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科目一覧:教養科目

教養科目の分類は、キャリアデザイン、人文科学、社会科学、自然科学を基礎にしています。学生がより広い教養を身につけるために、各分野から受講したい科目を履修し、1年次から3年次の間に24単位を選択することとなっています。授業の内容は、高度な知識をわかりやすく興味深い形で提供し、学問の実社会への応用の仕方や、学問を追求する姿勢や生き方についてなど、学生の学ぶ意欲や目的意識を刺激するような授業を実施します。

開講科目(2017年度春学期)

科目名教員名 授業形態 科目概要

スタディスキル入門

演習 本科目の目的は、eラーニングで必要とされる、基本的な学習技術(スタディスキル)として、「1.クラウドベースのeラーニングシステムを利用した学習方法(テクニカルスキル)」、「2.オンライン授業におけるコミュニケーションスキル」、「3.自己管理能力(マネジメントスキル)」、「4.各課題に取り組むためのアカデミックスキル」を身につけ、「自ら学び続ける力」の基礎を養うことである。具体的には、eラーニングシステムの各機能の使い方、モバイル端末を活用した学習方法、学習計画の立て方、計画の実施・管理方法、情報の検索方法・読み方・まとめ方、レポートの書き方などを扱う。また、学期を通して、意見交換の場である「ディベート」などを活用し、相互に学びあう姿勢を身につける。期末課題としては、卒業までに身につけるべき知識・技能・態度に照らして、現時点での客観的な自己分析の下、卒業後を見据えた学修プランを作成する。

ITによる知的生産術

講義 コンピュータの処理速度とデータの蓄積技術が向上する一方で、情報はデジタル化され、インターネットを通じて世界の隅々まで駆け巡るようになった。デジタル化された情報は、私たちの仕事や産業のあり方、そして生活のしかたを変えようとしている。本科目では、近年進展を見せるITを使った情報の生成、検索、保管、共有の一連の流れについて学び、知的生産者としての情報の扱い方を身に付けることを目的とする。

文書作成と表計算 ~Word・Excel活用~

講義 本科目では、文書作成ソフトウェア(Word)と表計算ソフトウェア(Excel)の基本機能や操作方法を学習する。現代社会ではパソコンを用いて文書や表、グラフを作成することは必須であり、WordやExcelを使いこなせると、ビジネスだけでなく、日常生活や大学の学びにも有用である。本科目を通して、文書の編集や校閲、図表の挿入、グラフの作成、関数の利用など、これらのソフトウェアでどのようなことが可能なのかを学び、資料作成の生産性の向上を目指す。

プレゼンテーション入門

講義 本科目では、基本的なプレゼンテーション資料の準備段階での思考方法から作成方法、そしてプレゼンテーションによって自己を表現し、相手に伝えることについて網羅的に講義する。企業内では日常的に報告、提案にプレゼンテーションを用いることが多々あり、プレゼンテーションの成功により大きなアドバンテージを得ることが可能となる。本科目を通して実践的なプレゼンテーションスキルの知識を身につけることを目的とする。

スタディスキル実践

演習 本科目は、教養教育コンピテンシー充足の最終段階として、これまでに受講した教養科目の振り返りを行うとともに、専門科目の「ゼミナール」を受講する準備を整えることを目的とする。具体的には、「スタディスキル入門」で作成した各自の学修プランを再確認し、卒業および卒業後の目標に向けた、現時点での新たな学修プランを作成する。また、多分野にわたる教養科目でそれぞれが身につけてきた知識やスキルを基盤として、自分が持つ知見の適切な整理と発信、特定のテーマについての建設的な議論の組み立てなど、より実践的かつ双方向的な演習を行う。

キャリアデザイン

講義 キャリアデザインとは、多様な価値観が存在する社会環境の中で、仕事を通じて自己の能力と個性を最大限に発揮し、結果として社会貢献につながるような豊かな職業生活をどう築くかを考えることである。年功序列や終身雇用が崩壊し、所属する組織任せのキャリア開発が機能しなくなった昨今、自らのキャリア形成に個人が責任を持つ必要がある。本科目では、自己のキャリア形成を主体的に考え、その方向性を決定し、グランドデザインを描き、時代が求める人材になるための社会人基礎能力を高めるための考え方を学ぶ。

