セミナー情報

「モバイル教育の技術的基盤」を開催しました

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携帯電話を利用した新たな教育のあり方を探るセミナー「モバイル教育の技術的基盤」を1月30日(金)、東京・浜松町で開催しました。小雨が降りしきる肌寒い天候の中、教育関係者などおよそ80名が来場し、モバイル教育への関心の高さが伺えるセミナーとなりました。

今回のテーマであるモバイル教育。サイバー大学では現在、その最先端の取り組みとして、携帯電話を利用して授業を配信する「ケータイ・キャンパス」の実証実験を行っています。セミナーは、IT総合学部の教員陣による「ケータイ・キャンパス」の紹介でスタートしました。石田晴久IT総合学部長による「ケータイ・キャンパス」の概要説明に続いて、実際に実験を行っている久保田達也先生が研究成果を披露。「資料を携帯電話の画面に表示する際、視認性を確保できるのは20文字程度」「携帯電話での講義の視聴は5分が限界。授業にゲーム的な要素を加えるなど工夫が必要」など、現状の課題点や展望について説明しました。また、勝眞一郎先生は、「ケータイ・キャンパス」の教育方式であるeラーニングの最新動向を紹介。「米国では『教材のオープンソース化』が進んでおり、教材がインターネットを通じて誰にでも無料で見られる状況になっている」とのこと。

「ケータイ・キャンパス」の紹介に続いて行われたのが4人のゲストスピーカーによる講演。最初に登場したのが富士通株式会社 ネットワークサービス事業本部の山本充彦氏。教育に生かせる携帯電話の機能として、エリア限定ワンセグ配信システム「スポットキャスト」を紹介しました。「スポットキャスト」は微弱電波の利用によって、自由な情報発信を実現したワンセグコンテンツ配信システムで、ユーザーはスポットエリアごとに異なるワンセグコンテンツを携帯電話に受信することが可能とのこと。また、「スポットキャスト」の教育事例として、サイバー大学の授業の配信デモが行われました。

続いて、「日本Androidの会」の嶋是一氏と木南英夫氏が、Googleの携帯電話向けプラットホーム「Android」について紹介。「Android」とはGoogleが提供する携帯電話のプラットホームで、オープンソースで開発されているのが特徴。開発環境がオープンなため、ユーザーが自由に開発・修正することができるとのこと。教育専用携帯電話の開発など、モバイル教育の進展に期待が膨らむ内容でした。

セミナーの最後に登場したのが、有限会社ラウンドテーブルコムの柳沢富夫氏。「モバイル教育の実践と可能性について」というテーマで、大学における「Open Source」の導入事例などを紹介。SNSを利用した授業の有用性やコスト削減など、「Open Source」導入に関するメリットを解説しました。

セミナー終了後、各講演者の下には多くの来場者がつめかけ、モバイル教育への期待の大きさが伺える光景でした。

サイバー大学では、引き続きモバイル教育の可能性を追求していくとともに、質の高い教育を提供してまいります。

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