基本情報

学部 IT総合学部
科目 ソフトウェア工学
教員名 安間 文彦
年度 / 学期 2019年度春学期
開講期間 2019/4/4  ~  2019/8/8
科目履修区分 専門講義(選択)/専門応用(選択)/専門応用科目
単位 2
科目レベル 3

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科目概要

ソフトウェア工学は、大規模ソフトウェアを開発するための方法論を与える。本講義では、ソフトウェア工学の基礎知識および基礎技術の全体を俯瞰するとともに重要項目を詳しく学ぶ。要求分析、設計、プログラミング、テスト、運用・保守といった、ソフトウェア開発プロセスの各フェーズの概要を学ぶ。構造化技法に基づいた分析・設計・プログラミングの技法について学ぶ。オブジェクト指向に基づいた分析・設計の技法およびその基礎となるモデリング言語であるUMLについて学ぶ。ソフトウェア評価手法、コストモデル、形式手法、検証技術、等について学ぶ。

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科目目標

1.ソフトウェアライフサイクルモデル(ウォーターフォール型モデルおよびそれに代わる各種モデル)について理解し、説明できる
2.ソフトウェア開発プロセスにおける各フェーズ(要求分析、設計、プログラミング、テスト、運用・保守)について考察できる
3.オブジェクト指向開発方法論の基礎概念について理解し、説明できる
4.ソフトウェア工学の展望について考察できる

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履修前提条件

・ソフトウェア開発論Ⅰ(旧:Javaプログラミング演習)
の単位を修得済みであることが望ましい
・コンピュータのための基礎知識(旧:楽しい数学)
の単位を修得済みであることが望ましい
・ソフトウェア開発論Ⅰ
の単位を修得していることが望ましい。

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授業教材

教科書 ※購入必須

なし

ツール

なし
大学の定める必要環境はご用意ください。

参考資料 ※購入任意

題名 著者 出版社 発行年 備考
題名
情報工学レクチャーシリーズ:ソフトウェア工学
著者
高橋直久, 丸山勝彦
出版社
森北出版株式会社
発行年
2010
備考
【附属図書館の「Maruzen eBook Library」でも提供しています。 https://sites.google.com/cyber-u.ac.jp/library/site/search/maruzenebook?authuser=0 (新入生のID、PWの発行は4月中旬または10月中旬に実施予定)】
題名
ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1
著者
鶴保征城、駒谷昇一
出版社
SE Shoeisha
発行年
2011
備考
題名
ソフトウェア工学の基礎
著者
玉井哲雄著
出版社
岩波書店
発行年
2004
備考
絶版。 なお、以下のサイトでオンデマンド印刷版が購入可能です。 https://www.iwanami.co.jp/book/b243937.html

その他の資料

なし

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期末試験実施方法について

Webテスト形式

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授業時間外の学修と評価について

【授業時間外の学修について】
・内容の理解を深めるために、講義(動画およびテキスト)を繰り返し視聴・熟読してください。
・講義視聴ではよくわからなかった箇所の復習や、受講後の発展的学習のために、科目のお知らせやQ&Aなど授業内で案内する参考書籍やwebサイトおよび、図書館で提供している電子書籍サービス等を活用して調べるようにしましょう。

【評価について】
小テスト14回(30%)、中間試験(30%)および期末試験(40%)で成績を評価します。中間試験は小テストと同様の枠組みで実施します。

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評価配分

ディベート レポート 小テスト 期末試験 その他 合計
0 % 0 % 60 % 40 % 0 % 100 %
 0 %   0 %   60 %   40 %   0 %   100 % 

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各回の授業内容

授業内容および目次 小テスト他 備考(教科書、参考資料等)
第1回 1)タイトル:
オリエンテーション

2)学習目標:
1ソフトウェア工学の概要を理解する。
2ソフトウェア工学の歴史を理解する。

3)目次:
第1章 講義全体の概要
第2章 ソフトウェアとは
第3章 ソフトウェア工学とは
第4章 ソフトウェア工学の歴史

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[3] 駒谷昇一, 鶴保征城, ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1, SE Shoeisha, 2011.
[4] 河村一樹, ソフトウェア工学, 近代科学社, 2003.
第2回 1)タイトル:
開発プロセス

2)学習目標:
1各種ソフトウェアライフサイクルモデルの概要を理解する。
2ウォーターフォール型モデルの特徴を理解する。
3ウォーターフォール型モデルのメリットとデメリットを理解する。
4アジャイルプロセス型モデルの特徴を理解する。

3)目次:
第1章 ライフサイクルモデル
第2章 ウォーターフォール型モデル
第3章 進化型モデル
第4章 アジャイルプロセス型モデル

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[3] 駒谷昇一, 鶴保征城, ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1, SE Shoeisha, 2011.
[4] アジャイル宣言のHP: http://agilemanifesto.org/
第3回 1)タイトル:
要求分析

2)学習目標:
1要求分析の重要性について理解する。
2要求分析の仕方について理解する。

3)目次:
第1章 開発計画
第2章 要求分析とは
第3章 要求獲得
第4章 要求仕様化

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[3] 駒谷昇一, 鶴保征城, ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1, SE Shoeisha, 2011.
第4回 1)タイトル:
設計

2)学習目標:
1設計とは何かを理解する。
2ソフトウェアアーキテクチャとは何かを理解する。
3アーキテクチャ設計(機能設計)について理解する。
4モジュール設計(詳細設計)について理解する。

3)目次:
第1章 アーキテクチャ設計(1)
第2章 アーキテクチャ設計(2)
第3章 モジュール設計(1)
第4章 モジュール設計(2)

