女子高生 金山みつき編 第6話 レポート課題とプレゼン収録

レポート課題とプレゼン収録レポート課題とプレゼン収録

「ゼミナール」受講前の準備

卒業研究科目である「ゼミナール」の受講に必要な基礎力を身に付ける「スタディスキル実践」は、全学生が受講する必修科目です。この科目では、意思伝達のポイント、議論のルールやマナーなどについて学んでいきます。論理的思考を磨き、オンライン・プレゼンテーションやディベートなどを通して、実践的な対人スキルの向上をめざすことになります。

社会人学生にとっては自分を見つめ直す機会、私のようなこれから働く学生にとっては、社会に出ることを本格的に意識するようになる「サイバー大学生活のターニングポイント」に当たる科目です。自分が今まで学んだことや経験したことについて、この機会に振り返ります!

教養学習体験をまとめるレポート課題

「スタディスキル実践」では、自己分析の一環として自分の教養学習体験を振り返り、レポートにまとめる課題があります。大学で学ぶことだけが教養学習ではなく、「自分が今までにどんな経験をしてきたのか?」いざ書こうと思っても、なかなか思いつかないですよね。思い起こしてみると、旅行に行って学んだその土地ならではの歴史や文化、映画で知った海外の暮らし、コンサートで体感した音楽の奥深さなど、さまざまな体験が浮かんできましたが、もっとも鮮明だったのがアルバイトのことでした。

高校生の時にコーヒーにハマってからカフェ巡りをするようになった勢いそのままに、そこから今のカフェでのアルバイトを続けてきました。5年間にわたる思い出たちが、ついこの間の出来事かのように蘇ってきて、心地よさを感じながら私のレポート作成はスムーズに進みました。こうして整理して書き出してみることで、漠然と考えていたことが具体的になり、私はこのカフェで正社員として働きたいんだということをあらためて認識することができました。

これが私のめざす道、サイバー大学で学んだIT・ビジネスの知識を活かして、これまでにないサービスを展開するという目標に向かって、就職活動を頑張りたいと思います!

オンライン・プレゼンテーション

レポートが上手くまとまり、将来の目標も固まって満足していましたが、今回の課題にはプレゼン動画を自分で収録して他の学生に発表するというミッションが残されています。LIVE配信で発表するわけではなく、収録した動画をCloud Campusにアップしておいて、各学生がその発表を見て質問やコメントをするという流れです。

収録は自分のペースでできるため、満足のいくところまで何度も撮り直せますが、緊張してなかなか上手く話すことができませんでした。そこで、友人であり同級生の映美ちゃんに相談したところ、「丸暗記したことを無理して上手く話そうとしている」と指摘されました。
同時に、「普段の感じで明るく楽しそうに話せば、みつきちゃんならきっと大丈夫!」とアドバイスをもらったことで、私の中で何かが吹っ切れたような気がしました。

変に固くなりすぎていたけど、まずはいつもどおり話してみて、そこからわかりにくい言葉を置き換えたり言葉遣いを整えたりと、磨きをかけていくのが私にとっては有効だと気づきました。こういった「発信する力」を鍛えるためには、結局のところ慣れが一番!とにかく練習あるのみです。