
プログラム
サイバー大学には3つのコースと8つのプログラムが存在します。
詳しくは学部紹介・各コースのページをご覧ください。
一般的に履修継続率・卒業率が低いと言われる
通信制大学の中でも高い継続率を誇ります。
教育を科学的に分析し、短期間に効率的かつ効果的に人材を育成する手法で、教員の属人的な能力に頼らず、一定の教育品質が保証できるように教育を設計し、提供するための方法論。
「分析→設計→開発→実施→評価」というサイクルを標準化したモデルを用い、学習効果の高い研修コースをデザイン・開発するためのシステマティックな技法です。
皆さんが普段目にする授業コンテンツは、サイバー大学の「教育メディア開発部」という組織が中心となりながら制作を進めています。
「教育メディア開発部」は、質の高い講義映像を作り上げるため、講義を担当する教員と共に、さまざまな取り組みを行っています。
コンテンツを作るには、例えば専門科目で全15回講義の場合、制作を始めてから開講まで約10ヶ月の月日がかかります。
講義の準備から収録、編集、そしてコンテンツが皆さんの元へ届くまでの流れを追いました。
シラバスを基に、講義を担当する教員と講義の設計・開発を支援するインストラクショナルデザイナー(以下IDer)が、授業の到達目標や全体の構成、講義全15回の各回の具体的な内容を話し合い「授業設計書」を作ります。
1で作成した計画書を基に、教員が講義用のスライドを作成します。作成したスライドは、授業構成、学習目標、専門用語、誤字脱字、レイアウト、著作権等について、IDerによる確認が行われます。
講義の収録は、カメラやマイクが備えられたボックス型の防音ブースで行われます。ブースの中で教員は、規定の講義時間に配慮しながら講義を行い、外では撮影担当者が「あと何分、伸ばしてください」「短くしてください」などの指示を出します。講義収録は月に1~3回分のペースで撮影され、15回分すべてを撮り終わるのに約8ヵ月かかります。
内容を確認しながら、収録映像の編集作業を行い、講義映像を作成していきます。編集した映像に合わせて2で作成した講義スライドが表示されるよう設定します。
出来上がった授業コンテンツを授業配信用のサーバにアップロードして、各章のタイトルを入力したり、動作確認を行ったりします。これらがすべて終わると、ようやく学生の皆さんが授業を受けられるようになります。
授業実施後、制作した講義映像について評価分析を行います。学生の皆さんから集めたアンケートを基に、良いところ、改善すべきところを整理します。また、特にITなど変化の早い内容に触れた講義については、新しい情報と照らし合わせて修正箇所をピックアップしていきます。これらの反省点は、来期のコンテンツ制作に生かされます。
インストラクショナルデザイナー
米山あかね
YONEYAMA Akane
制作会社の方に撮影が完了した映像・資料を編集してもらい、その編集が終わったものを私たちIDerが全体を通してチェックしています。また、時には私たちが編集を行うこともあります。
チェックを行う際は、学生の皆さんの気持ちになって確認を行うことを心掛けており、限られた時間の中で、説明を追加した方が良い箇所がないか、筋が通っているのか等の確認をしています。この時に大幅修正が必要な箇所が発見されると大変で、先生とどのように直すかを相談したり、実際に再収録をお願いしたりし、制作会社の方に修正してもらいます。先生や制作会社の方と一緒に苦労する分、コンテンツ完成時の喜びもひとしおです。
アシスタント・インストラクショナルデザイナー
笹川駿平
SASAGAWA Shunpei
授業コンテンツは、ご覧の通り、さまざまな役割分担のスタッフとのコラボレーションでできあがっています。かかわり方はそれぞれに違っていますが、スタッフ一同の気持ちは「良い授業を提供したい!」という熱意であふれています。
制作は、開講に間に合うように時間との戦いでもありますので、全体の連絡調整や、スケジュール調整には苦労することもあります。それでもコンテンツが完成して、皆さんに送り出していくときの充実感が私たちの活力となっています。より分かりやすく、学習が楽しくなるようなコンテンツをお届けするため日々奮闘していますので、楽しみにしていてください。
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