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
第5回 1)タイトル:
プログラミング

2)学習目標:
1プログラミングの作業手順について理解する。
2構造化プログラミングについて理解する。
3データ指向アプローチについて理解する。
4コーディング技術について理解する。

3)目次:
第1章 プログラミングとは
第2章 構造化プログラミング
第3章 データ指向アプローチ
第4章 コーディング技術

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[2] 浅井治(著), 石田晴久(監修), 実践的ソフトウェア工学, 近代科学社, 2009.
第6回 1)タイトル:
ソフトウェアテスト

2)学習目標:
1ソフトウェアテストの作業工程を理解する。
2各種テスト技法の内容を理解する。

3)目次:
第1章 ソフトウェアテストとは
第2章 テスト工程
第3章 テスト技法(1)
第4章 テスト技法(2)

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 大森久美子, 等(著), ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修,
SE Shoeisha, 2009
[3] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[4] 浅井治(著), 石田晴久(監修), 実践的ソフトウェア工学, 近代科学社, 2009.
第7回 1)タイトル:
運用・保守

2)学習目標:
1保守の特徴を理解する。
2保守技法について理解する。
3再利用技法について理解する。

3)目次:
第1章 運用・保守とは
第2章 保守技法(1)
第3章 保守技法(2)
第4章 再利用技法

この回の課題
・小テスト
中間試験:
小テストの枠組みで中間試験を実施する. 評価全体の30パーセント.

参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
第8回 1)タイトル:
構造化技法

2)学習目標:
1構造化技法の特徴を理解する。
2構造化分析の概要を理解する。
3構造化設計の概要を理解する。

3)目次:
第1章 構造化技法とは
第2章 構造化分析(1)
第3章 構造化分析(2)
第4章 構造化設計

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
第9回 1)タイトル:
オブジェクト指向1

2)学習目標:
1オブジェクト指向とは何かを理解する。
2オブジェクト指向の基礎概念を理解する。

3)目次:
第1章 オブジェクト指向とは
第2章 オブジェクト指向の基礎概念(1)
第3章 オブジェクト指向の基礎概念(2)
第4章 オブジェクト指向の基礎概念(3)

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010.
[3] 河村一樹, ソフトウェア工学入門, 近代科学社, 2003.
第10回 1)タイトル:
オブジェクト指向2

2)学習目標:
1オブジェクト指向開発方法論の概要を理解する。
2オブジェクト指向開発方法論における分析手順を理解する。

3)目次:
第1章 オブジェクト指向方法論の概要
第2章 ユースケース抽出
第3章 クラス同定・記述
第4章 振る舞い記述

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 竹政昭利, UMLモデリング技能認定試験入門レベル(L1)問題集, 技術評論社, 2007
[2] 高橋直久, 丸山勝久, ソフトウェア工, 森北出版株式会社, 2010.
[3] 河村一樹, ソフトウェア工学入門, 近代科学社, 2003.
第11回 1)タイトル:
モデル化技法1

2)学習目標:
1モデル化とは何かを理解する。
2制御の流れモデル(アクティビティー図)について理解する。
3状態遷移モデル(ステートマシン図)について理解する。

3)目次:
第1章 モデル化とは
第2章 データの流れ・構造に関するモデル
第3章 制御の流れモデル
第4章 状態遷移モデル

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 竹政昭利, UMLモデリング技能認定試験入門レベル(L1)問題集, 技術評論社, 2007.
第12回 1)タイトル:
モデル化技法2

2)学習目標:
1協調モデル(シーケンス図、コミュニケーション図)について理解する。
2UMLを用いたモデリングの例について理解する。

3)目次:
第1章 協調モデル(1)
第2章 協調モデル(2)
第3章 モデル化の例(1)
第4章 モデル化の例(2)

この回の課題
・小テスト
参考資料:
[1] 竹政昭利, UMLモデリング技能認定試験入門レベル(L1)問題集, 技術評論社, 2007.
第13回 1)タイトル:
形式手法・検証技術1

2)学習目標:
1各種形式手法の概要を理解する。
2各種検証技術の概要を理解する。

3)目次:
第1章 形式手法とは
第2章 形式手法の例
第3章 検証とは
第4章 検証技術の例

この回の課題
・小テスト
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
第14回 1)タイトル:
形式手法・検証技術2

2)学習目標:
1モデル検査技術の仕組みを理解する。
2検証ツールの仕組みを理解する。

3)目次:
第1章 モデル検査とは
第2章 モデル
第3章 検査式
第4章 検証ツール

この回の課題
・小テスト
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 田辺良則, 高井利憲, 高橋孝一, 抽象化を用いた検証ツール, コンピュータソフトウェア Vol. 22, pp. 2-44, 2005.
第15回 1)タイトル:
ソフトウェア評価

2)学習目標:
1ソフトウェアの評価基準(品質特性、メトリクス)について理解する。
2コストモデル(開発工数見積もりのためのモデル)について理解する。
3プロジェクト管理について理解する。


3)目次:
第1章 ソフトウェア評価基準
第2章 コストモデル
第3章 プロジェクト管理
第4章 講義全体のまとめ

この回の課題
・小テスト
[1] 玉井哲雄, ソフトウェア工学の基礎, 岩波書店, 2004年.
[2] 高橋直久, 丸山勝彦, 情報工学レクチャーシリーズ:ソフトウェア工学, 森北出版株式会社, 2010年.
[3] 鶴保征城, 駒谷昇一, ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1, SE Shoeisha, 2011.

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