基本情報

学部 IT総合学部
科目 ビジネス法務入門
教員名 山﨑 雄一郎、吉田 直可
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/4/4  ~  2019/8/8
科目履修区分 基礎講義(選択)/専門基礎(選択)/専門基礎科目
単位 2
科目レベル 1

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科目概要

本科目は、初歩的な法律概念の理解からビジネスを進めるうえで必須となる法的思考力や法的知識の獲得までを目標とする入門科目である。ITビジネスにおいて避けては通れない知的財産に関わる法知識や情報法領域、消費者関係法についても、基礎的な知識習得を目指して網羅的に学ぶとともに、債権回収や倒産への対応、労働法、コンプライアンスなど、企業における実務的な知識等に係る理解を深めていく。講義は、東京弁護士会法曹養成センター有志の協力を得て、様々なビジネスを手がけている弁護士グループにより、オムニバス形式で構成する。

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科目目標

①ITビジネスに必要な法的考え方・視点を理解する
②会社経営のための基本的な法知識を理解する
③対外的な取引に関連する法を理解する
④人を使うために必要な法を理解する
⑤企業内の意思決定、組織統制に関する法を理解する
⑥倒産、紛争処理に関する法を理解する

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履修前提条件

なし

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授業教材

教科書 ※購入必須

なし

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

なし

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

Webテスト形式

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授業時間外の学修と評価について

・前回の講義内容について繰り返し視聴を行って復習するとともに、予習として次回の学習資料を確認してください。
・学習資料を見た上で、分からない専門用語については、学内外の電子辞書等のほか、検索エンジンにおいてキーワード検索し、弁護士や法律学者が掲載している解説などを活用して調べてみましょう。
・受講後の発展的学習として、授業内で紹介する関連情報のサイト等を閲覧し、理解を深めてください。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
0 % 0 % 50 % 50 % 0 % 100 %
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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
ガイダンス

2)学習目標:
授業の全体構成と法律を学ぶ意義を理解する。法律に係る初歩的な概念を理解し、ビジネスにおける法律知識の重要性を理解する。

3)目次:
第1章 法的な思考方法とは
第2章 法律の構造に係る最低限の知識について
第3章 ビジネス領域における法的知識の重要性とは
第4章 ビジネスを取り巻くリスク(レピュテーションについて)

この回の課題
・小テスト
 
第2回 1)タイトル:
契約書作成の重要性(売買契約書を例に)

2)学習目標:
ビジネスを進めるうえで、契約書がどのような意義を有しているのかを理解するとともに、売買契約書を作成して、具体的な契約条項やビジネスに関連する法律を理解する。

3)目次:
第1章 契約の主体とは
第2章 契約書作成の意義とは
第3章 ビジネスに関する法律
第4章 売買契約書の作成

この回の課題
・小テスト
 
第3回 1)タイトル:
資金調達に係る法律(消費貸借契約)

2)学習目標:
ビジネスを進めるうえで、資金調達は重要課題である。そのため、初歩的な資金調達方法である消費貸借契約を題材に、契約書を作成して、資金調達の初歩的な知識を理解する。

3)目次:
第1章 消費貸借契約とは
第2章 消費貸借契約にまつわる担保
第3章 消費貸借契約書の作成
第4章 資金調達の際の注意点

この回の課題
・小テスト
 
第4回 1)タイトル:
店舗に係る法律(賃貸借契約)

2)学習目標:
ビジネスにおいては、他人の物を賃借して使用収益しながら事業活動を行っていくことがよく見られる。ここでは、賃貸借契約の締結によって当事者双方に発生する権利義務関係や借地借家法の規定について概観する。

3)目次:
第1章 賃貸借契約とは
第2章 賃貸人の権利義務
第3章 賃借人の権利義務
第4章 民法の特別法~借地借家法

この回の課題
・小テスト
 
第5回 1)タイトル:
債権管理と債権回収の方法

2)学習目標:
ビジネスを行う上では、債権が消滅時効により消滅してしまわないよう、適切に管理する必要がある。また、取引先の倒産等があった場合に、債権をどう効率的に回収するかが重要となる。それらのポイントを概観する。

3)目次:
第1章 債権とは
第2章 消滅時効とは
第3章 債権の回収~担保物件とは
第4章 債権の回収~保証制度とは

この回の課題
・小テスト
 
第6回 1)タイトル:
契約によらない債権・債務の発生(不法行為・事務管理・不当利得)

