管理職 本宮進編 第6話 大学の友達は一生の友達

大学の友達は一生の友達大学の友達は一生の友達

動き出す本宮進のIT革命

着々と成果を挙げてきた功績が認められ、私は部長に昇進しました。役員からの信頼を勝ち取り、嬉しさや重圧の入り混じった何とも言えない高揚感を味わいながら、仕事と学業の両立を続けています。

そんなある日、基幹システムの刷新を進めてほしいという指令を役員から受けました。会社の命運がかかっているといっても過言ではない重要なプロジェクトで、その責任者に任命されたのです。さまざまなシステムが乱立し、決して良いとは言えない我が社のIT事情。サイバー大学への入学を志すきっかけとなった課題に挑戦し、絶対にIT化を成功させると決意しました。

サイバー大学での出会い

早々にプロジェクトを立ち上げ、関係各所との調整を進めていた私は、部下を呼んで進捗を確認。彼の名は坂田博丈と言って、サイバー大学で知り合った、いわば学友同士。受講している科目の意見や質問などを書き込む掲示板で、悩む坂田の相談に乗るうちに、直接会って交流する仲になりました。

本人は謙遜していますが、サイバー大学で血眼になってITやビジネスを学んだ叩き上げで、知識量は私よりも上です。勘所の押さえ方、機転が利くところも気に入り、スカウトして我が社に来てもらいました。初転職のようですが、入社早々会社に馴染んで頭角を現しているところを見ると、まるで何年も前からこの会社にいるような気がしてなりません。

大学の友達は一生の友達

サイバー大学の学生は10代から70代と年齢層の幅が広く、高校新卒で入学した学生や、会社を経営しているシニアの学生など、さまざまなバックボーンを持った方々が在籍しています。大学公式コミュニティや掲示板でコミュニケーションを取ると、若い子のフレッシュな考え方、エンジニアや社長などのプロフェッショナルな意見が聞けて、通学制の大学では味わったことのない新鮮な体験ができます。

交流を深めることで自然と仲良くなり、こうして実際に坂田とも出会えたわけですから、「大学の友達は一生の友達」という言葉、サイバー大学も例外ではないなと感じる今日この頃です。

在学生・卒業生の有志が今度オンラインでイベントをやるらしいから、息抜きも兼ねて坂田と一緒に思いっきり楽しもうと思います!