基本情報

学部 IT総合学部
科目 インターネット技術Ⅱ
教員名 後藤 幸功
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/4/4  ~  2019/8/8
科目履修区分 専門講義(選択)/専門応用(選択)/専門応用科目
単位 2
科目レベル 3

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科目概要

インターネット技術Ⅰから引き続き、インターネットの要素技術であるTCPの輻輳制御と経路制御の方式について学習する。これまでに学習してきたインターネットの基礎技術を踏まえて、インターネットを用いたクラウドサービスとその基盤となる仮想化技術の基礎を学習する。さらに個人用PC上で仮想マシンと仮想ネットワークを構築する方法を紹介する。最後に、机上ではあるが仮想環境を前提としたネットワークを設計し、その経路表を考察することでインターネットにおけるパケットの経路制御について理解を深める。

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科目目標

①TCPの輻輳制御アルゴリズムについて理解し、問題を解決できる
②インターネットの経路制御の考え方を理解し、設計できる
③DistanceVector型の経路制御方式について理解し、問題を解決できる
④LinkState型の経路制御方式について理解し、問題を解決できる
⑤様々な経路制御方式についてその違いを説明できる
⑥最新のインターネットを活用した分散環境システムやクラウドサービスについて理解し、今後の動向を議論できる
⑦仮想化技術の概要について理解し、利用できる

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履修前提条件

・インターネット技術Ⅰ
の単位を修得済みであること。
また、
・UNIXサーバ構築Ⅰ
の単位を修得していることが望ましい。

第1回~第6回までの内容は、インターネット技術Ⅰからつづく経路制御の内容になります。そのため、インターネット技術ⅠのTCP/IPに関する基礎知識を、受講前に復習しておいてください。

第7回~第10回までの内容は特別講師によるビデオ授業です。クラウドコンピューティングに関するサービスと技術に関する内容です。予めクラウドサービスについては、ネットなどから検索して簡単な予備知識をつけておくと受講がスムーズになります。
なお、質問は担当教員が対応しますので、特別講師への質問は受け付けていません。

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授業教材

教科書 ※購入必須

なし

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

題名 著者 出版社 発行年 備考
題名
マスタリングTCP/IP 応用編
著者
Phili・Miller
出版社
オーム社
発行年
1998.5
備考
3,800円(税別)
題名
1時間でわかる図解クラウド早わかり
著者
八子 知礼
出版社
中経出版
発行年
2010.2
備考
1,500円(税別)

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

Webテスト形式

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授業時間外の学修と評価について

【評価について】
■レポートを未提出でも最高で90点(A判定)が取得できます。
■小テストおよび期末試験で満点を取る自信がない場合はレポートを提出することで補完できるので、出来るだけレポートを出すように心掛けましょう。

レポートの課題は1回です。1回のレポートで10点とします。
レポートの評価は、課題に沿った内容で提出すれば、最低3点を取得できます。
提出されたレポートの内容にもよりますが、これまでの提出した学生は7点~10点を取得できています。

期末試験の一部は小テストから出題されるので、毎回の小テストを受けることで期末試験対策となります。

【授業時間外の学修について】
■予習として、授業を受ける前に、今回の授業の学習資料をダウンロードして、全体に目を通し、わからない言葉にチェックをつけてください。授業ではチェックした用語について集中して受講しましょう。
■予習として、前回の講義内容について繰り返し視聴を行って復習するとともに、科目のお知らせで提供する追加情報を確認しましょう。
■受講後は、復習として学習資料をみながらわからない用語や内容について、インターネットで検索したり参考書籍をもとに調べておきましょう。
■受講後の発展的学習として、シラバスや授業内で紹介する参考図書や関連情報のサイトを閲覧し、知識を増やしましょう。その中でわからない内容があれば、教員やTAにQ&Aまたはメールで質問しましょう。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
0 % 10 % 50 % 40 % 0 % 100 %
 0 %   10 %   50 %   40 %   0 %   100 % 

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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
オリエンテーション/TCP/IPの輻輳制御

2)学習目標:
TCPにおけるウィンドウサイズとMSSの関係について理解できる

3)目次:
第1章 オリエンテーション
第2章 TCP/IPの復習
第3章 ウィンドウサイズとMSS
第4章 ネットワークの輻輳とその対処

この回の課題
・小テスト
 
第2回 1)タイトル:
TCPの輻輳制御アルゴリズム

2)学習目標:
・TCPを用いた場合のネットワークの輻輳状態とその対処方法が理解できる
・TCPで使用されている輻輳制御の代表的なアルゴリズムが理解できる

3)目次:
第1章 スロースタート
第2章 Tahoe
第3章 Reno
第4章 New RenoとVegas

この回の課題
・小テスト
 
第3回 1)タイトル:
経路制御

2)学習目標:
・ルータと経路制御の役割について理解できる
・IGPとEGPの違いについて理解できる

3)目次:
第1章 ルータと経路制御
第2章 スタティックな経路制御
第3章 IGPとEGP
第4章 クラスレスな経路制御と課題

この回の課題
・小テスト
 
第4回 1)タイトル:
RIP

2)学習目標:
・Distance Vector型アルゴリズムを理解できる
・RIPおよびRIP2のプロトコル仕様が理解できる
・RIPの問題点について考察できる

