- 専任教授
- 松本 慎二
Matsumoto Shinji
- 文学学士
- 文化情報学、図書館情報学、文化遺産学
1967年東京大学文学部卒。国立国会図書館勤務を経てユネスコ勤務。シルクロード総合研究企画官、文化のための新技術開発室長、愛知万博国連館上級顧問を経てサイバー大学世界遺産学部教授。早稲田大学客員教授。ユネスコでは衛星探査考古学(宇宙考古学)、あるがままの世界遺産(世界遺産デジタル・アーカイブ化)、無形文化遺産アーカイブ化などのプロジェクトを推進。
学生へのメッセージ
大学での集中講義、公開講演などの経験はありましたが4年制の大学で年間を通して講義をするのはは初体験でいろいろとまどい、同僚の先生方やメンターには迷惑のかけどおしです。でも励みになるのは受講生の真摯さ。これからもいろいろ工夫して無味乾燥な講義に味付けし、おいしく食べてもらおうと思います。受講生もただ口を空けて待っているだけでなく、舌を肥やし、鋭敏な感性にさらに磨きをかけてください。
担当科目
国際機関論概論
科目紹介 |
近代の国際機関の成立・成長・役割の歴史を学び、今後の国際機関の役割・機能を考察します。また国連におけるユネスコの歴史、活動や問題点を検討するなど、将来の国際機関に求められる人材を育成します。 |
文化における国際機関の役割
科目紹介 |
国際紛争の解決を使命とする国際機関が、なぜ文化活動にまでに関わるのか、具体的な事例(アスワン・ダム建設、アンコールワットの修復、バーミヤンの大仏破壊、アレクサンドリアの海底遺産等)の研究を通して学びます。学生が取り上げた事例をWeb上で発表し、討議します。文化遺産保存における日本の貢献も分析します。 |
世界遺産条約
科目紹介 |
この授業は1972年にユネスコで採択された世界遺産条約、2003年に採択された世界無形文化遺産条約を核に、これらを補完する宣言、勧告をも勘案してユネスコの世界遺産に関わる活動がどのような枠組みで行われているかを多角的、総合的に理解することをめざす。特に発効まもない無形文化遺産条約については逐条解説を行い、その定義、保存政策のあり方などの総合的理解を目指す。 |
ユネスコ学演習 (世界遺産を学ぶ)
科目紹介 |
演習では各自の関心、問題意識を考慮しつつ、わが国のユネスコ世界遺産リストに登録された世界遺産を受講生に選択させ、基礎科目、講義科目で学習した内容を踏まえ、その遺産について調べてWeb上で発表する。その後各自が発表、質疑応答、コメントを踏まえてレポートを作成することにより、論文執筆のための基礎能力の涵養をめざす。Web上の発表については受講生が実際に当該サイトに赴いて世界遺産に親しむと同時に各地が抱える問題点などを身近に感じた上で発表することが望ましい。 |
教員データ
| 研究テーマ |
無形文化遺産デジタルアーカイブ化世界ネットワークの構築・ヨーロッパのキリスト教世界遺産研究 |
| 学会・社会活動 |
・2003年11月 日本NPOユネスコ 文化の多様性を支える技術ネットワーク理事 ・2005年 4月 フランスNPO「Schebertiade」副会長 |
| 研究活動又は実務経験 |
・1967年4月 国立国会図書館入館 ・1973年8月~1973年12月 国立国会図書館在外研究員 ・1974年10月 衆議院主催列国議会同盟総会前尾議長公式通訳(10月2日~11日) ・1975年2月~1976年3月 UNESCOジャカルタ事務所文部省創設アソシエート・エクスパート ・1976年3月~1977年 UNESCOパリ本部文化コミュニケーション局DBA部 ・1977年~1990年 UNESCOパリ本部総合情報計画部オペレーション事業次長 ・1990年~1995年 UNESCOパリ本部シルクロード総合研究企画専門官 ・1995年~2005年末 UNESCOパリ本部文化局文化のための新技術開発室長兼万博上級顧問 ・2002年4月~現在に至る 早稲田大学国際情報通信研究センター客員教授 ・2004年4月~現在に至る 京都ノートルダム女子大学大学院人間文化研究科非常勤講師 |
| 研究業績【著書】 |
1.暮らし上手のパリ 単著 1999年10月 中央公論新社
2.古代アレクサンドリア図書館 単著 1991年9月 中公新書
3.国立図書館ガイドライン 単著 1989年8月 日本図書館協会
4.ゼロ成長の社会 共著 1964年10月 日本生産性本部 |
| 研究業績【論文】 |
1.ユネスコの図書館情報事業―UNISISTからPGIへ― 単著 1992年8月 日仏図書館情報研究 No.18
2.古代アレクサンドリア図書館復興事業について 単著 1991年10月 国立国会図書館月報 pp.22-25
3.革命の時代と図書館人の新しい使命 単著 1990年9月 現代の図書館 Vol.28 No.2 pp.106-113
4.ユネスコの学術情報国際交流促進計画-コア・ジャーナルのCD-ROM化 単著 1989年6月 カレントアウエアネス No.118 CA598
5.国際機関の人事構成と人事管理 -ユネスコの事例を中心に 単著 1988年3月 レファレンス第38巻3号 pp.65-78
6.忘れられた大富豪の肖像 単著 1989年9月 中央公論 第104年第9号 pp.342-359
7.ユネスコと国立国会図書館 単著 1985年4月 国立国会図書館月報 pp.16-20
8.ユネスコの図書館情報事業について 単著 1984年7月 ドクメンテーション研究 第34巻7号 pp.329-336
9.リソース・シェアリングに関するユネスコの情報活動 単著 1983年3月 びぶろす 第34巻3号 pp.63-67
10.中国科学技術情報研究所(ISTIC)の機械化に関するユネスコ・レポート 単著 1982年4月 ドクメンテーション研究 第32巻4号 pp.222
11.インドネシアとユネスコの図書館活動 単著 1982年10月 参考書誌研究 pp.4-24
12.私の視点ーネット大学『全入時代』の新たな受け皿 単著 2009年1月 朝日新聞社 |
| 研究業績【その他】 |
1.5つの世界無形文化遺産・ワンソースマルチユース 単著 2005年9月 愛知万博記念UNESCO国際ワークショップ 文化の多様性を支える新技術-デジタル技術と文化財
2.文化遺産とイスラム 共著 2002年10月 第2回イスラムとIT~イスラムを支える技術革新と歴史文化~
3.日本の知性をユネスコへ 単著 2001年3月 読売論点 (8日日刊)
4.ユネスコ・レポート 単著 1998年12月 デジタルアーカイブ・ビックバン京都'98
5.世界遺産と仮想現実性技術 単著 1994年9月 朝日論壇
6.ユネスコの図書館情報事業の現状とフランスの図書館界、出版界の動き 単著 1993年12月 日仏図書館情報学会関西セミナー
7.考古学と衛星探査 国境越えた出会い 単著 1993年3月 朝日文化面(10日夕刊)
8.ユネスコ事業に積極的協力を 単著 1989年11月 朝日論壇(9日日刊)
9.ユネスコ危機どう見る 単著 1985年6月 朝日座談会 |
| 学内プロジェクト研究所 |
現代アーカイブズ研究所(研究所所長) 2010年度~2011年度 無形文化遺産デジタルアーカイブ・ネットワークの研究
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