管理職 本宮進編 第7話 卒業は新たな一歩の始まり

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ついにサイバー大学を卒業

長いようであっという間の2年間。とうとう私はサイバー大学を卒業しました。今日はお祝いを兼ねて、友人でありサイバー大学の先輩でもある島田と卒業ゴルフに来ました!
もともとサイバー大学のことを教えてくれたのが島田で、あの時にサイバー大学のことを聞いていなかったら…おそらくサイバー大学には入学していなかったと思います。「事なかれ主義」のまま、のらりくらりと仕事をしていたに違いない、そう思うと島田には感謝しかありません。

卒業証書を受け取ったときは、これまでの苦楽の道やさまざまな思い出が蘇って自然と涙が溢れてきましたが、正直卒業したという実感がまだわきません。これはおそらく、卒業したからといって勉強をやめたわけではなく、次の目標に向かって勉強を続けているからだと思います。

こうして「学ぶ習慣」が身に付いた私は、引き続き多くの時間を勉強に充てているわけですが、家族はあまりいい顔をしていません。決して趣味や娯楽に時間を費やしているわけではないため、はっきりとした不満の声が上がっているわけではありませんが、在学中は息子との交流がめっきり減ってしまいました…寂しい思いをさせてしまったので、これからはメリハリを付けて家族と過ごす時間もしっかりと取っていきたいと思います。

ゴールに向かうIT革命

着々と進めてきたプロジェクトのゴールが見えてきましたが、深刻な属人化など課題も多く見つかっています。我が社は想像していたよりもベテラン社員に依存している業務が多く、担当者が不在時に業務が止まってしまうことも。それが数日程度なら何とかなったとしても、怪我や病気で入院でもしてしまったら…何かあってからでは遅いので、基幹システムを刷新するだけでなく、複数人で業務をカバーできるよう、業務の仕組みを標準化することも同時進行中です。長い道のりでしたが、あと少しでゴールです。もうひと踏ん張り頑張りたいと思います。

大学院への進学

後日、サイバー大学を卒業した仲間たちとオンラインで決起集会をしました。集まったメンバーは大学院に進学する者同士です。住んでいる地域は全員バラバラですが、こうしてオンラインで交流を深めることが多いため、距離は全く感じません。大学院に進学してからは、ワーキンググループを作って共同で課題に取り組む機会が増えてくるため、これまで以上にコミュニケーションが大切になってきます。さまざまなバックボーンを持つ方々が集まるため、意見の違いや感情的になってしまう場面も出てくるとは思いますが、チームワークを第一に、多様性を受け入れて組織の力を高める訓練も実践していきます。次の目標はMBA取得!さらなるステップアップを目指して成長していきたいと思います。