女子高生 金山みつき編 第9話 運命の最終面接、そして卒業の時…

運命の最終面接、そして卒業の時…運命の最終面接、そして卒業の時…運命の最終面接、そして卒業の時…

緊張の最終面接

今日は本命であるカフェの最終面接です。ここの最終面接はオンラインではなく、対面で実施されるため、思いを伝えやすい反面、何でも見透かされそう…
って考えていたらとても緊張してきました。ですが、変に取り繕って失敗するくらいなら、いつもどおりの自分をさらけ出して、後悔のないようにやり切りたいと思います!

面接前の待合室に入ると多くの学生の姿が…みんな自信に満ちあふれていて、エリートな印象を抱きました。これは手ごわそうなライバルたちだと思いましたが、採用されたら同期になるわけですし、これからどういうつながりがあるかわからないので、声をかけておくに越したことはないですよね。

思い切って挨拶してみたら、笑顔で応えてくれて一安心でしたが、彼女の目に私はどう映ったのだろう?頭がいいようには見えないかもしれないけど、人当たりの良さとか、何か光るものを感じてくれたはず…!
って、雑念に惑わされてる場合じゃないですよね。人は人、自分は自分。今は目の前の面接に集中したいと思います。

最終面接スタート

まずは自己紹介から。高校生の時からカフェでアルバイトをしてきたこと、サイバー大学に入学し、学んできたことなどを話しました。面接官から「なぜサイバー大学に入学したのか?」を聞かれ、ありのままを話してみました。

高校3年生のとき、進路がなかなか決められず悩んでいたこと。そんな時に、バイト先の先輩がサイバー大学に進学し、夢を見つけたこと。その姿に感銘を受けて、具体的に何か学びたいことがあったわけではないけれど、ここなら私も何かを見つけられると思い、入学したということ。

「その何かは見つかったのか?」と聞かれましたが、自信を持って答えることができました。バイトしてきた大好きなカフェの発展に貢献したいこと、ゆくゆくはサイバー大学で学んだIT・ビジネス知識を組み合わせた新たなサービスを展開したいことなど、入社後の目標や意欲について熱意を持って伝えることができました。手応えはバッチリです!やれることはすべてやり、自分を出し切ることができたので、後は結果を待つのみです。

内定、そして卒業の時…

最終面接の翌日に早くも合否の連絡が。緊張しながら確認すると、合格の文字!無事に内定をもらうことができ、思わず涙が出てしまいました。先輩や映美ちゃん、そしてバイト先の店長にも早速報告。店長からは「これからは社員として、もっと仕事覚えてもらうからね~」と激励のお言葉とコーヒーをいただき、この先がドキドキです!

そして月日は流れ、サイバー大学卒業の日がやってきました。映美ちゃんという親友と出会い、一緒に学んでこられて本当によかったです。自分の夢を見つけることもできたし、いい大学生活だったなあ…。
こうして未来に進む今の私を、高校生の私が見たら、きっと驚くだろうな。サイバー大学で支えてくれたすべての人に、本当に感謝です!