キャリア入門

講義 本科目では次世代を見据えたキャリア形成のありかたを社会人基礎力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」)を中心に考察して、大学で学ぶことの意義の再確認と自身のキャリア設計を考える機会を提供する。 特に既存の業界フレームワークにとらわれることなく新しいビジネス領域を切り拓くビジネスプロデュース力を身につけるための考え方などを習得する。

コミュニケーション論

講義 グローバル化とIT化の波により、私たちのコミュニケーションは大きく変容しつつある。異国にいる外国人と、インターネットを介してコミュニケーションする。そんな場面ももはや当たり前となりつつある。とはいえ、コミュニケーションの基本自体は変わっていない。着ている洋服やジェスチャー。それもまた重要なコミュニケーションであり、見過ごされがちだが、軽視できない。これらにより誤解を与える事さえある。本科目では、コミュニケーションの基本を押さえつつ、それを日々どう活かしていくか、自分の伝えたい事をどのように相手に理解してもらうかを学んでいく。

セルフマネジメント論

講義 セルフマネジメントとは、学習や仕事において高い生産性をもたらすための自己管理の手法である。セルフマネジメントを実践することにより、効率化を実現し、他者からの評価を高め、自己ブランドを確立し、継続的に有益な情報を発信できることが期待される。本科目では時間管理や目標設定、進捗管理の考え方を学び、さらにキャリアやスキル開発、将来の人生設計を考えるために必要なビジネスマインドを育成する。さらに、異分野とのコラボレーションを通じてイノベーションを起こせる人材になるために必要なものの考え方についても学ぶ。

ボランティア論

講義 本科目では、ボランティア活動を志す上で基礎となるボランティアの価値を知り、実施するために必要な知識を習得する。ボランティアを受け入れる現場、コーディネートする現場、実践経験者など、ボランティア活動に携わる人の声を多面的に聞き、ボランティア実践への理解を深める。特に生涯学習、ライフプラン、キャリア形成における生活態度に、社会貢献の意識やボランティアの活動を組み込んでいく礎を築くことに力を入れる。

リーダーシップ概論

講義 本科目では、「求められるリーダーの人材像と発揮できるリーダーシップは、市場や社会環境、組織の状況によって変化する」、「リーダーとは、どのような環境、場面においても、成果を出すことに焦点をあてた意思決定と行動でチームを導く意志、覚悟を持った人材」という考えを前提にして、リーダーが持ち合わせるべき発想法、問題発見と解決方法、マネジメント手法、リーダー自身のあるべき姿(姿勢や態度)について学習する。また、これらをスキルとして身につけるために習慣化すべき思考や行動を学ぶことで、組織におけるリーダーが持つべき最低限の素養を習得することを目指す。

ロジカルシンキング

講義 ビジネスの世界では、いろいろな局面で「情報を収集・整理・構造化する思考」が求められる。本科目は、このような思考を「ロジカルシンキング」と捉え、状況整理、課題分析、問題解決を行う局面に用いることを想定し、その考え方や手法を学ぶ。具体的には、ロジカルシンキングに則った頭の働かせ方をスムーズに行えるようにするため、図(主にツリー図、ベン図、マトリクス図、点グラフ、フロー図)を活用した思考技法を身につける。

ロジカルライティング

講義 文章を書くことは、自分の考えを相手に伝えるためのコミュニケーションのひとつである。この科目では、受講生が社会生活において必要な文章を書くことができるよう、「主張を的確に伝える文章のポイント」について基礎から解説する。第一部では、レポート・論文の書き方について、例を示しながら説明する。第二部では、さまざまなビジネスシーンにおける文章の特徴とルールを紹介する。科目全体を通して、生涯にわたって活用できる、実践的な文章力の習得を目指す。

