基本情報

学部 共通課程
科目 社会学入門
教員名 庄司 武史
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/5/28  ~  2019/8/6
科目履修区分 教養(選択)/専門基礎(選択)/教養科目
単位 1
科目レベル 1

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科目概要

社会は、私たちが日々接する集団や組織、そして人間同士の関係から形成されている。社会学とは、こうした人間や集団からなる社会を主な研究対象として、その仕組みやはたらきを解き明かし、浮き彫りになった問題と向き合い、よりよい社会を展望する学問である。本科目では、基本的な社会の捉え方を理解した上で、常識に捕われずに自ら考え、建設的な問題意識と多角的な視野を持てるようになることを目的とする。具体的には、私たちに身近な「本音と建前」を社会学的に捉え直し、また、「いじめ」や「差別」、「デマの流布」、「ネット上での『炎上』」等を取り上げながら進めていく。

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科目目標

①「社会」とはなにか、「社会学」とはどのような学問かを理解し、社会学誕生の過程および科学として体裁を整えていく基本的な歩みを理解する
②本音と建前、「いじめ」や「差別」、デマ、インターネット上での「炎上」などの具体的な問題に、常識に捕われない自らの思考と建設的な問題意識、多角的な視野を持てるようになる
③社会調査という手法のはじまりと特性について学ぶとともに、その危険性を確認し、よりよい社会調査のあり方について理解する
④「クレアタ・エト・クレアンス」をキーワードに、社会学の理想と役割を学び、私たちと社会との新たな関係について理解する

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履修前提条件

なし

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授業教材

教科書 ※購入必須

なし

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

題名 著者 出版社 発行年 備考
題名
社会学(New Liberal Arts Selection)
著者
長谷川公一,浜日出夫,藤村正之,町村敬志
出版社
有斐閣
発行年
2007.11
備考
3500円(税別)
題名
社会学の名著30(ちくま新書)
著者
竹内洋
出版社
筑摩書房
発行年
2008.4
備考
800円(税別)

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

Webテスト形式

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授業時間外の学修と評価について

・前回の講義内容について繰り返し視聴を行って復習するとともに、予習として次回の学習資料を確認してください。

・学習資料を見た上で、分からない専門用語については、学内外の電子辞書サービス等を活用して調べておきましょう。

【参考】サイバー大学附属図書館
https://sites.google.com/cyber-u.ac.jp/library/

・受講後の発展的学習として、シラバスや授業内で紹介する参考図書や関連情報のサイトを熟読してください。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
0 % 0 % 60 % 40 % 0 % 100 %
 0 %   0 %   60 %   40 %   0 %   100 % 

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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
オリエンテーション

2)学習目標:
・この科目の概要を理解する
・「社会」とはなにか、「社会学」とはどのような学問かを理解する
・「個人」「集団」「社会」の概念の歴史と相互の関係を理解する
・「人と人のつながりからなる社会」という考え方を理解する

3)目次:
第1章 オリエンテーション
第2章 「社会」と「社会学」
第3章 個人、集団、社会
第4章 人と人のつながりと社会

この回の課題
・小テスト
 
第2回 1)タイトル:
科学を目指した社会学

2)学習目標:
・「社会学」が生まれた背景を理解する
・誕生当初の社会学の理想を理解する
・デュルケム、ジンメル、ヴェーバーの社会学を理解する
・社会学のいまと、科学を目指した意義を理解する

3)目次:
第1章 A.コントと社会学の誕生
第2章 「綜合社会学」の夢
第3章 科学を目指した巨人たち
第4章 科学としての社会学に向かって

この回の課題
・小テスト
 
第3回 1)タイトル:
「本音」と「建前」

2)学習目標:
・『坊っちゃん』と『阿部一族』を題材に、私たちに身近な「本音」と「建前」を理解する
・私たちひとりひとりの振る舞いがどのように社会を生んでいるかを理解する
・公共空間を作り出し、その公共性を保つ仕組みとしての「役割」と「演技」について理解する
・相互行為を安定させる機能としての「秘密」に対する「配慮」「信頼」と、「本音」と「建前」の意義を理解する

3)目次:
第1章 『坊っちゃん』と『阿部一族』の世界
第2章 振る舞いから社会へ
第3章 「役割」と「演技」が織りなす公共空間
第4章 「本音」と「建前」を見直してみよう

この回の課題
・小テスト
 
第4回 1)タイトル:
「いじめ」や「差別」

2)学習目標:
・「同質」と「異質」の境界を明確にする集団の本質を理解する
・「異質」なものを排除しようとする集団の論理と機能を理解する
・社会的ディレンマについて理解する
・「差別」とはなにか、適切な排除と不適切な排除について理解する

3)目次:
第1章 集団と「いじめ」や「差別」
第2章 「排除する集団」が成立するとき
第3章 社会的ディレンマに悩む私たち
第4章 「差別」の問題、私たちと排除の問題

この回の課題
・小テスト
 
第5回 1)タイトル:
デマの拡散

2)学習目標:
・「オルレアンのうわさ」という題材からデマとはなにかを理解する
・デマが生まれる社会的な背景や条件等を理解する
・デマを拡散させていく私たちの意識的・無意識的な振る舞いを理解する
・デマと対峙する私たちの姿勢や意識を理解する

3)目次:
第1章 「オルレアンのうわさ」
第2章 デマが生まれるとき
第3章 なぜ拡散させるのか
第4章 デマと対峙するには

この回の課題
・小テスト
 
第6回 1)タイトル:
インターネット上での「炎上」

2)学習目標:
・不適切な行為を公開する人びとの欲求と、それを排除したい集団の論理とを理解する
・インターネット時代の社会変動と「サイバーカスケード」を理解する
・いわゆる「炎上」の社会学的解釈を理解する
・「サイバーカスケード」時代の規範と逸脱について理解する

3)目次:
第1章 「目立ちたい人」とそれを排除したい集団
第2章 インターネット時代の社会変動と「サイバーカスケード」
第3章 「炎上」をめぐって
第4章 「サイバーカスケード」時代の規範と逸脱

この回の課題
・小テスト
 
第7回 1)タイトル:
社会調査

2)学習目標:
・社会調査とはなにか、および社会調査の簡単な歴史を理解する
・私たちが自らの希望に合わせて現実」や「事実」を作り出してしまう側面について理解する
・社会調査の内容や結果に作用する様ざまな先入観について理解する
・よりよい社会調査とその活用のために社会調査の意義を改めて確認し、それと向き合う私たちの「リテラシー」を理解する

3)目次:
第1章 すべては国家・国民のために―社会調査のはじまり
第2章 現実を作る社会調査
第3章 社会調査の諸問題
第4章 その背後にある事実を掴むために

この回の課題
・小テスト
 
第8回 1)タイトル:
私たちと社会との新たな関係

2)学習目標:
・社会学の基礎を改めて理解する
・社会問題を社会学的に考えることを改めて理解する
・「クレアタ・エト・クレアンス」とはなにかを理解する
・私たちと社会との新たな関係を理解する

3)目次:
第1章 全体のまとめ(1)
第2章 全体のまとめ(2)
第3章 「クレアタ・エト・クレアンス」
第4章 主体的な生のために

この回の課題
・小テスト
 

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