合わせて学ぶ

家に帰ってから勉強しようとするも…

ついにサイバー大学の授業が始まる日。
初授業を受けるため、意気揚々と仕事を始めたものの、結局その日は残業になってしまい、机に向かえたのは23時過ぎで、かなりヘトヘトでした。それでもなんとか授業を受講しようとしましたが…結局寝落ちしてしまいました。
僕の職場は突発的な残業が多いので、今後も同様のことが起こるかもしれません。それではダメだと思い、平日の学習負荷は最低限にしておいて、万が一受講できなかったとしても休日で補えるような学習計画を立てることにしました。そうすることで、平日の受講は1日1科目ずつ、休日は1日2科目ずつのペースで無理なく受講することができるようになってきました。
これは僕のように18単位履修している場合の話ですが、履修する単位数を変えることによって学習量を調整することもできます。

「15分あれば勉強ができる」

サイバー大学の授業時間は、1回あたり約90分程度です。ここは通学制の大学と同じで、違うところは授業構成です。

フルオンラインの大学なので、まずは4章構成に分かれた合計60分程度の授業動画コンテンツを視聴します。1章あたり約15分程度なので、平日は朝の電車か昼休みを使って2章分(約30分)受講し、帰りの電車で残りの2章分を受講するといった形で、自分のライフスタイルに合わせて自由に学習を進めることができます。最後に、小テスト・レポートなどの課題を30分程度でこなせば、合計約90分の授業は終了です。

何よりも「15分あれば勉強できる」というところが最大のポイントで、まとまった時間が取れない私のような社会人でも、スキマ時間を見つけては授業を受けるという習慣を身に付けることができました。

いつの間にかタスク管理も上手くなっていた…!

スキマ時間に勉強するという習慣は、仕事にも良い影響を及ぼしました。
まずは、タスク管理が上手くなりました。これは授業のおかげでもありますが、自分の抱えている仕事を日頃から整理しておくことで、数十分の短い時間でも小さなタスクに充てるなど、効率的に時間を使うことができるようになったからです。
また、スキマ時間での学習で養われた集中力のおかげで、一つひとつの業務もスピーディにこなせるようになりました。何か特別なスキルが身に付いたわけではないのに、ここまで変われることに自分でも驚きました。