Pepper入門 ~ロボットの現状と未来~

講義 2014年6月、世界初の感情認識ロボットPepperが発表された。このPepperに代表されるロボットがいよいよ家庭や企業に入る時代となった。本科目では、Pepperを通じて、ロボットの開発や応用がどこまで進んでいるかを理解する。Pepper誕生の背景に触れながら、Pepperの注目すべき特徴や機能、ビジネスモデル、ロボアプリの開発、応用事例を解説する。さらに、Pepperを含むロボットが、今後の社会にどのような影響を与えていくかについて論じる。

化学入門

講義 化学は、環境・エネルギー、エレクトロニクス、健康・医療等、多岐にわたる分野で重要な役割を果たしている。本科目では、発電と畜電や液晶ディスプレイ等、身近な現象や製品を題材に、基礎的な化学の知識や考え方について学ぶとともに、環境問題や健康問題等、現代社会の各課題を化学的なアプローチで解決していく可能性を理解する。また、化学の本質である「分子」を中心とした考え方を学ぶことで、物事を表面的に捉えるだけでなく、よりミクロな視点でその構造から理解しようとする姿勢を身に付けることを目的とする。

健康管理入門

講義 近年、健康管理への関心は一段と高くなっているが、自分自身に合致した方法を理解した上で、実践できているだろうか。本科目では、健康管理に関する三大要素と言われる運動・栄養・休養を軸に、メンタルヘルス対策やパソコンデスクワークによる疲労の解消法など、職場環境におけるテーマもとりあげて、自身の健康状態をコントロールするためのポイントや注意点について学習する。世の中に溢れる様々な健康管理に関する情報の中から、自分に合った正しい知識を身に付けて、健康で豊かな社会生活を過ごすための習慣を養うことを目的とする。

地球科学入門

講義 「地球科学」は、地球を構成する岩石や大気、海洋などの物質や、それらの相互作用を理解し、地球上の諸現象を明らかにする学問である。また、現在だけでなく、過去の地球環境を研究対象とすることで、将来の環境変化の予測ができる。本科目では、地球の姿とそのダイナミクスがもたらす地震や火山噴火のメカニズム、大気と海洋による地表環境の支配、地球環境と生命の誕生・進化について、初学者向けに平易な言葉を使用して講義する。本科目を通じて、地球環境と調和した持続的な人間社会を築くために必要な基礎知識を修得することを目指す。

ロボット学入門

講義 100年近く前にSF小説の中に初めて登場したロボットは20世紀後半になって工場の中の産業用ロボットとして現実のものとなった。21世紀に入ってロボットはさらに一般的な存在となって工場を出て家庭に入ってこようとしている。ロボットの研究開発は日本が世界中で最も盛んで、これからの日本経済を担う産業になることが期待されている。ここでは、ロボット開発はどこまで進んでいるのか、人間型ロボットは何を目指しているのか、ロボットの産業化はどうなっているのか、これからの人間とロボットの関わりはどうあるべきかなどについて最先端の成果に基づいて具体的に論じる。

我々の宇宙

講義 我々が生きているこの宇宙はどのように生まれ、どのような構造をもって進化してきたのだろうか?宇宙の誕生、星の一生、太陽系の進化などについて概観し、さらには地球のような生命が住める惑星はどのようにできたのか、系外惑星系の発見など最新の成果を踏まえながら、講義する。

人工衛星入門 ~宇宙の総合エンジニアリング~

講義 昨今、100kg未満の超小型人工衛星を利用した事業の拡大により、通信や地球観測、気象などの様々な分野で社会への人工衛星の貢献が注目されている。本科目では、人工衛星に関する基本知識として、企画立案から打ち上げ・運用・廃棄までの流れと技術的背景を学ぶとともに、人工衛星を取り巻く昨今の状況や利用上の課題を踏まえて、今後の宇宙開発・利用の可能性を探求する。人工衛星について学ぶことで、工学的知識の獲得のみならず、新事業立ち上げや社会インフラ構築など、広い視野で総合的に技術と社会との関わりを理解することが期待できる。

