後藤 幸功
  • 専任教授
  • 後藤 幸功  Goto Yukinori
  • 博士(情報科学)
  • インターネット工学、遠隔教育

東京理科大学数学科を卒業後,同大学情報処理センターに技術員として勤務し学術ネットワークの運用とJPNICの設立に寄与。その後、奈良先端科学技術大学院大学に復学、九州大学大学院博士後期課程を単位取得退学。(財)九州システム情報技術研究所研究助手、九州大学大学院助手、岩手県立大学講師を経て現在に至る。

学生へのメッセージ

ITエンジニアにとって必要な基礎知識を持つことは重要であり、また、エンジニアでなくともIT関連のビジネスを始めるうえで基礎知識を持つことは重要なことです。学生のみなさんにはビジネス関連志望の方も是非サイエンス系基礎知識も受講し幅広い考えと論理的思考ができる人物になっていただけるようにサポートしていきたいと思っています。これまでの経歴を生かし、高校を卒業したばかりの学生から社会人まで幅広い方々に対応していきたいと思います。講義や演習でわからないことや疑問は早めに質問をして効率よく学習を進めていきましょう。

担当科目

マルチメディア技術論 I
本科目は、コンピュータ上で音声や静止画像などのマルチメディア情報を取り扱うための技術と手法について学習し、理解することを目的とする。音声や静止画像をデジタル化する手法から学習をはじめ、デジタル化された音声や静止画像の情報を処理するときに一般的な手法であるフーリエ解析および離散コサイン変換について学習し理解する。また、フーリエ解析およびその関連技術を用いることで音声や画像の特徴を知ることができ、さらにデータ圧縮や加工技術に有効な技術であることを理解する。
UNIXサーバ構築 I
UNIXは、インターネットを支える様々な技術の中でも最も歴史が古く、かつ汎用性の高いオペレーティングシステム(OS)のひとつです。本科目では、今後専門科目で使用するUNIXサーバ環境の使用方法について学習したうえで、Webサーバを実際にインストールして稼働させ、その下でHyperText Markup Language(HTML)やCommon Gateway Interface(CGI)などにより、簡単なWebページを作成できるようになることを目的とします。
マルチメディア技術論 II
本科目では、マルチメディア情報を具体的に処理する技術と手法について学習し、マルチメディア情報をコンピュータ上で取り扱うことができるよう になることを目的とする。まず、離散フーリエ変換を応用した静止画像の圧縮について具体的に実装する方法について学習する。また、フーリエ解析に変わる画像処理の方法としてウェーブレット変換についても学習し、画像データの特徴を理解することを目的とする。さらに動画像の仕組みと動画像データの基本的な圧縮技術について学習し理解する。
UNIXサーバ構築 II
UNIXは、インターネットを支える様々な技術の中でも最も歴史が古く、かつ汎用性の高いオペレーティングシステム(OS)のひとつです。本講義では「UNIXサーバ構築Ⅰ」で構築したWebサーバ環境を前提として、オブジェクト指向スクリプト言語を駆使したCommon Gateway Interface(CGI)等の講義やプログラミング演習を行うことで、より複雑なWebページを作成できるようになることを目的とします。

教員データ

教育能力に関する事項

1.教育方法の実践例
1)九州大学経済学部「経済情報処理」の授業サポートの充実
2002年10月 講義内容をHPで受講者にのみ公開。レポートの提出状況なども公開。
岩手県立大学「ソフトウェア演習」において、C言語の教育を実施。「メディアシステム演習」にてJavaを用いたネットワークプログラミングの教育を実施。

2004年4月 学部の1,2年生を対象に対してのプログラミング教育を行う。
岩手県立大学「アルゴリズム論」「セキュリティ特論I(大学院講義)」で各回の講義内容の授業サポートの充実。

2005年4月 講義内容を受講者にのみHPで公開し、予習・復習を促す。

職務実績に関する事項

1.日本IBMと「IBM6611によるACADEMIC RESEARCH NETWORK」の共同研究 

1)開発およびプロジェクトマネジメント担当
1992年4月~1993年5月まで 
日本ネットワークインフォメーションセンター(現 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)

2)JPドメイン名の承認およびJPドメインの割当規則の作成 
1992年4月~1994年3月まで 

2.通産省 先進的情報システム開発実証事業の「超高速・高機能次世代インターネット機能の開発」プロジェクト 

1)QoSルーティング部分のプロトコル開発に従事
1997年11月(財)九州システム情報技術研究所定期交流会
 
2)「インターネットとマルチメディア放送」 の内容で講演
1997年12月 IPAの「次世代アプリケーション開発事業「QoS・マルチキャスト機能を活用するインターネットTVとVoDシステムのアプリケーション開発」 

