世界遺産コラム

インドネシアの国づくりと文化財政策

小野邦彦
多民族国家インドネシアでは、古代のヒンドゥー・仏教の思想をうまく利用しながら国づくりを行ってきました。多様な国指定文化財と、独立後の文化財政策もその流れで理解することができます。

遥かなるマヤ文明を訪ねて

中村誠一
中央アメリカは、マヤ文明が栄えた地です。その世界遺産には、マヤ文明で一番美しい都市と呼ばれる、パレンケやコパンの遺跡、いまだ大部分が密林の中に眠るティカルの遺跡などがあります。

日本の古代文化を学ぶ

高橋信雄
南北に細長い日本列島には、各時代を通して多様な文化が見られ、さらに近年の発掘調査によって新たな発見も相次いでいます。日本古代文化の基礎的な知識を身につけながら、歴史を見る目を養う方法を紹介します。

世界遺産を映像で語ろう

朝田健治
簡単で高性能になったビデオカメラを使って世界遺産や故郷の伝統を語り継ぐ映像アーカイブに取り組みましょう。映像は「その時・その場所」にいる人だけが記録できる貴重な歴史資料です。

国際機関・ユネスコで見た30年間

松本慎二
筆者はユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に1975年から30年間勤務し、新国際情報秩序をめぐる対立、米英の脱退、ソ連崩壊など数々の激変を体験してきました。これらの経緯とユネスコの対応を紹介します。

文化遺産保護の国際協力

青木繁夫
人類共通の財産である文化遺産が、紛争などで危機に瀕しています。日本はユネスコなどに協力して、その保護の大きな役割を果たしています。このような国際協力の活動内容とその問題点についてご紹介します。

中国考古学最前線

小柳美樹
中国考古学では初期王朝の謎に関心が集まり、陶寺遺跡や周原遺跡の発掘に期待が寄せられています。田螺山(でんらざん)遺跡では最新の分析により新石器時代の生活が再現されようとしています。

西アジア考古学の挑戦:その歴史と魅力

西山伸一
西アジア考古学は、西アジア各国にある世界遺産を含む文化遺産の価値について、広く人びとに提示するという挑戦を行っています。その研究の歴史を振り返りつつ、シリアの調査について紹介します。

世界遺産の保全とエコツーリズム

高梨洋一郎
世界遺産の保全をはかる上で、環境と観光の共生を図るエコツーリズムの考え方は不可欠です。と同時に、21世紀型観光の代表であるエコツーリズムを学ぶ場として、世界遺産は主舞台です。

西洋建築の見かた

西本真一
建物の歴史は、人類がファンタジーを紡ぎ出してきた歴史でもあります。異界を出現させるための大がかりな装置として、建築作品は造られてきました。その変遷を、平明にたどります。

ぬくもり溢れる日干し煉瓦

柏木裕之
泥を型枠に入れ、天日で干しただけの日干し煉瓦。その手軽さから世界で最も広く使われている建築材料のひとつです。エジプトを例に、その魅力と可能性を探ります。

太陽の船のつくりかた

山下弘訓
古代エジプトではどのようにして船を造ったのでしょうか?今でもギザの「クフ王の大ピラミッド」南側に眠るクフ王第2の太陽の船発掘・復原に向けて、これまで行ってきた研究の一端を紹介します。

古代エジプト文明の魅力

吉村作治
今から5千年前エジプトは国家として統一され、その後3千年間王朝文明が続きました。何故そのような長きにわたって文明が続き、しかもピラミッドや大神殿が次々とエジプト中に建てられ続けたのでしょうか。

世界遺産保存修復の現場から

西坂朗子
世界遺産、エジプト「古代テーベとそのネクロポリス」の王家の谷・西谷・アメンヘテプ3世王墓の古代壁画の保存修復の例を中心に、日本による国際協力、王家の谷の保存の現状や課題について紹介します。

インド・東南アジアの世界遺産の魅力

黒河内宏昌
インドや東南アジアには、日本にもなじみの深い仏教、ヒンドゥー教の寺院がたくさんあります。カンボジアの世界遺産アンコール・ワットの、不思議で魅力いっぱいの空間体験をご紹介します。

ピラミッド学のすすめ

菊地敬夫
古代エジプト人はクフ王の巨大なピラミッドを建造することで国の組織を整えていきました。完成したピラミッドは白く耀(かがや)き、地上と天空が接する「小さな」交点となったのです。
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