横山 輝明
  • 専任講師
  • 横山 輝明  Yokoyama Teruaki
  • 博士(工学)

2007年4月よりサイバー大学に就任。奈良先端科学技術大学院大学にて外部研究員を兼任。インターネット分野における研究開発に取り組む。近年では、インターネットを利用したユビキタスアプリケーションの実現に向けて、サービス指向の通信モデルに関する技術開発や、人間の興味嗜好を機械に理解させるためのソーシャルネットワーク技術の応用について研究を行う。また、アジア地域における研究教育を支援するAI3プロジェクトでは、プロジェクト運営と人工衛星を利用したインターネット構築技術の研究開発に携わる。WIDEプロジェクト所属。

学生へのメッセージ

学生の皆さん、こんにちは。インターネットなど、ネットワーク技術関連の講義を担当している横山です。ネットワーク技術は現代のIT技術の要でもあり、社会における土台としても重要な構成要素になっています。また、インターネット関連の技術の多くは、自分の手元で実験や実装が可能だという特徴があります。そのため、知識をもつことが、創造や応用に直接結びつくという面白い領域です。ネットワーク技術そのものを学びたい、ネットワーク技術を活用して何かをしたいという人は、まずは技術の核について理解を得ることが重要ですよ。知識を深めたい人、好奇心旺盛な人、自分で何かしてみたいという人などなど、みなさんをお待ちしています!

担当科目

インターネット技術 I
本科目では、インターネット通信を実現する基礎技術と技術的特徴について講義する。インターネット通信技術の階層構造や、各階層の原理や特徴について講義する。これにより、インターネット技術の根幹を成す不変な要素や将来の変化の方向性についての知識習得を図る。本科目の目標は、インターネットの動作原理を知りたい人、インターネット通信を用いてサービスを構築したい人などが、インターネット通信技術の現在と将来に対応できる理解を得ることである。
インターネット構築法
本科目では、インターネット技術を用いたネットワーク構築技法について講義する。ルータを用いたL3ネットワーク構築について理解することを目的とする。リンク層とネットワーク層の技術的知識や、経路制御技術とネットワーク構築技術についての理解を図る。インターネットのネットワーク構築技術やネットワーク管理技術に興味を持つ人に向けた授業である。
ネットワークプログラミング論
本科目では、インターネット通信を利用したプログラムを作るために、ソケットという概念とその利用方法について講義する。ソケットとはインターネットの通信機能を抽象化した表現である。さまざまなプログラム言語においても、インターネット通信はソケットとして表現されている。このソケットを使いこなすことで、インターネット通信を自由に利用することができる。ソケット操作命令やソケット利用プログラムの作成知識を習得する。
ネットワークプログラミング演習
本科目では、インターネット通信を利用したプログラムを作ることを演習する。さまざまなプログラム言語において、インターネット通信はソケットと呼ばれる機能を通じて利用可能になっている。授業内では、ソケットという概念の理解、ソケットの操作命令の使い方、ソケットを用いた通信プログラムの作成について取り扱う。これらの演習を通じて、インターネット通信を使ったプログラム作成が可能になることを目標とする。

公開講座(動画コンテンツ)

インターネットと情報伝播、そのビジネスの可能性について
概要:twitterを用いた情報伝播モデルと従来のモデルの違いに関する事例紹介等を行います。その他、USTREAMといった代表的なサービスの紹介はもちろん技術やビジネスなどさまざまな角度からインターネットによる情報伝播のエッセンスを解説します。

教員データ

教育能力に関する事項

1.教育方法の実践例
1)奈良先端科学技術大学院大学と慶應義塾大学湘南藤沢校が共同開講している講義にてSchool of Internetでの「インターネット時代のセキュリティ管理」授業補助を担当
2001年9月~2002年1月、2003年9月~2004年1月、2004年9月~2005年1月、2005年9月~2006年1月

2)奈良先端科学技術大学院大学にて「情報ネットワーク論1」の授業補助を担当 
2002年4月~6月、2003年4月~6月、2004年4月~6月

3)関西大学にて「情報処理演習1」「応用シミュレーション」の授業補助を担当
2002年4~7月/9~12月、2003年4~7月/9~12月、2004年4~7月/9~12月

2.作成した教科書,教材
1)「インターネット時代のセキュリティ管理」にて、授業資料を作成
2002年9月~2003年1月、2003年9月~2004年1月、2004年9月~2005年1月、2005年9月~2006年1月