恐竜古生物学

講義 恐竜は地球に登場した過去の生物の中でもとりわけ劇的な歴史をたどってきた。恐竜は絶滅した動物であると同時に1億5000万年もの間繁栄を続けた非常に成功したグループでもある。恐竜に関する情報はメディア等でも氾濫しているが、その解釈は難しいことが多く、逆に謎が深まっている側面もある。本科目では、恐竜がどのように登場して進化をとげ、そして最後に突然の絶滅を迎えたのか、最新の科学成果と実際のフィールドワークに基づいて論じていきたい。また、恐竜たちの考えうる生態についても考察を試みていきたい。

自然環境を守る

講義 環境問題への国民的な関心が高まっている今日、人間社会と自然環境との調和ある共生関係が問われており、その実効性ある解決手段は、保護から環境マネジメントの考え方に移行している。そこで、富士山や国内外における自然環境のさまざまな保全対策を紹介しながら、臨場感ある問題点の紹介、先進的な解決方法、合意形成の手法、市民やNPOの役割、パートナーシップ形成のプロセス、行政や企業のあり方、制度設計など、現場からの生きた自然環境学の最新情報を論じていく。

生物学入門

講義 生命科学が社会に大きな影響を与える現代、生物学はその技術の基盤にあたる分野であり、学ぶことによって社会や生物に対する新しい本質的なものの見方を身につけることが期待できる。本科目では、生物をDNA、細胞から器官、個体、種といった階層レベルで把握し、生物が共通に持つ特長を理解するとともに、生物同士の違いについても理解することを主な目的とする。本科目を通じて、生命とはどのようなものかを知り、人類が将来どう生きていくかを考えていく一助としたい。

博物学

講義 宇宙、自然、社会すべてを網羅する総合学として構想された最も壮大な知の冒険だった「博物学」。20世紀に入ると壮大すぎるがゆえに滅びたが、21世紀にはその発想が再び意味を持つ。本科目では偉大な博物学者たちを通じて、その独特な世界観を紹介し、私たちの知的刺激とする。

暮らしの中の物理学

講義 雪の結晶はなぜ「六角形」なのか、水中ではなぜ物がぼやけて見えるのか、冷蔵庫の中はどうして冷えるのか、食べ過ぎるとなぜ太るのかなど、身近な自然現象や身の回りの事象はすべて物理学の法則に従っている。本科目では、こうした暮らしの中の「物理学」を通して、難解な数式や専門用語を用いずに理解し、科学的センスを養うことを目的とする。また、講義を理解するために必要な物理学の基礎事項は、すべて講義の中で説明する。

物理学入門

講義 本科目では、物理学の基礎(力学・熱・電磁気・光)に焦点を絞り、日常生活で目にする素朴な現象を物理の視点から見直す。複雑な数式や法則は極力避け、最も基本となる概念と考え方を、平易な言葉で解説する。その繰り返しを通じて、日常の生活と物理学との密接な関わり合いを実感するとともに、進展著しい先端科学技術の基礎を担う「物理学的なモノの考え方」に触れる。さらに、普段目にする様々な現象をトピックとして取り上げることで、見慣れた日常の中から新しい課題・問題を発見する力を養う。

Webデザイン入門

講義 日常生活でよく目にするWebページやブログ、SNSなどの画面は、見た目の美しさやオリジナリティだけではなく、使いやすいようにデザインされている。優れた デザインにはセンスのみならず、利用者にとって使いやすくするためのロジカルな要素が重要である。本科目では、Webデザインの重要な要素であるレイアウト、 色彩配色、文字のデザイン、PCとスマートフォンでのデザイン手法の違いなどについて学習し、その良し悪しを評価できるスキルを身に付けることを目標とする。

ITマーケティング論

講義 本科目は、受講生が日常の仕事に即座に活用できるマーケティングの実践スキルを身につけることを主目的とする。商品開発や顧客獲得のためにはどのような姿勢が求められるか。ITをはじめとする販促ツールをいかに有効利用すべきか。ナショナルブランドを展開する大企業の事例にとどまらず日本各地の中堅・中小企業の成功事例を多数紹介しながら講義を展開する。

ゲームの歴史と未来

講義 「スペースインベーダー」以降、コンピュータゲームは時代とともに、さまざまに姿を変えてきた。本科目では、「アーケードゲーム」「家庭用ゲーム」「PCオンラインゲーム」「携帯電話アプリ」など、現在4つのカテゴリに分かれているそれぞれのゲームの特長を、その歴史と貴重な関係者の証言をもとに分析する。形と場所を変え、進化を続けるゲームはこれからどこへ向かうのか? ゲームの未来と可能性へも言及する。

