清尾 克彦 | 通信制大学 | サイバー大学

清尾 克彦

SEO Katsuhiko
  • 教授
  • 専門科目
学 位
博士(工学)
専門分野
コンピュータ工学、コンピュータアーキテクチャ、組込みシステム M2M(Machine to Machine)/IoT(Internet of Things)
大手電機メーカーにおいて汎用コンピュータのCPUの開発と、HWの設計を支援するCAD開発を担当。半導体技術の進歩とともに、電子機器製品のシステムLSI化(特にHW・SWコデザイン)を推進。その後、企業内の半導体・情報ソフトウェア分野の技術者育成と共に、産官学による組込みシステム分野の人材育成に取り組む。現在はNPO法人「M2M・IoT研究会」でM2M/IoT分野の研究・教育に取り組んでいる。

学生へのメッセージ

半導体技術やデジタル化の急速な進歩により、ビジネスや日常生活の環境は大きく変化してきました。日本の強味である情報家電や電子制御機器、自動車機器などは、コンピュータを組み込んだ組込みシステムとして大きく発展しています。このような大きな変化の中でも、コンピュータの基本原理は変わっていません。中味を知らずに使うケースが増えていますが、ブレークスルーを図るときや難問にぶち当たったときには、この基本原理が非常に大切になってきます。ぜひ、この基本をしっかり身に付けるとともに、幅広い知識を必要とする将来性のある組込みシステムやM2M/IoTの世界に挑戦していきましょう。

教員データ

教育能力に関する事項

1. 教育方法の実践例
1) STARC冠講座「システムLSI設計-システム設計編」の非常勤講師
2001~2007年度 大学での講義とビデオ収録によるCD-ROM配布およびWeb配信による授業
2003~2007年度:名古屋大学
2003~2007年度、2012~2015年度:立命館大学
2005、2007、2009、2011、2013年度:金沢大学
2008、2010、2012、2014年度:高知大学
2001~2017年度:早稲田大学
2002~2017年度:東京工業大学
2001、2011、2012年度~現在に至る:慶応義塾大学

2) 三菱電機株式会社での社内教育
2002~2006年度
社内半導体技術および情報ソフトウェア技術分野の教育・研修のとりまとめ(教室長)
コデザインやソフトウェアプロジェクトマネジメントの講師

3) 九州工業大学大学院情報工学研究院
2007年度:組込みソフトウェア関連講師
2008~2014年度:(客員教授)研究院活動への指導・助言

4) (株)ゼネテック システム技術者養成センター 主席、講師
2007~2009年度:一般社会人向け研修
(組込みソフトウェア入門、電子回路入門、組込みシステムにおけるコデザインの適用、プロジェクトマネジメント入門など)

2. 作成した教科書,教材
1) STARC冠講座「システムLSI設計-システム設計編」
2001年度~現在に至る
第1章(1) (2) 「組込みシステムとその概要」と第6章「機能検証技術」を担当

2) 電気学会第2次M2M技術調査専門委員会編著、「M2M/IoTシステム入門」
森北出版、2016/3/30

職務実績に関する事項

1. 人材育成に関する講演等

1) パネル討論「組込みシステム技術者の将来像と育成戦略」
2005年3月2日 情報処理学会第67回全国大会(電気通信大学)

2) パネル討論「組込みソフトウェア技術者教育」
2005年10月19日 情報処理学会ソフトウェア工学研究会(ESS2005)

3) 招待講演「ETSS教育カリキュラムについて」
2006年9月22日 第2回九大・名大 先端技術者養成シンポジウム(名古屋大学)

4) 講演「組込みシステムにおけるハードウェア技術の現状と将来」
2006年1月30日 電子情報通信学会九州支部「組込みシステムの現状と将来」シンポジウム(熊本大学)

5) 招待講演「組込み技術者教育における課題と取り組み-大手電機メーカーおよびIPA/SECでの活動を通じて」
2008年12月19日 第33回パルテノン研究会(藤沢シーサイドクラブ)

6) 講演「ASIC/FPGAによる組込みシステムの競争力向上と人材育成」
2009年2月13日 東京都立産業技術研究センター

7) 講演「M2Mの動向と応用事例」
2013年7月10日 都立産業技術研究センター H25年度多摩テクノプラザセミナー

8) 講演「学術の観点からみたM2Mについて(オープンな環境下におけるM2Mの動向について)
2014年3月5日 JEITA 情報・産業社会システム部会 M2M最新動向セミナー2014

