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管理職 本宮進編 第6話 現状維持バイアスを打破

現状維持バイアスを打破 現状維持バイアスを打破
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サイバー大学で学んだ知識とスキルを活かして、社内のIT化を進めようと思いましたが、相変わらず社内は混沌としていて改善の兆しが見えません。IT化云々の前に、今できることをできる範囲で改善していくことが先だと感じた私は、早速部下たちに現状の課題をヒアリングしました。

すると、契約書に関する課題が浮き彫りになってきました。恥ずかしながら、我が社には法務担当がいないため、営業担当が過去の案件を参考に見よう見まねで作り、契約を進めているうえ、チェック体制が不十分なため、先方から度々不備を指摘されているようだ。

これは私も通ってきた道で、「なんで営業がやらなければならないのか?」と疑問に思ったこともありましたが、いつしかそういうものだと割り切ってしまっていました。冷静に考えると長年の悪しき習慣であることは自明ですが、私含め誰も「おかしい」ということに気がつかなくなっているのだ。これを解決するには、法務担当を採用するしかないと考えた私は、経営陣に上申することを決意しました。ただし、彼らは変化を嫌い頭ごなしに反発してくるだろう。否決ありきでタチが悪いですが、相応の根拠を示せれば一筋の希望はあると踏んで、より周到に準備をしました。

会議当日、経営陣は予想通り懐疑的な反応でしたが、サイバー大学で経営組織論や企業経営について学んだ甲斐があって、論理的に説明することができました。「反本宮」だった場の空気がガラッと変わるのを肌で感じ、とても痺れました。それに奮い立った私は「このままではいけない」ということを力説し、結果は満場一致で承認!
費用対効果についてシビアな質問もありましたが、長い目で観れば必要であることは十分に伝わったようです。

以前までだったら見て見ぬふり、事なかれ主義の私でしたが、サイバー大学での学びが自信につながり、大きく変わることができました。