基本情報

学部 IT総合学部
科目 情報化社会とテクノロジー
教員名 川原 洋
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/4/4  ~  2019/8/8
科目履修区分 専門講義(選択)/専門応用(選択)/専門応用科目
単位 2
科目レベル 3

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科目概要

本科目ではコンピュータやネットワーク技術の発展をそれぞれの汎用化(コモディティ化)による時間的ブロックに分類し、デジタル技術を背景にインターネット上での様々なビジネスモデルやサービスの興亡を時代背景とともに理解する。またサービスの適用分類として、企業間(B2B、Business-to-Business)、企業と消費者(B2C、Business-to-Consumer)および電子政府への取り組みについてもネットワーク上のサービス形態について学習する。

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科目目標

①従来の企業間取引におけるビジネストランザクションの方法を理解し、インターネットの利用による具体的なビジネス効果の歴史をインターネット以前のデジタル情報システムに遡って説明できるようになる。
②インターネットの登場でこれまで実践的に不可能であった企業間取引や管理購買の実現方法を説明できるようになる。
③ネットビジネスの成長にテクノロジーの進化やビジネスモデルの変化がどのように貢献したか、事例を以って説明できるようになる。
④既存の企業活動の事例から、与えられたビジネスモデルに対し、インターネットやウェブによる事業効果を提示ないし自ら評論できるようになる。

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履修前提条件

・サービステクノロジー論(旧コンテンツサービステクノロジー入門)
の単位を修得済みであることが望ましい
・サービステクノロジー論
の単位を修得していることが望ましい。

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授業教材

教科書 ※購入必須

なし

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

なし

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

レポート形式

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授業時間外の学修と評価について

■授業時間外の学修について
・必要に応じて講義内容を繰り返し視聴して復習するとともに、予習として科目のお知らせで提供する追加情報や次回の学習資料を確認
 してください。
・学習資料を見た上で、分からない専門用語については、学内外の電子辞書サービス等を活用して調べておきましょう。
・受講後の発展的学習として、シラバスや授業内で紹介する参考図書や関連情報のサイトを熟読してください。

■評価について
本科目の評価配分は項目7に示してあるとおりですが、ディベートには形態の異なる学習活動があります。
すなわち、第1回授業のディベートは「自己紹介を含む本科目受講の抱負」を述べてもらうため、評点としての評価ではありません。しかし、最終成績の微調整として取り扱われる可能性はあります。第9回と第13回のディベートは指定されたテーマに関するディスカッションですので、それぞれ全体評価の10%と位置づけられます。
本科目の試験はレポート形式ですが、書式(解答フォーム)に従って設問ごとに解答文を作成する長文の記述式です。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
20 % 0 % 40 % 40 % 0 % 100 %
 20 %   0 %   40 %   40 %   0 %   100 % 

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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
オリエンテーション

2)学習目標:
科目の目標と講義の構成
本科目におけるサービステクノロジーの定義の理解

3)目次:
第1章 はじめに
第2章 学習の目的
第3章 講義の全体構成
第4章 学習方法と成績評価

この回の課題
・ディベート
・小テスト
ディベートは自己紹介と本科目での学習の抱負
第2回 1)タイトル:
インターネット前のネットワーク

2)学習目標:
メインフレームコンピュータと端末、PCの登場、ネットワークトポロジーの淘汰とクライアント・サーバの構成について理解する。

3)目次:
第1章 メインフレームとターミナル
第2章 PCの登場
第3章 ネットワークの淘汰
第4章 クライアント・サーバ

この回の課題
・小テスト
 
第3回 1)タイトル:
インターネットの企業情報サービス

2)学習目標:
インターネットの商用化と活用、パソコン通信からインターネットへの移行、それに伴うマイクロソフトのインターネットへの参入について理解する。

3)目次:
第1章 インターネットの商用展開
第2章 インターネットの活用
第3章 パソコン通信からインターネットへ
第4章 マイクロソフトのインターネットへの参入

この回の課題
・小テスト
 
第4回 1)タイトル:
マーケットプレースの興亡

2)学習目標:
産業別に企業間情報サービスとしてスタートしたネット上のマーケットプレイスの出現とビジネスモデルの破綻について理解する。

3)目次:
第1章 インターネットへの意識変化
第2章 産業グループ内ネットワーク
第3章 リアルビジネスとバーチャルビジネス
第4章 ネットビジネスの模索から実現へ