2. 日本工学教育協会
2003年度~現在に至る:編集・出版委員会 副委員長、特別教育士

3. 情報処理技術者試験
2008年度~2011年度:試験委員

4. 九州大学との共同研究
1995~2001年度:HW/SWコデザイン分野

5. 経済産業省/IPA 組込みソフトウェア開発力強化推進委員会
2003~2008年度:委員、教育部会主査

研究テーマ

①ハードウェアとソフトウェアの協調設計手法、および協調設計による最適な組込みシステムの実現
②M2M(Machine to Machine)システムの応用

所属学会

情報処理学会、電子情報通信学会、プロジェクトマネジメント学会、日本工学教育協会、IEEE

学会・社会活動

1982~1990年:情報処理学会設計自動化研究会 委員

1998、2000、2001年:ASP-DAC(Asia and South Pacific Design Automation Conference):Local Chair、Registration Chair、Audio Visual Chair

2004~2008年度:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) 組込みソフトウェア開発力強化推進委員会 委員、教育部会主査

2005~2008年度:名古屋大学組込みソフトウェア技術者養成プログラム(NEXCESS)アドバイザリ委員

2001~2015年度:半導体理工学研究センター(STARC) デジタル設計編テキスト編集委員会 委員、STATC冠講座講師(早稲田大学、東京工業大学等)

2003年度~現在に至る:日本工学教育協会 編集出版委員会 副委員長、特別教育士(2007年~)、事業企画委員会委員(2005年~2016年)

2010~2012年度:電気学会 M2M技術調査専門委員会 委員

2012~2014年度:電気学会 第2次M2M技術調査専門委員会 委員

2011年度~現在に至る:NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、技術専門部会長

研究活動または実務経験

1969~1972年:電子系コンピュータ援用設計システム(CAD)の開発

1973~1980年:汎用コンピュータのCPU開発(アーキテクチャ、マイクロプログラム)

1981~1992年:汎用コンピュータ、オフィスコンピュータ、パソコンのLSI化推進

1993~2001年:電子制御機器のシステムLSI化推進(ハードウェアとソフトウェアの協調設計など)

2002~2006年:半導体・情報ソフトウェア分野の企業技術者育成

2004~2008年:産官学(経産省、IPA)による組込みシステム分野の人材育成

2009年~現在に至る:組込みシステム分野の人材育成、ハードウェア/ソフトウェア協調設計およびM2M(Machine To Machine)/IoT(Internet of Things)分野の研究

研究業績【著書】

1. Genetic Programming and Evolvable Machines 「A High-Performance, Pipelined, FPGA-based Generic Algorithm Machine」
共著 2001年3月 Kluwer Academic Publishers Genetic Programming and Evolvable Machine,Volume2, Issue1,(March 2001), Pages33-60

2. M2M/IoTシステム入門
共著 2016年3月 電気学会第2次M2M技術調査専門委員会編著 森北出版

研究業績【論文】

1. A Proposal for a Co-design Method in Control Systems Using Combination of Models
共著 1995年3月 電子情報通信学会 Vol.E78-D No.3, p.237-247

2. Hardware Framework for Accelerating the Execution Speed of a Genetic Algorithm
共著 1997年7月 電子情報通信学会 Vol.E80-C No.7, p.962-969

3. Top-down Co-Simulation of Hardware/Software Co-Designs for Embedded Systems Based Upon a Component Logical Bus Architecture
共著 1997年10月 電子情報通信学会 Vol.E80-A No.10, p.1834-1841

4. A Method for Design of Embedded Systems for Multimedia Applications
共著 1998年5月 電子情報通信学会 Vol.E81-C No.5, p.725-732

5. ハードウェア・ソフトウェア協調設計方式とITS画像処理開発への適用検証
共著 2000年10月 電気学会 Vol.120-D No.10, p.1118-1126

6. Synthesis of Minimum-Cost Multilevel Logic Networks via Genetic Algorithm
共著 2000年12月 電子情報通信学会 Vol.E83-A No.12, p.2528-2537

7. 三菱電機グループにおけるソフトウェア人材育成の取り組み
共著 2006年9月 工学教育 Vol.54 no.5, p.59-64

8. 複合領域での教育手法をベースとした組込みシステム技術者教育の実践と評価
共著 2011年11月 工学教育 Vol.59 no.6, p.72-78

9. 文系学生へのM2Mプロトタイプシステム実装教育カリキュラムの提案と評価
共著 2016年1月 工学教育 Vol.64 no.1,p.26-32

10. 分野別IoT教育カリキュラムの提案
共著 2018年1月 工学教育 Vol.66 no.1,p.46-53

11. IoTにおけるセンサ技術教育プログラムの提案とその実践評価
共著 2018年1月 工学教育 Vol.66 no.1,p.95-101

12. 害鳥対策防除ドローンの開発
共著 農業食料工学会誌 2019年2月号(81巻2号) pp.112-119

研究業績【その他】

<国際会議発表>
1. Engineering Data Management System(EDMS) for Computer Aided Design of Digital Computer
共著 1974年6月 11th Design Automation Workshop, p.372-379

