ボランティア活動報告

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世界遺産学部 井澤典子さん 早稲田大学本庄考古資料館

ボランティア論「早稲田大学本庄考古資料館の実習を終えて」

世界遺産学部 井澤典子

私は、2009年春学期に履修した「ボランティア論」の実習として早稲田大学本庄考古資料館へ行きました。

資料館の中に入ると、大学敷地内から出土した発掘品、早稲田大学古代エジプト調査隊による考古遺物の数々がぎっしりと並んでおり、ここに入りきらない多くのものは、別棟の大学倉庫に保管されていました。
普段はガラスケース越しでしか見ることのできないものを直接手に取ったり、写真を撮ったりしながら、資料館の方に保存処理のできているものとまだできていないものの違いを教えていただき、大変勉強になりました。
また、当日は図像復元、保存・修復に関する講義や考古学に必要な技術に関する説明を受けました。
地形図の説明、遺物の絵の描き方、トレースのための道具の使い方、専門のカメラの使用方法と現像の仕方など、どれも大変興味深いものばかりでした。
ボランティアにお伺いしたものの逆に教えていただくことばかりでしたが、今回伺ったことにより、普段私たちが目にする展示物の背後には、保存・修復などに費やされる、膨大な人手による作業と時間がかかっているという意識を実感として持つことができました。
そのことから、自分には何ができるのかを模索して、技術習得への一歩を踏み出す機会を与えていただけたと思っています。
自宅から資料館まで新幹線を乗り継いで、片道で約4時間かかりましたが、非常に貴重な経験ができました。どうもありがとうございました。

【活動内容】

1.大学敷地内から出土した発掘品、早稲田大学古代エジプト調査隊による考古遺物の収納展示品の見学(考古資料館、大学倉庫、考古資料図書館)

2.早稲田大学古代エジプト調査隊によるマルカタ丘「魚の丘」遺跡出土彩画片の図像復元に関する説明、保存と修復に関する説明、彩画片を手にとっての観察

3.考古学に必要な技術(地形図の読み方、遺物の絵の描き方、本物をトレースするための道具の使い方、コンパスの径の出し方、写真撮影の方法、専門カメラの使い方、フィルムの現像方法)に関する説明

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