この回の課題
・小テスト
 
第5回 1)タイトル:
サプライチェーンとソーシングサービス

2)学習目標:
IT活用した企業間のサプライチェーンのしくみと企業内の管理購買のしくみとメリットについて理解する。

3)目次:
第1章 企業間システムへの適用
第2章 サプライチェーン経営
第3章 ソーシングサービスと管理購買
第4章 企業間ネットワークの課題

この回の課題
・小テスト
 
第6回 1)タイトル:
企業間リバースオークション

2)学習目標:
企業間取引でネット上で運用されているリバースオークションのプロセスと事例、および企業経営上の効果について事例を交えて学習する。

3)目次:
第1章 ソーシングモデルの適用
第2章 リバースオークションのしくみ
第3章 企業インタビュー “DeeCorp”
第4章 サプライヤ管理と購買統制

この回の課題
・小テスト
 
第7回 1)タイトル:
ビジネスモデル特許とプライスライン・ドット・コム

2)学習目標:
史上初めてビジネスモデルで特許を得た米国企業とそのビジネスモデルを理解し、その可用性について学習する。

3)目次:
第1章 テクノロジーとサービス機能
第2章 ビジネスモデルの特許化とは
第3章 プライスライン・ドット・コムのビジネスモデルと特許
第4章 産業構造とビジネスモデル

この回の課題
・小テスト
 
第8回 1)タイトル:
アマゾン・ドット・コムとeコマース

2)学習目標:
アマゾン・ドット・コムに代表されるeコマースのテクノロジーとビジネスモデル、および各種ネットビジネスの成否の要件について学習する。

3)目次:
第1章 「推奨」のビジネスモデル
第2章 リコメンデーション・テクノロジーの効用と副作用
第3章 ロングテールの真相
第4章 プラットフォーム・ビジネス

この回の課題
・小テスト
 
第9回 1)タイトル:
eビジネス・ライフサイクル

2)学習目標:
ネット上の各種サービスモデルのビジネスライフサイクルと成長パターンについて、国内外の事例をもって学習する。

3)目次:
第1章 eビジネスを取り巻く環境の変化
第2章 eビジネス環境の進化
第3章 阿里巴巴の戦略
第4章 第二部のまとめ

この回の課題
・ディベート
・小テスト
 
第10回 1)タイトル:
ロボットたちの戦略

2)学習目標:
グーグルの検索結果がもたらす情報の功罪について学習する。

3)目次:
第1章 検索サービスの概要
第2章 検索のビジネスモデル
第3章 SEOとページランク
第4章 ロボットたちの戦略

この回の課題
・小テスト
 
第11回 1)タイトル:
ユーティリティ・コンピューティング

2)学習目標:
クラウドコンピューティングのテクノロジーとサービスモデルを学習する。

3)目次:
第1章 電気・水道・ガス・IT
第2章 クラウド・コンピューティングのサービス構造
第3章 クラウド・コンピューティングの構成技術
第4章 ビジネスと環境への影響

この回の課題
・小テスト
 
第12回 1)タイトル:
電子政府がもたらすもの

2)学習目標:
「マイナンバー制度」を中心に行政サービスにおける情報管理と政治におけるソーシャルメディアの活用実態について学習する。

3)目次:
第1章 電子政府とは
第2章 市民にとっての電子政府
第3章 ソーシャルメディアと政治
第4章 ソーシャルサービスのゆくえ

この回の課題
・小テスト
 
第13回 1)タイトル:
AIがもたらす情報化社会の進化

2)学習目標:
AIの活用を支える通信やコンピュータなどの要素技術の著しい進化とAIによる産業やQOL(生活の質)への影響について学習する。

3)目次:
第1章 AIとは何か
第2章 AIの活用を支える要素技術の進化
第3章 事例:サービスとしてのモビリティ
第4章 利便性の追求とプライバシーの保護

この回の課題
・ディベート
・小テスト
 
第14回 1)タイトル:
ネット社会はグローバルか?

2)学習目標:
インターネットのデータ通信のコントロールとそれに伴う社会的および情報活動の制限について検証する。

3)目次:
第1章 インターネットはグローバルか
第2章 コンテンツ利用権のデバイド
第3章 テクノロジーのデバイド
第4章 ネットビジネスのデバイド

この回の課題
・小テスト
 
第15回 1)タイトル:
ネットサービス・コモディティ後の世界

2)学習目標:
インターネットやITが汎用化し、安価に利用できるようになった社会で、情報はどのように生まれ、活用されるのか検証する。

3)目次:
第1章 サービスモデルのフレームワーク
第2章 システム基盤の進化と課題
第3章 情報アクセスインターフェイス
第4章 垂直統合から水平連携へ

この回の課題
・小テスト
レポートは全体評価の5%

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