2. The Application of Data Base for CAD of Digital Computers
共著 1975年8月 2nd USA-Japan Computer Conference, Session27-3-1

3. A Method of Top-down Design of System-on-Chip Devices Using Laser Programmable Gate Arrays
共著 1996年12月 LAS’96, p.79-86

4. A Rapid Prototyping Method for Top-down Design of System-On-Chip Devices Using LPGAs
共著 1997年1月 ASP-DAC’97, p.9-18

5. A Top-down Hardware/Software Co-Simulation Method for Embedded Systems Based Upon a Component Logical Bus Architecture
共著 1998年2月 ASP-DAC’98, p.169-175

6. Synthesis of Minimum-Cost Multilevel Logic Networks via Genetic Algorithm
共著 2000年4月 SASIMI2000, p.307-314

<学会発表>
1. M2M機器設計における協調設計方法の提案
共著 2009年9月 平成21年度電気学会C部門徳島大会, p.444-446

2. センサネットワークシステムにおける組込みプロセッサの現状と課題
共著 2010年9月 平成22年度電気学会C部門熊本大会, p.891-892

3. 組込みシステム教育における仮想実験環境の検討
共著 2011年9月 平成23年度電気学会C部門富山大会, p.760-761

4. M2M技術調査専門委員会活動報告-M2M技術動向の調査結果-
単著 2012年9月 平成24年度電気学会C部門弘前大会, p.245-248

5. M2Mクラウドプロトタイプ開発の概要と取り組み事例
共著 2013年9月 平成24年度電気学会C部門北見大会, p.239-240

6. オープン環境によるM2Mシステム構築の動向
共著 2014年9月 平成25年度電気学会C部門島根大会, p.505-508

7. スマート社会を支えるM2Mシステム技術の最新動向-M2Mシステム構築技術-
共著 2015年3月 平成27年電気学会全国大会, Vol.3, 3-S14(11)-(14)

<サイバー大学紀要>
1. M2M(Machine to Machine)技術の動向と応用事例
単著 2013年3月 サイバー大学紀要 第5号

2. 仮想実験環境による組込みシステム教育演習の取り組み
単著 2014年9月 サイバー大学eラーニング研究第3号

3.オープン環境によるM2M/IoT システム構築の動向と取り組み事例
単著 2015年9月 サイバー大学eラーニング研究第4号

<社外公開 三菱電機技術論文>
1. 論理図を入力データとする自動設計システム(LODS)
共著 1971年3月 三菱電機技報 VOL.45, No.3, 1971

2. 電子計算機の設計自動化のためのデータベースシステム(EDMS)
共著 1973年3月 三菱電機技報 VOL.47, No.2, 1973, p.231-240

3. 500システム
共著 1978年11月 三菱電機技報 VOL.52, No.11, 1978, p.197-201

4. 汎用計算機 のハードウェア設計支援システム
共著 1985年7月 三菱電機技報 VOL.59, No.7, 1985, p.33-36

5. 電子機器統合化設計システムとその応用事例
共著 1996年2月 三菱電機技報 VOL.70, No.2, 1996, p.17-21

6. 設計プロセスの革新
単著 1999年9月 三菱電機技報 VOL.73, No.9, 1999, p.2-6

7. 環境の変化に対応し,事業に貢献する情報システムへの期待
単著 2012年12月 三菱電機技報 VOL.86, No.12, 2012, p.1 

<主査>
1. 組込みスキル標準領域教育部会平成18年度活動報告書
2007年6月 経済産業省 組込みソフトウェア開発力強化推進委員会 組込みスキル標準領域 教育部会

2. ETSS教育研修基準 V1.1
2007年7月 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
ソフトウェアエンジニアリングセンター(SEC)経済産業省

3. 組込みスキル標準 ETSS教育プログラムデザインガイド
2009年5月 翔泳社

競争的研究資金の採択歴

研究分担者
2019年度~2021年度 日本学術振興会 学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)
「IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究」(19K03151)

2013年6月 公益社団法人 日本工学教育協会 JSEEアワード受賞