3)目次:
第1章 RIPの問題(1)
第2章 RIPの問題(2)
第3章 RIPの問題(3)
第4章 RIPの問題(4)

この回の課題
・小テスト
 
第5回 1)タイトル:
OSPF

2)学習目標:
・Link State型アルゴリズムが理解できる
・OSFPのプロトコル仕様が理解できる

3)目次:
第1章 OSPF(1)
第2章 OSPF(2)
第3章 OSPF(3)
第4章 OSPF(4)

この回の課題
・小テスト
 
第6回 1)タイトル:
BGP

2)学習目標:
・ASの管理方法が理解できる
・BGPのプロトコル仕様が理解できる

3)目次:
第1章 BGP(1)
第2章 BGP(2)
第3章 BGP(3)
第4章 第1回~第6回のまとめ

この回の課題
・小テスト
 
第7回 1)タイトル:
インターネットを用いた分散サービス-1

2)学習目標:
・外部講師の講演を元に、インターネットを用いたサービスで使用される技術について理解できる

3)目次:
第1章 外部講師紹介
第2章 クラウドサービスの定義
第3章 クラウドという選択肢
第4章 クラウドサービスの利用動向

この回の課題
・小テスト
 
第8回 1)タイトル:
インターネットを用いた分散サービス-2

2)学習目標:
・外部講師の講演を元に、インターネットを用いたサービスで使用される技術について理解できる

3)目次:
第1章 クラウド導入効果
第2章 クラウドサービスの安全性
第3章 クラウドサービスの選択ポイント
第4章 クラウドのベースとなる4つの基盤

この回の課題
・小テスト
 
第9回 1)タイトル:
インターネットを用いた分散サービス-3

2)学習目標:
・外部講師の講演を元に、インターネットを用いたサービスで使用される技術について理解できる

3)目次:
第1章 クラウド基本構成要素、ほか
第2章 代表的なクラウドサービス
第3章 クラウドとモバイル
第4章 クラウドサービス利用例
第5章 クラウド導入事例

この回の課題
・小テスト
 
第10回 1)タイトル:
インターネットを用いた分散サービス-4

2)学習目標:
・外部講師の講演を元に、インターネットを用いたサービスで使用される技術について理解できる

3)目次:
第1章 レポート課題とまとめ

この回の課題
・レポート
 
第11回 1)タイトル:
仮想化技術の基礎

2)学習目標:
仮想化技術の歴史を学習し、仮想化技術の概要を理解するとともに、代表的な仮想マシンについて理解する

3)目次:
第1章 仮想化技術の歴史(1)
第2章 仮想化技術の歴史(2)
第3章 仮想マシンの技術
第4章 コンテナ技術を用いた仮想化

この回の課題
・小テスト
 
第12回 1)タイトル:
仮想化技術の紹介

2)学習目標:
第11回で学習した代表的な仮想マシンを提供するソフトウェアの特徴とその導入方法について理解する

3)目次:
第1章 PCでできる仮想化環境
第2章 VMWareWorkStationとVirtualBox
第3章 VMWare vSphereとHyper-V
第4章 Docker

この回の課題
・小テスト
 
第13回 1)タイトル:
仮想環境のネットワーク

2)学習目標:
仮想マシンが動く環境において仮想的なネットワークの構築方法について理解する

3)目次:
第1章 仮想環境を用いてネットワークを構築する(1)
第2章 仮想環境を用いてネットワークを構築する(2)
第3章 ネットワークの構築例(1)
第4章 ネットワークの構築例(2)

この回の課題
・小テスト
 
第14回 1)タイトル:
仮想ネットワーク

2)学習目標:
ネットワーク仮想化の概念と代表的な技術であるSDNの概要を理解する。またSDNの例であるOpenFlowについて理解する

3)目次:
第1章 ネットワークの仮想化
第2章 SDN
第3章 OpenFlow
第4章 今後の展望

この回の課題
・小テスト
 
第15回 1)タイトル:
まとめ

2)学習目標:
全体のまとめを行う

3)目次:
第1章 第1回~第6回までのまとめ(1)
第2章 第1回~第6回までのまとめ(2)
第3章 第7回~第10回までのまとめ
第4章 第11回~第14回までのまとめ

この回の課題
・小テスト
 

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