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教育方針・特色

IT総合学部が学生に提供するのは、高度な専門知識・研究のみならず、時代と社会、企業や組織が必要としている実践的な内容です。今求められているのは、ITだけの専門家ではなく、経営とIT、ITと法律といった複合分野の知識と経験を持った人材です。複合的な知識を持った人々が、大企業の中核、ベンチャー企業の経営者、マネージャーとなっているのです。

教育方針

IT総合学部は、ITの総合化技術を「学び」「活かし」「繋ぎ」「実践化する」ことを研究し、IT関連分野で社会貢献できる人材を育成します。「学ぶ」とはコンピューターの基礎技術からソフト応用技術、実現する社会の枠組みを含む知識の習得であり、「活かす」とは世界の最先端の研究や働く人々に触れることです。「繋ぐ」とは、ネットワークやセキュリティから、社会や企業を横断的に繋ぐ技術を現場から学ぶことであり、起業から経営に至る幅広い分野で「実践できる」人材を養成します。

変化の激しい情報化社会の中で、技術を習得するとともに、どのような業務や場面でどのように利用されるのかを知り、時代に則した複合的な知識を駆使して国際競争力のある独自技術・応用技術を研究開発し、仕事に役立てることができます。さらに、経営や起業といった実業分野への進出を目指す学生が集まることを期待しています。情報系企業で即戦力になるための研究教育を求める人たちはもちろん、最先端技術をフォローしたいと考える技術者、起業を志す現場の人達が、働きながら学び、学びつつ働くことができます。

特色

教員陣はコンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク、セキュリティなど各界で実績のある専門家やIT企業のビジネスパーソンまで、この大学でしか出会えないプロフェッショナルがそろっています。情報技術を総合的に捉え、社会で実践できるように指導が受けられます。

授業では、学生がITシステムを駆使してプレゼンテーションしたり、インターネット上でディスカッションするなど、授業そのものにITが深く組み入れられています。

教育研究上の目的

IT総合学部IT総合学科は、一般生活や事業活動において社会基盤となりつつある情報通信技術の基礎知識から利用技術を身に付け、技術革新に即したITの実践的価値観を養い、ビジネス原理に基づく経済価値の創造への適用を探求することを教育研究目的とする。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

IT総合学部では以下のような専門と教養の能力を修得することを目指し、所定の単位を修得した学生に、学位を授与します。

専門的能力

次のうち、一つ以上のプログラムの専門的能力の基礎を修得することを目指す。

【テクノロジーコース】

1.ネットワークプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • ネットワークの基礎的な技術について説明できる。
  • インターネット通信を前提としたネットワークアプリケーションを開発できる。
  • モバイル通信の基礎的な技術について説明できる。

2.セキュリティプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • セキュリティを考慮したネットワーク管理や運用ができる。
  • セキュリティ対策されたソフトウェアの開発提案ができる。
  • 様々なセキュリティ障害に対し、適切な対策を実践できる。

3.ソフトウェアプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • ソフトウェア開発工程で求められる要件定義、設計、テスト、運用後のメンテナンスを補助することができる。
  • ネットワークやOSなど、ソフトウェアの稼働環境の技術について説明できる。
  • セキュリティを含めた総合的なソフトウェアの開発や運用を行うことができる。

4.AIテクノロジープログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • AI(人工知能)に関連する基礎的な技術、手法について説明できる。
  • ビジネス課題の改善を目的として、さまざまなデータの収集、分析手法の選択や適用および、分析結果の解釈ができる。
  • AI関連手法を用いたアプリケーション開発やデータ分析のためのコーディングができる。

【ビジネスコース】

1.ITマネージメントプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • 情報システム開発プロジェクトで必須となるプロジェクト管理を実践できる。
  • ビジネスに必要な財務や法律の知識を修得し、基礎的な経営管理ができる。
  • 情報システムの開発、管理、運用を補助することができる。

2.起業・経営プログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • 起業に必要な法律と経営知識を修得し、起業準備ができる。
  • 起業に必要な財務の知識を習得し実践できる。
  • eコマースを活用した経営戦略を企画立案することができる。

3.ネットビジネスプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • 起業に必要な法律と経営知識を修得し、ネット系企業の起業準備ができる。
  • オンラインマーケティング解析を行うことができる。
  • ネットビジネスの企画を提案することができる。

【ITコミュニケーションコース】

1.ITコミュニケーションプログラム

  • ITとビジネスに関する基礎的な知識について説明できる。
  • 情報技術とビジネスの総合的な知識により、社会におけるITコミュニケーションの基本的構造を説明できる。
  • ITを活用した事業の展開において、経済的にも環境的にも新たな価値を提案することができる。
  • 情報化社会を多角的に捉え、多様なコミュニケーションメディアを活用して情報を検索・分析・整理し、自身の考えを発信・共有することができる。

教養的能力

次のすべての教養的能力を身につけること。

1.社会順応力

  • (環境の変化に対する順応力)人類の多様な文化、社会と自然に関する幅広い知識を基に、変化を続ける社会に順応することができる。
  • (多様な文化に対する相互理解力)多文化・異文化に関して理解を深め、社会背景の異なる相手との相互尊重を図ることができる。

2.日本語力・外国語力

  • (日本語力)社会人として職務を遂行する際に役立つ基礎的なレベルで、日本語を、読み、書き、聞き、話すことができる。
  • (外国語力)国際人として職務を遂行する際に役立つ基礎的なレベルで、英語、もしくは中国語を、読み、書き、聞き、話すことができる。

3.IT活用力

  • (パソコン活用力・情報収集・整理力)ITを用いて、多様な情報を効率良く収集・整理することができる。
  • (情報の取捨選択を行う能力)収集した情報を主体的に読み解き、必要な情報を引き出し、その正誤・要不要を判断の上、活用することができる。

4.実行力(計画力・能動性・遂行力・持続力)

  • (計画力・能動性)自ら主体的に学習の目標を設定し、目標を達成するための計画を立てることができる。
  • (遂行力・持続力)失敗を恐れずに計画を行動に移し、粘り強く取り組むことができる。

5.分析力(課題発見力・創造力・課題解決力)

  • (課題発見力)現状を分析し、課題を明らかにすることができる。
  • (創造力・課題解決力)既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考えることができる。

6.協働力(協調性・傾聴力)

  • (協調性)相手の意見の違いや立場の違いを理解し、尊重することができる。
  • (傾聴力)相手と誠実に向き合い、相手の話しのポイントを注意深く聴き取ることができる。

7.意思伝達力(発信力・質問力)

  • (発信力)自分の意見をわかりやすく相手に伝えることができる。
  • (質問力)相手が意見を述べやすい環境をつくり、適切な質問により意見を引き出すことができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

IT総合学部では、教育理念・教育目的に基づき、すべての学生に共通する「共通科目」と学部の「専門科目」の2つを大きな柱とし、 以下の方針に基づいてカリキュラムを編成しています。

  • 共通科目は、教養科目・外国語科目からなり、多面的履修を通して、基礎的な学習能力を養い、専門領域を超えて問題を探求する姿勢を身につける。
  • 専門科目は、専門的な知識や技能を高めるとともに、現代の多様な課題を発見、分析、解決する能力を身につけ、新しいビジネス創造ができる能力を身につける。
  • 4年間にわたる「講義」「演習」での学習とゼミナールを通して、知識の活用能力、批判的・論理的思考力、課題探求力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力などを総合する力を身につける。