3)主たる開発およびプロジェクトマネジメント担当
1999年3月 IPAの「次世代アプリケーション開発事業」発表会 

4)「QoS・マルチキャスト機能を活用するインターネットTVとVoDシステムのアプリケーション開発」で展示
2000年12月 

研究テーマ

遠隔教育とオンデマンド型e-Learningを実現する教育支援システムの要求定義と実装に関する研究

所属学会

情報処理学会

学会・社会活動

・日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会委員

・情報処理学会高品質インターネット(QAI)委員

・インターネットカンファレンス2007 PC委員

・Workshop on Intaractive Systems and Software 2006副運営委員長

・日本学術振興会第163委員会委員

・電子情報通信学会 査読委員

研究活動又は実務経験

・1992年~1994年度 日本IBMと「IBM6611によるACADEMIC RESEARCH NETWORK」の共同研究

・1992年~1994年度 JPNICにてJPドメイン名の割当管理

・1997年~1999年度 通産省 先進的情報システム開発実証事業の「超高速・高機能次世代インターネット機能の開発」プロジェクトに参加し大学からの技術移転に貢献

・1997年 アジア開発銀行総会in福岡にてネットワークサービスおよび会場ネットワーク設計、構築、運用に従事

・2001年 第9回世界水泳大会(福岡開催)にて無線LANネットワークおよび会場ネットワークの運用に従事

・2002年~2005年 九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト「先端的インターネット技術を用いた日韓学術交流支援システムの構築と応用」において日韓の学術支援交流に貢献

・2002年 九州大学韓国研究センター主催「RCKS国際シンポジウム 日韓自由貿易協定が拓く未来」にてインターネットを用いた遠隔会議支援を行い、日韓経済交流に貢献

研究業績【著書】

1.Path QoS Collection for Stable Hop-by-Hop QoS Routing
共著 1997年6月 Proceeding of Internet Society, INET'97

2.インターネットにおけるQoS保証された動画配送システムの設計と実装
共著 1999年11月 情報処理学会論文誌 40巻11号

3.資源予約可能なインターネット上でのビデオ放送システムの提案と実装
共著 2002年8月 情報処理学会論文誌 43巻8号

4.サーバの負荷情報とコンテンツ情報を考慮するCDNによる動画配信実験
共著 2003年6月 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2003)シンポジウム論文集

5.DVPNの提案と応用
共著 2003年6月 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2003)シンポジウム論文集

6.外国語教育のための遠隔講義システムの技術的課題
共著 2004年7月 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2004)シンポジウム論文集

7.Session Identity Notification Protocol (SINP)
共著 1996年3月 INTERNET DRAFT

研究業績【論文】

1. InternetにおけるOSPFによる経路制御
共著 1993年 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 93(36)

2. インターネットにおけるOSPF経路制御方式
共著 1993年 情報処理学会全国大会講演論文集 第47回平成5年後期(1)

3. ATM網上でのInternet資源予約プロトコルの設計と実装について
共著 1995年 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 95(61)

4. Design of Internet Resource Reservation on ATM Network
共著 1996年2月 Proceedings of The 10th International Conference on Information Networking

5. インターネット資源予約のためのQoS経路制御方式の提案
共著 1996年10月 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(八幡平)論文集

6. Path QoS Collection for Stable Hop-by-Hop QoS Routing
共著 1997年6月 Proceeding of Internet Society, INET'97

7. RSVPを用いた動画アプリケーションについて
共著 1997年 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 97(104)

8. CBQを用いたネットワーク上での実時間通信の実現について
共著 1998年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO1998)シンポジウム論文集

9. インターネット上でのサービスの品質の保証と動画像配送システムへの対応
共著 1998年 電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 98(11)

10. ATMネットワーク上での動画配送アプリケーションの評価
共著 1998年 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 98(55)

11. RSVPを用いたVoD配送システムモデルの提案
共著 1998年 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 98(31)

12. インターネットにおけるQoS保証された動画配送システムの設計と実装
共著 1999年11月 情報処理学会論文誌 40巻11号

13. 資源予約可能なインターネット上でのビデオ放送システムの評価実験とシステム運用
共著 2001年6月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2001)シンポジウム論文集

14. インターネット動画配送システムの設計とその応答性の評価
共著 2002年3月 九州大学大学院システム情報科学紀要第7巻第1号

15. 資源予約可能なインターネット上でのビデオ放送システムの提案と実装
共著 2002年8月 情報処理学会論文誌 43巻8号

16. サーバの負荷情報とコンテンツ情報を考慮するCDNによる動画配信実験
共著 2003年6月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2003)シンポジウム論文集