社会保障入門

講義 社会保障の仕組みは固定的でなく、その時々の社会情勢等の影響を受け、常に更新を繰り返している。そのため社会保障の各制度は複雑に見られがちであるが、一つの幹に、時代に合った要素が付加されてきたという構造を把握することで、本質を理解することができる。本科目では、年金、医療保険、介護保険などの各種社会保険制度を扱うことに加え、定年延長、生活保護や少子化の問題など、現代的なトピックを織り交ぜながら、「生活者」の立場で知っておくべき社会保障の知識を身につける。

ソーシャルメディア概論

講義 人的ネットワークが、ネット上で新たに形成される時、ソーシャルメディアは今までと違った新たなメディア価値を生みはじめている。事業者側が伝えたいことよりも、ユーザー側が新たに経験したことのほうが事象として伝播していく。21世紀のメディアも、モバイルメディアへの統合化が進み、手のひらからソーシャル全般へと、情報の流れさえもドラスティックに変化を遂げる。そのようなソーシャルメディア時代の本質は「正直さ」であり、インターネットの登場から20年以上が過ぎ、ようやくこれからがインターネットの本物の進化と出会える時代といえる。本科目では、人類がいまだかつて経験したことのなかったコミュニケーションの新たな歴史を考察するために、現代のソーシャルメディアの活用事例について概観する。

テレビ・人間社会学

講義 34年のNHKアナウンサー経験を通じて、目の当たりにしてきた番組制作現場の様子や、そこで展開される特異な世界を司会者としての視点で見つめてきた。デジタル浸透時代の今日にあって、テレビ制作の現場ほど実はアナログ(人間)的な世界はない。テレビ界のさまざまな「人間行動」に焦点をあて、テレビの魔力と魅力に迫る。

スポーツビジネスのしくみ

講義 衛星放送やインターネットを通じて、コンテンツが瞬時に世界を駆け巡るスポーツの世界は、ビジネスのグローバライゼーションの縮図ともいえる。サッカーやバスケットボールなどのプロスポーツが世界中で大きなビジネスとして浸透しているなかで、日本のスポーツ界はどう舵を取るべきなのか。 本科目では、グローバライゼーションがスポーツ興行に与えている影響力とともに、スポーツが経済や社会に与えている影響力を学び、日本のスポーツ・コンテンツのあるべき姿を模索したい。

まちづくりデザイン

講義 本科目では、「まちづくり」に関する基礎的な学習と知識の習得を目指す。近年、住民参加による居住環境の改善、景観保全・整備、地域活性化等の多様な「まちづくり」の活動が全国で盛んに行われ、一般的な関心も高まっている点を踏まえ、「まちづくり」の類型、住民参加の考え方や方法、地区の計画・デザインのプロセスと支援技術、および実践例の学習を通じ、住民参加と地域主導を基本的理念として育成されてきた日本独特の「まちづくり」の概念や近年の動向と課題に関する理解を深めると共に、自分自身の生活する居住環境の問題を読み解く力を高めることも狙いとする。

メディア情報文化論

講義 人間とはコミュニケーションする動物である。初歩的な記号表現(言葉や映像)から複雑なテクノメディア(写真・電話・テレビ・パソコン・モバイル端末など)に至るまで、人間はこれまでさまざまなタイプのコミュニケーション手段を考案してきた。人間にとってコミュニケーションとは不可避であり、それなしに文化的活動を営むことはできない。本講義では、あらゆるコミュニケーションを何らかの媒体によって仲立ちされた「メディア・コミュニケーション」として位置づけ、記号論・メディア論・メディア史・コミュニケーション論の知見を横断しながら、現代的なコミュニケーション環境における人間と文化のあり方を考えていく。

