基本情報

学部 共通課程
科目 メディア情報文化論
教員名 松本 健太郎
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/4/4  ~  2019/6/18
科目履修区分 教養(選択)/教養科目
単位 1
科目レベル 1

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科目概要

人間とはコミュニケーションする動物である。初歩的な記号表現(言葉や映像)から複雑なテクノメディア(写真・電話・テレビ・パソコン・モバイル端末など)に至るまで、人間はこれまで様々なタイプのコミュニケーション手段を考案してきた。人間にとってコミュニケーションとは不可避であり、それなしに文化的活動を営むことはできない。本講義では、あらゆるコミュニケーションを何らかの媒体によって仲立ちされた「メディア・コミュニケーション」として位置づけ、記号論・メディア論・メディア史・コミュニケーション論の知見を横断しながら、現代的なコミュニケーション環境における人間と文化のあり方を考えていく。

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科目目標

①メディア・コミュニケーションのメカニズムをさまざまな学問分野の概念や理論を学習しながら理解する。
②現代のメディア文化を批判的に読み解くためのリテラシーを獲得する。
③各自が日常的に実践する記号活動やメディア・コミュニケーションを批判的に考察し調整するための理論的視座を獲得する。

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履修前提条件

なし

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授業教材

教科書 ※購入必須

題名 著者 出版社 発行年 備考
題名
メディア・コミュニケーション論
著者
池田理知子・松本健太郎共編
出版社
ナカニシヤ出版
発行年
2010.12
備考
2,200円(税別)

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

題名 著者 出版社 発行年 備考
題名
メディア文化論 第2版
著者
遠藤英樹・松本健太郎ほか編
出版社
ナカニシヤ出版
発行年
2017.8
備考
2,400円(税別)
題名
ゲーム化する世界:コンピュータゲームの記号論
著者
日本記号学会編
出版社
新曜社
発行年
2013.5
備考
2,800円(税別)
題名
現代思想の教科書
著者
石田英敬
出版社
筑摩書房
発行年
2010.5
備考
1,300円(税別)

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

Webテスト形式

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授業時間外の学修と評価について

・前回の講義内容について繰り返し視聴を行って復習するとともに、予習として科目のお知らせで提供する追加情報や次回の学習資料を確認してください。

・学習資料を見た上で、分からない専門用語については、学内外の電子辞書サービス等を活用して調べておきましょう。
【参考】サイバー大学附属図書館
https://sites.google.com/cyber-u.ac.jp/library/

・受講後の発展的学習として、シラバスや授業内で紹介する参考図書や関連情報のサイトを熟読してください。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
0 % 0 % 60 % 40 % 0 % 100 %
 0 %   0 %   60 %   40 %   0 %   100 % 

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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
オリエンテーション

2)学習目標:
本講義のポイント・主要概念等を解説したうえで、各回の内容についても簡単に紹介する。

3)目次:
第1章 自己紹介・オリエンテーション
第2章 表象動物としての人間
第3章 記号/メディア/コミュニケーション
第4章 各回のダイジェスト

この回の課題
・小テスト
 
第2回 1)タイトル:
人間にとってコミュニケーションとは何か

2)学習目標:
今回の授業ではコミュニケーション論の知見を援用しながら、人間のコミュニケーションの特殊性を理解する。さらには現代日本におけるコミュニケーション文化についても考える。

3)目次:
第1章 コミュニケーションについての多様なモデル:伝達か解釈か
第2章 コードとコンテクスト
第3章 日本は高コンテクスト文化か?
第4章 ポストモダン的状況における文化の島宇宙化

この回の課題
・小テスト
 
第3回 1)タイトル:
メディアの媒介作用と延長作用

2)学習目標:
今回の授業ではメディア論の知見を援用しながら、コミュニケーションを仲立ちするメディアの働きを「媒介作用」と「延長作用」という観点から理解する。

3)目次:
第1章 メディアの媒介作用
第2章 メディアとしての身体
第3章 テクノメディアの延長作用
第4章 ポストヒューマンの肖像:SF作品の人間像が意味するもの

この回の課題
・小テスト
 
第4回 1)タイトル:
メディア史の標準的なモデル

2)学習目標:
今回の授業では、メディアの歴史を4段階(口承・文字・活字・電子)からなるモデルによって通観していく。

3)目次:
第1章 口承メディアの時代
第2章 文字メディアの時代
第3章 活字メディアの時代
第4章 電子メディアの時代

この回の課題
・小テスト
 
第5回 1)タイトル:
メディアによる時間意識・空間意識の変容

2)学習目標:
メディアは人間の時空認識の構造と不可分である。今回の授業では、記録メディアとわれわれの時間意識の関係、および通信メディア・放送メディアとわれわれの空間意識の関係を考える。

3)目次:
第1章 記録メディアと時間意識
第2章 「ここ」と「かつて」を接合する写真
第3章 時間/空間のバイアスをもつメディア
第4章 放送・通信メディアと空間意識

この回の課題
・小テスト
 
第6回 1)タイトル:
記号論の基礎理論

2)学習目標:
今回の授業では、ソシュール以来の記号論の基本的な考え方を学んでいく。とくに言語記号と非言語記号との差異や関係性を理解していくことが重要となる。

3)目次:
第1章 言語学者ソシュールの「記号」概念
第2章 言語活動を構成する幾つかの側面
第3章 サンタグム/パラディグム概念から表現活動を考える
第4章 言語記号と非言語記号の差異と関係

この回の課題
・小テスト
 
第7回 1)タイトル:
現代における記号世界の諸相

2)学習目標:
今回の授業では、複数の論者の言説を引用しながら、現代における記号世界の特徴を検討していく。

3)目次:
第1章 バルトの神話作用
第2章 丸山圭三郎の人間観
第3章 テレビゲームのなかの「死」の表象
第4章 二次創作とデータベース消費

この回の課題
・小テスト
 
第8回 1)タイトル:
現代のコントロール型社会

2)学習目標:
今回の授業では、「監視と権力」というトピックを出発点として、現代のメディア・テクノロジーがいかにして私たちの思考や欲望を制御しているのかを考えていく。

3)目次:
第1章 個人の身体に対する視覚的な監視
第2章 個人のデータに対する電子的な監視
第3章 メディア・テクノロジーが陶冶する想像力
第4章 総括

この回の課題
・小テスト
 

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