17. DVPNの提案と応用
共著 2003年6月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2003)シンポジウム論文集

18. インフォーマルコミュニケーションを重視したギガビットネットワーク上の仮想研究室の研究
共著 2003年6月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2003)シンポジウム論文集

19. 外国語教育のための遠隔講義システムの技術的課題
共著 2004年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2004)シンポジウム論文集

20. The Project of Virtual Laboratory for Informal Communication on Gigabit Network
共著 2004年 Proceedings of 6th International Conference on Enterprise Information Systems(ICEIS 2004)

21. プライベートネットワークを用いたインターネットVoDサービスの実現について
共著 2005年6月 電気学会研究会資料. IS, 情報システム研究会

22. 身体障害者支援のための戸口通信の応用
共著 2005年6月 電気学会研究会資料. IS, 情報システム研究会

23. テレプレゼンスを重視したインターネット放送の実践
共著 2005年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005)シンポジウム論文集

24. IPv6用ニックネームプロトコルの開発
共著 2005年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005)シンポジウム論文集

25. 安心と安全を考慮した不安度評価モデルの提案
共著 2005年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005)シンポジウム論文集

26. 戸口ノックシステムを利用した障害者介助の支援
共著 2005年7月 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005)シンポジウム論文集

27. IPv6用ニックネームプロトコル
共著 2005年11月 インターネットソサエティ インターネットカンファレンス2005論文集 pp.97-105

28. 日韓共同での日本語・日本文化教育の実践と支援について
共著 2005年 日本教育工学会研究報告集

29. インターネットにおける品質保証された動画像配送システムに関する研究
単著 2006年3月 学位論文

30. 参加者の視点カメラを用いたインターネット放送によるテレプレゼンスの効果に関する研究
共著 2006年7月 マルチメディア、分散、協調とモバイルDICOMO2006シンポジウム(情報処理学会)論文集

31. 新しいパーソナル・セーフティ・システムの設計と評価
共著 2006年9月 日本セキュリティ・マネジメント学会誌 20(2)

32. 大規模分散型ストリーミングサーバ選択方式の一考察
共著 2007年3月 情報処理学会研究報告CSEC

33. 複数映像を用いた実時間インターネット放送に関する研究
共著 2007年7月 マルチメディア、分散、協調とモバイルDICOMO2007シンポジウム(情報処理学会)論文集

34. 動画配信のための最適サーバ選択方式とその評価に関する研究
共著 2007年7月 マルチメディア、分散、協調とモバイルDICOMO2007シンポジウム(情報処理学会)論文集

35. サイバー大学の授業コンテンツ制作に係る「授業設計書」フォームの活用状況
共著 2009年9月 日本教育工学会第25回全国大会

36. サイバー大学のeラーニングに関する質保証の取組
共著 2009年9月 日本教育工学会第25回全国大会

37. 大学教育ためのe-Learningコンテンツ制作コストに関する考察
共著 2009年9月 日本教育工学会第25回全国大会

38. 学生アンケートに基づくe-learning授業評価モデルの検討
共著 2010年11月 経営情報学会2010年秋季大会

研究業績【その他】

口頭発表

1. Our approaches for Korea-Japan Distance Learning共著 2005年 3'd The Core University Program Seminar on Next Generation Internet

2.Introduction of Cyber University of Japan
単著 2007年8月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

3.Report of Cyber University contents maker design(1)
単著 2008年2月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

4.Report of Cyber University contents maker design(2)
単著 2008年8月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

5.Report of the developing Cyber Univ. of Japan.
単著 2009年2月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

6.Introduction of interactive educational contents for e-Learning.
単著 2009年8月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

7.e-Learning Curriculum analysis in Cyber University.
単著 2010年2月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書


8.Specification of e-Learning System (LMS) for psuedo real-time communication Lecture
単著 2011年2月 拠点大学方式「日韓における次世代ネットワークの活用」ワークショップ報告書

学内プロジェクト研究所

e-Learning研究所(研究員)
2009年度~2011年度
e-Learning の質保証の推進および国際的通用性の確保

プラットフォームシステム開発研究所(研究所所長)
2010年度~2013年度
クラウドコンピュータ環境におけるソフトウェア開発UIに関する研究

競争的研究資金の採択歴

研究代表者
・2005年度 文部科学省科学研究費補助金 若手研究(B)
「安全でスケーラブルなインターネット放送のシステムモデルに関する研究」(17700068)

その他研究助成財団からの研究助成金採択歴

・1998年度 特別認可法人情報処理振興事業協会
「次世代アプリケーション開発事業」助成金

・2002年度 福岡市産学研究発掘事業 研究開発助成金


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