2)奈良先端科学技術大学院大学にて「情報ネットワーク論1」の資料作成
2002年4~6月、2003年4~6月、2004年4~6月

職務実績に関する事項

1)西大和学園中学校にて講演「インターネット利用のリスクとモラル」
2003年10月24日

2)AIIIプロジェクト運用会議
2002年4・10月、2003年4・10月、2004年4・10月、2005年4・10月、平成18年4月

2004年度 IPA未踏ユースプロジェクト採択
「Relationship: インターネットを透過的な通信媒体として利用するための技術開発」

2004年4月~2005年2月 IPA主催の研究開発支援プロジェクト、未踏ユースに採択され、研究開発を行う

学会・社会活動

・2007年9月 情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会主催・Computer Security Symposium 2007 運営・プログラム委員・広報

・2008年6月 情報処理学会主催連続セミナー インターネットの進化にて講演

研究業績【論文】

1. NATゲートウェイを通過するフローの網内での識別手法の提案
共著 2001年6月 情報処理学会マルチメディアと分散処理 研究報告 Vol.2001 No.59, pp.95-100

2. MPLSネットワークにおけるoverflow予約方式利用の提案とその制御負荷および帯域利用率の性能評価
単著 2002年3月 奈良先端科学技術大学院大学 修士号学位論文

3. MPLSネットワークにおける制御負荷および帯域利用率を考慮に入れた予約手法の一検討
共著 2002年3月 電子情報通信学会技術 研究報告 Vol.2002 March

4. Fair bandwidth allocation mechanism using MPLS for TCP traffic
共著 2003年1月 International Forum on Information and Computer Technology (IFICT), pp.166-171

5. 親密度の高い発信者からの呼のみを着信させるVoIP通信システムの提案と実装
共著 2003年5月 電子情報通信学会 高品質インターネット 研究報告Vol.2003 No.50, pp.33-38

6. 遠隔授業における共同レポート作成のための議論支援システムの実装と評価
共著 2004年1月 電子情報通信学会 高品質インターネット 研究報告Vol.2004 No.8, pp.13-18

7. バックボーンネットワークにおけるトラフィック分析によるワーム自動検出に関する考察
共著 2004年11月 情報処理学会マルチメディアと分散処理 研究報告 Vol.2004 No.107, pp.37-42

8. Relationship: インターネットを機器間配線の基盤として利用するための技術の提案
共著 2004年11月 情報処理学会マルチメディアと分散処理 研究報告 Vol.2004 No.107, pp.25-30

9. An architecture of network imprinting for personal but wide area application
共著 2005年3月 International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA2005), vol. 02, No.2, pp. 605-609

10. ユーザクラスタ リングを用いた多義語の検索精度向上手法の提案と評価
共著 2006年1月 電子情報通信学会
オフィスインフォメーションシステム研究会 技術研究報告,Vol.105, No. 650, OIS2005-90, pp. 7-12

11.Proposal for Adaptive Bandwidth Allocation Using One-Way Feedback Control for MPLS Networks.
共著 査読有り 2007年12月 IEICE Transactions on Communications, Vol. E90-B, No. 12, pp. 3530-3540

12.ソーシャルグラフの連結による複数SNS情報の統合利用の提案
共著 2008年7月 情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2008)シンポジウム pp. 1558-1564

13.ユーザとの近接関係に基づいた最近傍センサノード検知とデータ取得手法の提案
共著 2008年7月 情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2008)シンポジウム pp. 1973-1979

14.Obtaining Sensing Data Based on the Proximity of Sensor Nodes.
共著 査読有り 2008年8月 In Proceedings of the SAINT2008, 2nd International Workshop on Practical Applications of Sensor Networking, 

15.ユーザの移動軌跡における滞留点推定と応用の提案
共著 2008年9月 情報処理学会研究報告 2008-DPS-1362008-GN-69 2008-EIP-41 pp. 89-94

16.ユーザとの近接関係に基づいた最近傍センサノード検知とデータ取得手法の提案
共著 査読有り 2009年1月 電子情報通信学会論文誌 Vol.J92-B, No.1 pp.140-149

研究業績【その他】

<研究発表>
1.NATゲートウェイを通過するフローの網内での識別手法の提案
2001年7月 分散処理研究会

2.MPLSネットワークにおける制御負荷および帯域利用率を考慮に入れた予約手法の一検討
2002年3月 情報ネットワーク研究会

3.Fair bandwidth allocation mechanism using MPLS for TCP traffic
2003年1月 国際学会IFICT

4.Relationship: インターネットを機器間配線の基盤として利用するための技術の提案
2004年11月 分散処理研究会

5.An architecture of network imprinting for personal but wide area applications
2005年3月 国際学会AINA併設ワークショップ

競争的研究資金の採択歴

研究代表者
・2011年度~2012年度 学術研究助成基金助成金 若手研究(B)
「アフリカ広域ネットワーク実現のためのDTN経路制御手法の提案」(23700091)


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