映像制作の理論

講義 本科目では、映像収録の技術論と理論を学ばせる。実際の撮影では、撮影、照明、録音が一体となって映像の収録が行われる。これをWeb上で理解しやすくするために、実際のフィールド上での操作を映像で示している。また、イラスト・写真などでそのシーンを分解しており、各自オフラインでの自習もしやすい。専門家をゲストスピーカーとして招き、「私の撮影論」「私の録音論」などを展開し、優れた映像、視聴者の心をつかむ映像とは何かついて映像収録の観点から理解させる。

企業環境学―企業経営と環境取り組み―

講義 地球環境問題を真正面から捉えた、これからの企業経営のあり方について、環境問題全般の理解を深め、国の環境政策、環境法規、企業の実際の行動、今後の課題などを検証し、これからの望ましい企業経営姿勢、さらには社会のあり方について考察する。

社会学入門

講義 社会は、私たちが日々接する集団や組織、そして人間同士の関係から形成されている。社会学とは、こうした人間や集団からなる社会を主な研究対象として、その仕組みやはたらきを解き明かし、浮き彫りになった問題と向き合い、よりよい社会を展望する学問である。本科目では、基本的な社会の捉え方を理解した上で、常識に捕われずに自ら考え、建設的な問題意識と多角的な視野を持てるようになることを目的とする。具体的には、私たちに身近な「本音と建前」を社会学的に捉え直し、また、「いじめ」や「差別」、「デマの流布」、「ネット上での『炎上』」等を取り上げながら進めていく。

政治学入門

講義 本科目は「政治」を題材に、実際の社会において①「使える知識」、②「使える思考枠組み」を、受講生が習得することを目指す。①としては、政治・行政の動き、日本の政治制度など、社会人として求められる基礎知識を、実態に即したかたちで解説する。②としては、現実の政治現象を解明するための考え方の枠組みについて講義する。具体的な題材としては、選挙、政党、政治メディア、国会、内閣・官僚制といった、政治・行政の主要なテーマを扱う。

日本人はテレビをどう食べたか?ー制作現場からのテレビ映像論ー

講義 電通の調査によれば、「人間の役に立った20世紀の発明ベスト3とは、何?」の回答は、抗生物質、飛行機、そしてテレビである。テレビ恐るべし。そして、大いに論じるべし。本科目では、ユニークなテレビ論を展開する。 『ウルトラクイズ』から『はじめてのおつかい』まで、ディレクター50年の経験を生かして、テレビと日本人との関係を、昭和・平成の文化史に添って総見する。テレビ番組を作りたい学生には、制作のノウハウと哲学を丁寧に語ろうと思う。 「見たいテレビが無い」という学生には、誰も知らないテレビ局の舞台裏を紹介しようと思う。この講義は、日本人の心が見えてくる現場密着型のテレビ文化論である。

流通経営論

講義 人と人との係わり合いの中で商品交換を基礎とした流通経済は、自然に発生・発展してきた。現代社会において欠かすことのできない流通経済に関して、実例を紹介しながら解説していくことを目的とする。企業規模の拡大とともに、困難な事例の種類が変化してくる。流通業の経営においては、一定の法則があり、企業がその節目をどう乗り越えてゆくかを論じる。

アンコール遺跡を中心とした文化遺産の保存修復

講義 日本、アジアの文化財建造物を中心として、文化遺産の保存修復・活用をめぐる諸問題について講述する。特に、日本の古典建築、アンコール遺跡、ベトナム・フエ王宮都市における具体例について、調査、修復技術、活用と保存の調整、地域再生に果たす役割などに関して、各々の特質と課題を比較して論じる。

韓流文化論

講義 近年、「韓流」というキーワードで語られる韓国のドラマ、映画、音楽などのポップカルチャーに着目し、韓流文化についての知識と理解を深めると同時に、異文化交流や比較文化論的観点など様々な視点からその意味を読み解く。また韓流文化を理解する上で役立つハングルの基礎知識についても教養として身につけられるよう目指す。

キリスト教文化

講義 キリスト教文化が、世界中のいかに多くの国の人たちの日常生活の一部になっているかを見ては、誰しも驚くでしょう。この発見は、しばしば楽しいものであり、欠くことのできないものです。このような関係を知れば、世界の文化と人びとをより深く理解することができるのです。例えば、"Good-bye"というのは、ただ「さようなら」というだけでなく"God be with you"(神があなたと共におられますように)という意味があるのです。映画の翻訳でもキリスト教や聖書に関係のある挨拶や表現が多く見られます。

