やすだ なお
  • 専任教授
  • やすだ なお  Yasuda Nao
  • 学士(工学)

NECでB言語に出会い、UNIXに触れるきっかけとなった。中央研究所でBSD UNIXシステムのOSメンテナンスや研究者・開発者の教育を行う。1989年から出版社に請われ、データベースを利用して辞書データを抽出し、TEXとレーザプリンタで出力する編集組版システムをUNIXベースで開発する。1996年からはディアイティに移り、2000年に日本ネットワークセキュリティ協会の設立に協力し、現在は事務局長代理、主席研究員として活動。2007年4月よりサイバー大学IT総合学部教授。

担当科目

情報セキュリティ概論
科目紹介
ネットワーク、コンピュータ、政治、社会基盤、法律、経営などの様々な視点が関与する情報セキュリティについて、技術だけではなく、詐欺行為など人間性との関連や多様な内容の相関も考え、俯瞰的に理解できる基礎知識を養います。
情報セキュリティ演習
科目紹介
情報セキュリティ関連の事件・事例から類似の事例を比較検討し、似ている部分、異なる部分、対応の仕方の違い、情報セキュリティの特有な部分などを検証します。技術面のほか、フィッシング詐欺やWinnyの功罪などについても考察します。
情報セキュリティ階層概論
科目紹介
インターネットは、30年前に考えられたTCP/IPというプロトコルが技術的な背景となっている。ネットワークを考える上で良く使われるOSIの7階層モデルの3層、4層に相当するが、ネットワークは更に多くのレイヤーに分けて考えることができる。インターネットのセキュリティを考えるにあたって、ネットワーク上での各レイヤごとのセキュリティに関する要素技術やその効果などについて考察する。アプリケーションより上位のレイヤー部分としてセキュアなソフトウエアの開発やセキュリティポリシーなども対象として考える。
情報セキュリティ階層演習
科目紹介
ネットワーク階層の各要素ごとのセキュリティ要件を理解し、各々の代表的な事例について、どのような理由で、どのような技術を使い、どのように実現するのか、また課題は何かなどを考える。OSIの7階層モデルの分類を基本とするが、ネットワークやアプリケーション部分だけではなく、開発設計デザインの基礎や、セキュリティポリシーなどにも触れる。ネットワークの技術だけではなく、技術を使ったインフラとして利用する場合の考え方も演習を通して理解を深める。
セキュアソフトウェア設計開発手法概論
科目紹介
ソフトウエアを設計開発するにあたり、基本的に考えておかなければならないセキュリティ要件について理解し、各々の要件についてどのような技術的内容であるのかを学習する。単体のソフトの問題だけではなく、認証や署名、PKIなどのシステム基盤としての考え方や基礎についても学ぶ。一般的な項目を学んだ後、具体的な例としてWebで利用するCGIなどのソフトウエアで問題になる要件について、問題点と解決方法のメカニズムなど更に具体的に考察する。
セキュアソフトウェア設計開発手法演習
科目紹介
セキュリティ要件にも配慮されたソフトウェアを設計開発するにあたり、仕様書の書き方や、設計時の基本的な考え方、採用する技術の選択肢、実際に開発する際に考えなければいけないことなどの基礎を学ぶ。例題としてWeb系のサンプルプログラムを実際に作ってみて、実際に問題点を確認しながら身に付けていく。設計する際にどのようなセキュリティ項目について、どのようなときに考慮しなくてはならないかなどを体験することにより、色々な場面での応用力を養う。

教員データ

教育能力に関する事項

1.教育方法の実践例
1)岡山理科大学「情報セキュリティ」講義担当
2003年9月 主に4年生、院生を対象にセキュリティの基礎を講義

2)工学院大学で「セキュアシステム設計技術者の育成」講義担当
2005年7月 CPDの一環としてセキュリティの俯瞰的理解を講義

2.作成した教科書,教材
1)情報セキュリティプロフェッショナル総合教科書(秀和システム)
2005年5月 執筆者選定交渉、情報セキュリティ概論執筆

2)家庭の安全・安心(時事通信社)
2006年3月 「ネットトラブル・ネット犯罪」の章を執筆

3.実務の経験を有する者についての特記事項
1)日本情報処理開発協会「次世代型電子認証基盤の整備に関する有識者委員会」
2005年6月 有識者委員として委嘱された

2)電子署名・認証フォーラム「標準・実装」座長
2004年2月 PKI関係のフォーラムの座長を務めた

4.その他
1)翔泳社「セキュリティビジネス白書(2004)」監修
2003年11月 執筆監修

2)電子情報通信学会「技術と社会・倫理(SITE)研究会」研究発表
2004年10月 SkillMapについての研究発表

職務実績に関する事項

1)IPA/ISEC情報セキュリティ関連事業
2003年5月 (独)情報処理開発機構 事業推進委員

2)経済産業省 情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会
2005年6月 研究会委員

3)情報処理学会 知識の尺度としての『Skillmap』
2003年2月 "パネル討論 「セキュリティ教育の現状と今後」

4)連続セミナー2002 「高度情報化社会を支える基盤技術」NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
2001年4月 主席研究員

5)工学院大学との共同研究
2001年4月 塚本研究室、小野研究室

学会・社会活動

2008年4月~2009年3月 NPO日本ネットワークセキュリティ協会 主席研究員、教育部会長

研究業績【著書】

1.ネットワークセキュリティ最前線
単著 1998年6月~ node:1誌

2.情報セキュリティ プロフェッショナル教科書
共著 2009年3月 アスキー・メディアワークス pp.3-10、23-30、コラム

3.家庭の安全・安心
共著 2006年3月 時事通信社

研究業績【論文】

1.知識の尺度「スキルマップ」と能力の評価について
共著 2003年10月 電子情報通信学会

2.Skillmapに基づいた評価方法の試み
共著 2004年10月 電子情報通信学会

研究業績【その他】

1.JNSA press NSF2009活動報告
2009年7月 JNSA p.6


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