2)学習目標:
契約によらない債権・債務の発生根拠について理解するとともに、それが具体的にビジネス上のいかなる場面で生じうるのか、その典型的な事例を理解する。

3)目次:
第1章 契約によらない債権の特色について
第2章 不法行為とは
第3章 事務管理とは
第4章 不当利得とは

この回の課題
・小テスト
 
第7回 1)タイトル:
「業務委託契約」とは何か

2)学習目標:
役務型契約のうち、請負・委任契約の基本的な内容と、その違いについて理解する。また、いずれにも分類できない契約(業務委託契約)の特徴及び、当該契約書を作成する際の基本的な注意点について理解する。

3)目次:
第1章 業務委託契約とは
第2章 請負契約とは
第3章 委任契約とは
第4章 実際の契約書による比較検討

この回の課題
・小テスト
 
第8回 1)タイトル:
株式会社の仕組み

2)学習目標:
株式会社にどのようなメリットがあるのか、そもそも株式とは何か、株式会社の運営の基本的な仕組みはどのようになっているのかを学ぶとともに、 株式会社に不可欠な取締役の役割、義務および責任について理解を深める。

3)目次:
第1章 株式会社が利用される理由
第2章 株式とは何か?
第3章 株式会社の経営方法
第4章 取締役の義務と責任

この回の課題
・小テスト
 
第9回 1)タイトル:
労働関係に係る法律

2)学習目標:
雇用に関わる制度及び法律関係について学ぶとともに、法律上留意しなければならない事項について幅広く知識を得る。

3)目次:
第1章 使用者と労働者の関係
第2章 職場内における法律問題
第3章 さまざまな労働形態と法律
第4章 労働組合とは何だろうか

この回の課題
・小テスト
 
第10回 1)タイトル:
「知的財産権」とは何か

2)学習目標:
近年のビジネス領域において重要な課題であるブランドや技術、ノウハウ、著作物など知的財産の保護について、知的財産権の意義・内容とこれを保護する法制度を理解する。

3)目次:
第1章 知的財産権の概要
第2章 特許権の保護と活用
第3章 商標権の保護と活用
第4章 著作権の保護と活用

この回の課題
・小テスト
 
第11回 1)タイトル:
情報に係る法律(個人情報保護法・不正競争防止法)

2)学習目標:
近年のビジネスにおける重要な課題としてのぼってきている情報管理や情報の活用に関し、「個人情報保護法」や不正競争防止法上の「営業秘密」のなどの考え方の基本を理解したうえで、当該情報の活用方法などを理解する。

3)目次:
第1章 個人情報保護法やプライバシー
第2章 営業秘密の意義
第3章 営業秘密の管理方法
第4章 ビジネス上の情報セキュリティ

この回の課題
・小テスト
 
第12回 1)タイトル:
消費者に係る法律

2)学習目標:
近時、企業と消費者間の紛争が多発するとともに、企業としてのレピテーションリスクとなる事態が発生している状況に鑑み、法律上の消費者の位置づけ、その保護に係る考え方の基本を理解する。

3)目次:
第1章 消費者法総論
第2章 個別取引における消費者法
第3章 事業活動における消費者法
第4章 事例で学ぶ消費者法

この回の課題
・小テスト
 
第13回 1)タイトル:
「コンプライアンス」とは何か

2)学習目標:
会社経営、事業運営におけるコンプライアンスの重要性は論を待たない。将来の事業展開に備えて頭に留めておくべき法令の初歩、コンプライアンス違反を犯さないため企業はどのような努力をすべきか、昨今の不祥事事例に触れながら講義する。

3)目次:
第1章 近時のコンプライアンス違反事例
第2章 重大コンプライアンスリスク
第3章 なぜ内部通報制度が必要なのか?
第4章 将来を見据えて(上場、世界市場進出)

この回の課題
・小テスト
 
第14回 1)タイトル:
事業の再生・倒産処理

2)学習目標:
不確実性の経済社会において、避けられない企業の倒産、事業再生に関する制度と具体的な対処法を理解する。

3)目次:
第1章 倒産、事業再生に関する諸制度
第2章 私的整理について
第3章 再建型法的手続について(民事再生等)
第4章 清算型法的手続について(破産等)

この回の課題
・小テスト
 
第15回 1)タイトル:
事業に係る紛争処理

2)学習目標:
これまでに学んできた法的知識の総まとめとして、法律上のトラブルが現実に生じたときにはどのような解決手続が用意されていて、どのように利用するのかを理解する。

3)目次:
第1章 紛争に備えて普段からやっておくべきこと
第2章 交渉による紛争解決
第3章 裁判所以外の紛争解決手続
第4章 裁判所での紛争解決手続

この回の課題
・小テスト
 

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