住まいの文化史

講義 私たちの住居形態は多様で、古代以来の伝統的な形態を保持している反面、近代以降は西欧からの強い影響を受けてきた。さらに第2次世界大戦後は、民主主義を社会的背景としてアメリカからの影響をも受けている。また、住宅は一般建築と異なり、技術的・工学的、あるいは芸術的側面のみならず、人間の生活を抜きにして考えることができない。こうした人間と生活に視座をおいて、各時代の住まいを見てゆく。

世界遺産学概論

講義 ユネスコの世界遺産に関する基礎的な事項について学習することを目的とする。世界遺産とは何なのか、世界遺産条約の理念や目的、世界遺産の登録要件、国内外の多様な自然遺産と文化遺産、危機にさらされている世界遺産、世界遺産の保護と保存の課題などを多角的に取り上げる。地球と人類が残してくれたかけがえのない世界遺産から多くのことを学ぶとともに、それらをどの様に保存・活用し未来世代に継承していくべきか、現在を生きるわれわれ人類が果たすべき役割について学習する。

世界遺産でたどる日本の歴史

講義 本科目では、日本国内に所在する世界文化遺産のうち、主なものについて詳しく解説する。国際化が進む現代社会において、日本を世界に紹介するために、日本の歴史や文化について自信をもって語ることが強く求められている。そのような状況に対応するため、写真や図を多く用いながら、各文化遺産を構成する諸要素の見どころを説明していく。また、文化遺産それぞれの歴史を学習することを通じて、仏教文化を中心とする日本文化の特徴と歴史の流れを理解することを目標とする。

日本の伝統芸能

講義 日本の伝統芸能は、渡来の文化や日本古来の歴史・自然・宗教を豊かに取り込み、いまも日本人の生活のあらゆるところに息づいている。本科目では、まずこうした伝統芸能の世界に広く親しみ、能楽(能・狂言)、文楽、歌舞伎等についての基礎知識を教養として身につけることを目指す。同時に、第一線で活躍する演者や伝統芸能を支える人々へのインタビュー映像、教員自身のフィールドワークの成果を通じて、伝統芸能の現代日本社会および海外との関わりや将来的な展望について理解することを目的とする。

講談の世界

講義 話芸としての講談は、慶長年間徳川家康公の前で語った赤松法印が始まりであり、「太平記」を語ったことから「太平記読み」と言われた。その調子は、修羅場読み、世話物、怪談などに分かれている。本科目では、メリ、ハリ、ツッコミ謡い調子の講談調の基礎を学び、それを実践することで、日本語の持つリズムを体得するとともに、物語りの背景にある歴史や文化を学ぶ。特に江戸時代は日本の伝統文化が円熟味を増した時代であり、数々の講談を語る事によって、日本文化の奥深さを知り、日本語の美しさを体感する。

宗教と建築からみたインドネシア文化

講義 「インドネシア」の語源は、「インド」とギリシャ語の「ネソス」(島の意)に由来する「ネシア」の結合で、語義は「インド諸島」に等しい。数多くの民族の文化的な著しい多様性を、単一共同体へ政治的に統合して成立した国家がインドネシアである。ジャワ文化、バリ文化、トラジャ文化など個別の文化はあり得ても、それを統合したインドネシア文化の措定は、ある種の用語矛盾と見る説すらある。本科目では、多様なインドネシア文化の成り立ちを宗教的側面から解読し、その理解を助けるために、ヒンドゥー教・仏教建築、イスラーム教建築などのインドネシアの宗教建築の建築表現の背後にある造形の思考を学び、個々の建築形態・デザインが導かれた宗教的背景を読み取る力を培うものとする。

宗教学入門

講義 宗教は、さまざまな文化圏に属する人々が長年培い、育んできた文化である。それは、彼らの世界観や倫理観の枠組みでもあり、世界の急激な変化を理解するうえで欠かすことのできない重要な要素である。本科目では、仏教・キリスト教・イスラーム教を中心にその基本的な教義や活動を学び、翻って日本人の宗教観の理解に繋げるとともに、ニュースで報じられる世界情勢の宗教的要因や異文化への理解を深めることを目的とする。

心理学入門

  • 栗延 紗也香
講義 本科目では、心理学の初学者を対象に、心理学の基礎的事項を網羅的に講義する。心理学は、人の心に関する科学的な学問であり、実は私たちのさまざまな生活の部分に深く関連するため、専門家になろうと思わない人でも、ある程度心理学に精通しておくとよい。本科目を通して自分及び他者が、どうしてそのように考えるのか、どうしてそのように振る舞うのか、どうしてこのような印象を与えるのかということについて、より良い理解を深め、洞察できるようになることを目的とする。

「使いやすさ」の心理学 ~デザインとユーザビリティ~

  • 栗延 紗也香
講義 開けにくいドア、間違えやすい入力システム、使い方がわからないホテルのシャワーなど、私たちの周りには、「使いにくい」モノであふれている。モノやシステムの使いやすさや使うことによる満足感を意味するユーザビリティは、私たちの日常にも深く関わっており、工学や心理学の分野を中心に重要な研究対象とされている。本科目では、モノやシステムのデザインとユーザビリティの関係について、実際の例を挙げつつ心理学的視点から講義する。最終的には、モノやシステムの開発において、「使いやすいデザイン」「使って楽しくなるデザイン」とは何かを判断できるようになることを目的とする。

西洋音楽史

講義 なぜ西洋音楽は、これほど世界中に広まったのか? それを知ろうとすることはすなわち、西洋文化の特質と、その受容の歴史を紐解くことに他ならない。中世からの長きにわたる西洋音楽の歴史を紹介しつつ、宗教や哲学に深く根ざした西洋人のメンタリティに触れる。今日の私たちにもなじみ深い音楽作品の数々が生まれるに至った経緯を探り、音楽をはじめとする芸術を媒介にした西洋文化への広い理解へと導いてゆく。

西洋建築 歴史の旅

講義 例えば、旅行でヨーロッパの古い建物に出会う時、何をどう見たら良いのだろうか。先入観を持たずに鑑賞し、自分の感性を信じて解釈することも大切ではあるが、建物の成り立ちを知っていれば、その建物がどのような思考や社会的背景のもとで建てられたのかについて、より深く理解をすることができる。本科目では、西洋における古代から現代までの建築の長い歴史を豊富な画像を通じて辿り、建物を読み解くことの楽しさを知ることで、ものごとの本質を追究する力を養う。

日本語文化論

講義 日本語の正しい使い方と人間関係をより良くする表現等を実例を挙げながら学んでいく。 1. 気持ちよく挨拶をしましょう 1. 美しく豊かな言葉を使いましょう 等 ここで学ぶ適切な言葉の選び方は、社会人にとっても有益なものとなる。また、会話やコミュニケーションが苦手な学生にも、ぜひ受講してもらいたい。

日本文学入門

講義 現代の生活や文化は、過去からの連続性を有しており、突如として現れたわけではない。歴史の流れとともに、文学作品も変化していくが、今も昔も人は同じように喜怒哀楽を表現している。本科目は古事記、日本書紀に始まり、平安・鎌倉・室町時代から江戸時代、そして明治から現代に至るまでの文学作品を広く扱い、日本文学の基本的な知識を身に付けるとともに、歴史的変遷を通して、日本の文化と人間を理解することを目的とするものである。

和食文化論

  • 福留 奈美
講義 本科目では、日本の伝統的な食文化である和食文化に焦点をあて、その特徴と成り立ちについて講義する。和食文化を特徴づける具体的な食材、調理法、料理、盛り付け、作法などの事例紹介を豊富に取り入れる。食文化をとらえるには、歴史的な時間軸と地域特性をふまえた空間軸のふたつの視点が必要となる。本科目では、このふたつの視点を通して和食文化の概要を理解し、世界が注目するWASHOKUについて説明できる力を養う。

※ 開講科目・担当教員は変更になる場合があります。